ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

岡田美術館訪問記その1

箱根にある謎多き美術館である岡田美術館に行ってきた。(小田急のやっているユネッサン小涌園の向かい側あたりにある。箱根駅伝中継でもたぶんチラリと映るのではなかろうか?な場所に巨大な建物が建っている。)
(入館料2,800円…入場時に空港の搭乗ゲートにあるみたいなセキュリティチェックの機械くぐる等)
気力体力充分かつ観たいものが確実に展示されているときに訪問すると良い感じ。
以下、
・訪問のきっかけ
・美術館について
・モトは取れたか?
を書いてみる。(訪問日 2016/12/12)
(訪問のきっかけ)
今年の春、上野で大人気すぎた若冲展にさかのぼる。(始発で私は行きました…)出品作品のリストを見て思ったのが、わりと多め(たぶん二番目)に絵を出品していたのが今回出かけた岡田美術館である。
岡田美術館はカラフル鶏の絵のほかにも墨絵ちっくな絵も出品してたぽい。(1番絵を提供してたのは宮内庁
どんな美術館なんだ?と思いその後調査したところ、この美術館は箱根にあり開館してから3年くらいしか経過していないこと、2016年の秋~12月くらいの期間に岡田美術館所蔵のお宝若冲の作品が全て展示されることが判明。(経営母体はユニバーサルエンターテイメントという民間のアミューズメント系会社(パチンコ・パチスロ事業))
入場料の高さに驚くも、他の所蔵品も素晴らしそうなものが沢山…日本画のお宝箱な感じ。…
行くしかない…ということで行ってみた。
 
↓上野での始発朝討記…
↓岡田美術館の駐車場近くの足湯見ながら見れる壁画…

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(実際…)
車停めてから中に入るまで…
・駐車場からすぐ近くに足湯コーナー… 長さははば10メートル以上。
・足湯しながら、巨大な絵を見ることができる。 (正確には、大きいタイル何枚かに描かれたものでパズル風) 美術品巡りで疲れた足には癒されると思われる。入らなかったけど…
・入り口には、ドアボーイ風のおじさまがお出迎え。
・中に入ると、貴重品以外はロッカーにしまうように言われる。スマホやカメラ禁止。飲み物持ち込み禁止。
・入口までは写真撮れるっぽいが、ドアボーイ風おじさまの目もあり撮る気になれず。(看板くらいしか撮るものないですが)
・入館料をお支払いすると、駐車券も処理され、駐車代金は無料。
・空港セキュリティみたいなゲートは、小銭や鍵には反応無し。スマホは本当にバレて注意を受けてる人もいた。
・大きめなハンドバックは漏れなく開けられ、悪意なきペットボトル持ち込みとかもロッカーに入れるように注意される。
 
美術館のなか…
・順路は特に決まってない。5階建て。(5階にはほとんど展示品無)
・フロアの移動はエスカレーターかエレベーター。
・展示室は濃い紺が基調となっている。見やすいし、温度も快適。
・入口でのチェックが厳しい分、展示室には係員の方は誰もいない。
・客は午前中はあまりいなかったが、帰り際にもう一度若冲お宝コーナーを見たら、人が結構いたけれども人の頭越しに鑑賞する。というほどでもない。
 
…1階と2階は埴輪や器が展示されていた。
この埴輪も植木鉢みたいな色のものだけじゃなくて、身分の高い人がお墓に一緒に入れた陶器でできたカラフルな埴輪とかもある。(初めて見ました)
ここで気合をいれても肝心の若冲コーナーに行くまでに疲れてしまう。と判断し、先に若冲コーナーを見に行く。
(館内も若冲コーナーはこっち。なる案内が出ていたのでわりとこういう見方をする人が多いんじゃないかと思う。)
…中の写真が撮れないので上手く伝えられないのですが、和風美術工芸品や日本画のお宝箱。という表現がぴったりな感じなのだ。
 
3階と4階は日本画の展示がされていた。
…わたしはどちらかといえば西洋の印象派の絵画が好きなので日本画はあまり詳しくないのだけど、だれでもしっているあの方、この方(尾形光琳葛飾北斎とか)のお宝ざくざく。
…たぶん所蔵品すべては展示されてないっぽい。わたしのお目当てだった横山大観の絵の展示がなかった。(次回の特別展で展示されるぽい)どんだけいろんなものあるんだ…また来よう。である。
 
(モトはとれたか)
美しいモノ、素晴らしいモノを言語化するのは難しい…
朝9時に入館して出てきたのが13時…お茶スポットとかもなく、自販機もなく(ウオーターサーバーが一か所だけあったけど)ほぼ鑑賞のために時間を費やす。夫とも「すごいね~」という会話を何度繰り返したことか…
想像以上にいいとこだった。都内でひとの頭超しに1500円払うのと、快適空間で2800円払うのを比較すると思ってた以上に価値ある支出だったと思う。
 
また後日、その2書きます。
・普通の美術館と違うところ
・こうすればよかった等