今年は都内の紅葉をちゃんと撮影できなかったなあ…である。自宅からだとわりかし近い昭和記念公園もすでに黄昏紅葉状態っぽい…
思ってたより季節の進みが早かった…なんとか紅葉が残ってそうなところがJR目黒駅から歩いて10分くらいの国立科学博物館付属自然教育園がまだ紅葉残ってそうだったので出かけてみた。(訪問日:2016/12/4 午前中 天気うす曇り 写真はすべて同日午前中撮影)
<行ってわかったこと>
ここは写真撮る人よりバードウオッチングしに来る人が多い気がする。(紅葉のピークは過ぎていたせいもあるけど)
色づいたもみじに飛んでくる鳥はカラスだけである…残念ながら…
野鳥は水のあるところにわりと出没するっぽい。
この日は青い宝石「カワセミ」がいたらしいけれど私はそばにいたおじさまに言われて探したけど、見つけられなかった…
<紅葉の状況>
2016/12/4の時点では都内にしては割と残っているなあ。という印象。わかりやすいところで北の丸公園と比較すると圧倒的にこっちのほうが残っている。
↓コナラの黄色ともみじの赤
<地球温暖化がこんなところにも…>
10年前に比べて3倍に増えてるみたいです。シュロの木。
珍し被写体組み合わせとしてはアリですが…いろいろ考えさせられます。
最低限の伐採だけはしてるみたいですが、シュロの増殖が止まらないみたいです。
↓シュロの木&黄色な葉っぱ
<この自然園の今後…>
園内の看板を読んでると、植物園というのはある程度木を間引きしたりしないと単なる雑木林になる運命らしい。
そして、この自然園はあまり木を伐採することをしてないっぽい。この自然園も長い年月をかけて雑木林になってしまうみたいです。(元は宮内省所轄の施設。天然記念物及び史跡という位置づけみたいなので、あまり手を入れられないのだと思われる…シュロの木が増えまくるのもこのあたりの理由にあるのでは。と推測。)
<場所を知ったきっかけ>
サライという和風なカルチャー雑誌を以前立ち読みしていたときに、この目黒自然園が紹介されていた。ただ紹介されていたものは紅葉ではなく「松」であった。木の皮が蛇の皮みたいになっている大蛇の松というものがあるらしい。
なかなか立派な松なので一度見てみたいなあ。と思ってたのだが、
↓大蛇の松…松は葉は常に緑深いけれども、幹は落ち葉がペタっと木の皮に張り付いているのこの季節はビミョーであった…たそがれ老松…
雑誌の写真もおそらく夏撮ったものと思われる感じだったので、来年の梅雨の頃にもう一度観に行ってきます…