2月の中旬に北海道の美瑛・富良野地方への写真撮影ツアーに参加してきた。
実はその2週間前にも一泊二日の弾丸潜入で北海道の十勝地方に夫と出かけている。
…というわけで、2018年2月に一番自分で真剣に研究??したことのひとつが、
「防寒対策」であった…
(正確にお伝えすると、防寒対策と体調管理。であった。体調管理にかんしてはまた後に…)
そして、この防寒対策、こんなに真剣に対策したのに…まさかの失態をやらかしてしまった。
ひとことでいうなら、全くノー対策、想定外であった。
反省点を生かした防寒対策
↓
…実は北海道から帰ってきた翌日、美ヶ原高原の王ヶ頭ホテルに出かけてきた。
今回の大失態で学んだ教訓を生かした対策。
撮影終わって部屋に戻って三脚をきちんと乾かしたのであった…
三脚の脚の下の靴下風なものは、100均で見つけた4個とか2個でセットになって売っている「椅子の脚カバー」である。(通常はキャリーケースに三脚入れるときに使用。汚れ防止用。)
大失態に対する詳細↓
事件前日…
北海道二日目の最後の撮影地は「クリスマスツリーの木」であった。
1時間くらいいたのだけれども、思ったほど寒くないな~。とか呑気なことを思ってたら、カメラを乗せている部分がだんだんと白く凍ってきた。(カメラに異常なし)
これはカメラもヤバいかも。と思いカメラにフリース地で作ったカバーをぐるぐるさせる。
正しい外気温はわからないけれども、相当寒いのは確か。久し振りに三脚がここまで凍ったのを見る。
体感的には「手袋をしている指先が寒い。カイロ手袋のなかへ投入。」といったところである。
身体的には極地用対策をしていたため、問題なかったのだけれども。
↓極地用対策
ポーラーダウン パーカ着用感1(含:着用実験敢行…) - ひろこの自由研究
凍ってきた三脚のカメラが乗っかる部分↓
集合時間になり、カメラを三脚から外して、湿気取りの入ったジップロックの袋に入れリュックの蓋をしめて、三脚を折りたたむ。(湿気取り入りジップロックはグッジョブであった…冬の北海道必須…)
三脚はずぼっと雪に埋まっていたため、雪のツブツブが脚にこびりついている。
タオルで拭いて、畳んで、バスのトランクに入れる。
(今回の撮影ツアーでは三脚は座席持ち込み禁止だった。)
事件前日の晩…
ホテルに戻り、翌朝は出発早いわ、チェックアウトもあるわ。と思いつつ、どのテレビ局でもやっていた羽生君と宇野君のスケートに見入る…途中途中に北海道ローカルCMと思われるカーリングのそだね~のLS北見の選手出演のJALのCMとかもあり、北海道だわ~、明日東京に帰りたくないわ~とか思ったりもしていたのであった。
一応カメラリュックは部屋のドア近くの比較的寒い場所に置いて結露対策。三脚も同じ場所に置いておく。
まあ、普通はこのくらいしておけば大丈夫である。
事件当日の朝…
撮影地に行って発覚…
なんと、三脚の脚が伸びないではないか!!!
3段に折りたためる三脚の一番下の部分。
昨日雪のなかブスっと刺したところ。
雪は拭ききれたと思っていたのに、雪が中途半端に残り、それがホテルに戻って一応溶けて、また次の日の早朝バス移動(マイナス18度の外気のなか小一時間)でバスのトランクのなかでたぶん凍ったと思われる…
仕方なく、二段分だけ伸ばして撮影敢行。
まあ、日の出撮影ではなく、よかったよ。である。(あまり空を入れるような状況ではなかったので)
よくよく考えてみるとわたしの今まで、で雪の中プスっと三脚を立てる、なんてことはほとんどなかったのである。だいたいはなんとか地面が見えるところに立てていたので…
教訓
あんなに大騒ぎして準備したにもかかわらず、汚点を残したわけだが…以下教訓を。
真冬の写真撮影、
自分への防寒対策…
やりすぎるくらいの厚着が必要。ただし着脱がラクな方がいいと思う。わたしは極寒仕様のダウンで参加したけれども、通常ダウン+ウインドブレーカーという組み合わせも使えるんじゃないかと思った。(写真家先生の装い)
カメラの防寒対策…
夕方はぐっと冷える。タオルをかぶせるだけでもだいぶ違うと思われる。やはりカメラに防寒用のカバー付ける必要性はあると思う。
(わたしは大丈夫だったけど、人によっては、シャッターが下りなくなっている人もいた。)
今回もバスの中にそのままカメラを持ち込むと結露したっぽい。(周りのようす)撮影後は確実にリュックにしまってから車に乗るべし。わたしは今回はジップロックに靴用湿気取りを入れてその中にカメラ入れて、リュックにしまって、というかなりの過保護対策をしたが、湿気取りが少し液体化したので、結露対策には有用だということもわかった。
三脚の防寒対策…
水分は確実にふき取るのと、ホテルに戻ったら、三脚をもう一度広げて確実に水分は乾かしたほうがよい。
できれば、三脚ケースに入れてバスのトランクにしまうのが良いと思った。(写真家先生はそうしてた。)
冬はこの三位一体の対策が必要である。
…今一番興味があり行きたいと思っているオーロラ撮影でしくじり先生しななくてよかった。この失態。前向きにとらえることとする。