ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン(大塚雄介著) 読書感想文

ヤバイよ、ヤバイよ…の、

最近お騒がせ仮想通貨取引所インチェック…

わたしは、会社名は知ってたけど今回の事件まで会社の経営業態は全く知らなかった…

この会社CMとかで知名度抜群だけど、なんと業者としては、なかなか金融庁の許可が下りず、みなし登録業者だったっぽい。

 

なんだかんだとテレビCMとかでの認知度の浸透ってのは、認知度の浸透と信頼性の浸透もほぼほぼ同時にやってしまうってことなんだなあ。と思ったのであった。

 

で、一年くらい前から世の中フィンテックやらブロックチェーン、仮想通貨、もろもろ、よくわからんが、「みんな一本の鎖でつながってまっせ。鎖は一方方向にしか伸びないの。分裂しないの。管理人がいないの。国境を越えてみんなで育てる民主的なお金なの。」みたいななんとなく理解しかしていなかったわたしが比較的よく理解できた気がする本がなんと、今回のお騒がせコインチェックの創業者のうちのおひとり(テレビでの会見では同席しているけれどもほとんどしゃべらない方)が書かれた↓の本である。

(半年くらい前に購入)

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実際の取引所を運営する側からの視点なので、「ビットコインやってみようよ。」なる誘いちっくな文面ではあるのだが、その部分を抜けばわりと平易で読みやすい本なのにな~。今回の事件がああ残念。(安全性の記述部分とか)

安全性に関する記述以外はわりといいと思うんだけどな…

 

本を改めて読んでみると、なんと、コインチェックに口座を開くためには身分証明書の写メだけじゃだめで、身分証明書を持った本人の自撮り写真も写メにして提出とか…へえ、そこらのネット証券で口座ひらくのよりめんどくさいじゃん…である。

なんとなくきちんとしてそうな勝手なイメージ…

 

さらに、今回の騒動。ビットコインの安全性について。

超黒字で、

「顧客のビットコインの大半はオフラインで厳重に管理している。」

…ですって…

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報道されてることと違うじゃん…である。

その後小さい字で、

「全体を100とするとそのうち数パーセントしかオンラインに置かず…」みたいなことが書かれている。 

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挫折した本…そりゃするわ…

(最近よく見かけるナントカの衝撃、ナントカレボリューション、みたいな刺激的な本を見かけると気になる傾向)

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