本を読んだら一行でもいいから自分に役立てることを見つける。を最近意識するようになったわたし。
以前、成城石井に関するうんちく本を読んだのでそのことと実践編を。
読んだ本は
「成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?」という本である。
そのなかでワインについて言及されているところがある。
ワインは船で2か月揺られて日本にやってくる。の件。
成城石井のバイヤーさんがヨーロッパに行って口にしたワインがとてもおいしかった。で、日本で同じラベルのものを飲んだらまるで違っていた。同じラベルなのになぜ?
この味の違いはワインは船便コンテナで2か月どんぶらこ、と赤道直下のエリアを旅をしてくるのである。常温で。ワインが沸騰してるんではなかろうか。味が変わるのもあたりまえ、ということを考えたらしい。
しかも、このことに気付いたのは今から約30年前である…(成城石井の創業は1927年である)
ワインの定温輸送という珍しい取り組みを始めた。の件。
それから、成城石井ではワインを定温輸送(電源があり温度設定可能なコンテナでの輸送)にこだわるようになったという。
実際成城石井にいって、ワインのラベルをチラっと見ると輸入業者が成城石井になっているものや他の輸入業者のものとかいろいろまざっているけれども、
「Reefer(リーファー)」という表記がラベルに記載されているものが多い。
このReeferという表記がなされているものが、定温輸送されているもののあかし。なのである。
お手軽価格ワインから高級ワインまで丁寧扱いは一緒。なのである。
このReefer表記はエノテカとかで売っているワインでもたまに目にする。
自分がワイン買うときは極力このリーファー表記があるものにしているのだけれども、、身近で行きやすくて、(自宅最寄なので家まで持っていくのもラク)リーファー表記のあるワインとの遭遇率が高い成城石井のワインを最近は買うことになった次第でございます。
真面目な話をするとこのRefferは品質保証という意味じゃなくて、業界統一基準の「定温で運送してます」の意味らしい。(成城石井の店員さんから聞いた)
…ちなみに味はわたしはよくわからんですが…ちょっとだけこだわる自己満足…
↓Reefer表記のある成城石井で購入の泡系ワインとキンドルの表紙「成城石井は安くないのに選ばれるのか?」