少し前に読んだ本に、「アパレルメーカーの服の生産は売れ残りを前提として作っている。(売れ残り前提に価格を設定しているため、無駄な商品を数撃てば当たる方式で作っている。)」なることが書いてあって、へえ、と思っていたのだが、先日アウトドアショップのモンベルに行って思ってことなどを…
わたしの狙っていたM度満載なダウンが売り切れだった件
わたしの趣味のひとつに写真撮影というものがあるのだが、冬用の寒さ対策はやりすぎてやり過ぎることは無い。やるなら徹底的に。と前々から思っていて、数年前から狙ってた商品があった。それは、モンベルで売っているもので、
「ポーラーダウン パーカ」というダウンジャケットで、
・南極観測隊や極地冒険家の意見を取り入れて作りました。
・極寒地対応可能。
なるものであった。
普通の人にとってはそこまでしなくても…なM度満載の防寒対策満載ダウンである。
ミーハー観点からだと邦画「エヴェレスト神々の山嶺」という映画でV6の岡田君が来ていた衣装とされるダウンジャケットでもある…(ロケ地がエヴェレスト5200メートルのところだったらしい。このやる気満々ダウンがいかに素晴らしいか、がよくわかる)
お店に出向き、端末で在庫を探してもらったのだけど、無い。のひとこと。
全然余裕で在庫はあると思っていたわたし…世の中のニーズというものはよくわからない。誰が買うんだろ?こんなガチなモノ・・・
家に帰ってモンベルのネット通販を見てなんとか、「お取り寄せ。一週間かかります。在庫の確保は補償できませんが。」的な条件のもと注文を入れることができた。
わたしが注文した後は、Sサイズは売り切れ状態になり、他のサイズもほぼほぼ完売であった…ラスト一個になんとかまにあったぽい。
で、ネットで注文をした翌日、「一週間ほどでお届けします」とメールが来て、その次の日「発送しました。」なるメールが届く。発送追跡を見たら、日本海側の豪雪地帯から届くっぽい。(まだ届いてない。)
売れ残りが前提じゃないモンベル
モンベルに行った日(東京に大雪が降った前日の2018/1/21)は明らかに雪が降ったらおこたつ。と思わしき方々がこぞってモンベルでダウンジャケットやらブーツやらを買っている。お店の在庫もスカスカっぽい感じ。定価販売なのにセール状態でお客がわんさか。であった。
実はM度満載ダウンのほかに、狙っていた暖パンもあったのだが、これまた売り切れ…
(仕方なく他のアウトドアショップに行って、Fox Fireのものを買った…モンベルの倍のお値段だよ…である。)
モンベルはセールはほとんどしない。
お店の片隅にセール商品もあったが、型落ちと書かれているモノや、海外版(やたらとデカい)ものがほとんどだった。
常に定価で販売、値段もアウトドアブランドとしてはそんなにお高くもなく、品質もわりとよろしい、
つまり売れ残りを前提として製造していない。というのはこういうことなんだな。
と思った次第であった。
モンベルのカタログより。(有料カタログっぽい。夫がモンベルクラブとやらの会員になっており、年会費1500円でポイントが付くカードが付与される。そのおまけでこの477円のカタログがいただける。
↓岡田君とおそろいとされるM度満点ダウン。わたしは青いのにした。
極寒地対応のわりには3万円台とこれまたすばらしい。