市販されているだしパックで有名な茅乃舎の「飲む酢 柚子」がとても美味しく、本来の使用量の1/3の薄々希釈でお湯で割って飲んでいたのだが、(200ミリリットルで1000円もするのである…本来の使い方をすると、4回飲んだら終わり…なのでせこく消費。薄くても美味しいのである)これをマネゴトができないかとやってみた。
おいしさを一言で例えるなら「甘味と酸味がお行儀よく同居。高貴なお酢ドリンク」である。
ラベルを観たら、「はちみつ、リンゴ酢、柚子果汁」が原材料となっている。
できそうじゃん。マネゴト…
リンゴ酢以外は家にある。
リンゴ酢を作ってみた。
リンゴ1個と同じ量の米酢、リンゴ半分と同じ重さの砂糖を入れて、1週間常温放置。その後冷蔵庫に入れて出来上がり。気が向いたときにシャカシャカ降ると砂糖が溶けてきて、リンゴが浮いてくる。
リンゴ酢単体で味見。
…ピクルスの漬け汁としての任務が果たせそうである…ほんのりリンゴ味。以外と良い出来…
マネゴト開始。
マグカップに水を入れて、600ワット2分でお湯沸かす。
マグカップのなかにリンゴ酢、柚子果汁(カルディで購入)、はちみつ(自宅にあった)を同量(小さじに2くらい)入れて、混ぜる。
出来上がり。
味…なんとかなく茅乃舎に近い。
が、大事なモノが醸し出せていないことに気付く。
「香り」
柚子の香りが無い…
無臭…
食べ物は味のほかに香りも大事。ということを今更気づくのであった。
茅乃舎の飲む酢は甘味と酸味がお行儀よく同居、香りも並列で同居。
自作の飲む酢は甘味と酸味はとりあえず集合、香り不在。
商品の説明文は、
「甘味と酸味がありつつ、スッキリとした後味で柚子本来の味をお楽しみいただけます」となっていた。ホンモノはまさにその通りである。
…以上家庭科の実験でした…
左…本家
右…真似事一式。