ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

圓光寺訪問記2(2018/11/26)

2018年の11月の最終週に京都旅行にいってきた。圓光寺というお地蔵さんとお庭がいい感じのお寺に行ってきたその続き…

その1

圓光寺訪問記1(2018/11/26) - ひろこの自由研究

待ち伏せは気にならないけど…

ちょっと交通不便な場所であるこのお寺、人が入らない庭園の写真(with赤敷物)を撮りたいな…思っていたより混雑してるな…が今日は難しいな…と思っていたとき、わたしの近くにいたお兄ちゃんが声をかけてきた。

「人多いっすよね~。自分、先週も来たんですよ。ここのお寺すごく好きで、四季を通じてきてるんですよ。」

…筋金入り…なおかつご朱印を集めるのもご趣味であるらしい。カメラもキャノンの最上位のSRが付くやつをお持ちであった…チラとレンズを見るとキヤノン純正のやつじゃなくて、Zeiss(ツアイス)のレンズを付けていた…装備がガチだの…

「普段何撮られてるんですか?」としゃべってきたので、

「一番好きなのは風景写真ですかね~。」と答えると、

「じゃ、待つの得意ですね…あはっ。畳の上だし、今日そんなに寒くないし…」

確かにそうだ。風景写真撮るときは寒空のなか待ち伏せとかはおおいにアリなのである。今のわたしは、畳に座って、チラと人がはけないかと見つつ、考え事をしつつ(これについてはまた後で)、そろそろ帰ろうかな。と思ってた野だけど…

 

混雑な京都での無人写真の撮りかた…(あまり上品な方法ではないが)

「僕、13時くらいからここにいるんですよ…今日は最後まで居ようと思うんですけど、人が入らない写真撮れそうなんで、もうちょっと待てるんだったら、一緒に待ちませんか?」なること言う。

??13時からここにいるの??(このとき16時少し前。)ワビサビは十分に堪能したし、煩悩もすっかりと抜けたんじゃなかろうか…どいうこと???と思っていると、

すすっと前のほうに出て、人が座っているにもかかわらず、赤いじゅうたんがヨレているのを直しだす。(人間のお尻というのは敷きモノをこんなにも動かすのか。なる新たな気づき。)

 

なんとなく感じた人はちょっとここ離れようかな。と思う雰囲気。普段わりとわが道を行く自撮り棒な方々も退散する雰囲気である…

「アンタだけの庭じゃないんだよ。」なる捨て台詞まで吐かれていたが、お兄ちゃんはお構いなしに赤じゅうたんのヨレを端から端まで直す…(当然であろう…寺や庭は写真撮る人だけのものじゃないのである…)

無人の空間ができた…

周りにこのときを待っていたと思われる人たちが、一斉にシャッターを押される…カシャカシャ~~、3分くらい赤じゅうたんと庭ノー無人の写真が撮影可能となった。

…すこしだけ便乗させてもらいましたが、途中で退散…

↓あまりの殺気だった雰囲気に横にどいて、かつナナメになってしまったの一枚。(絨毯ヨレ無)

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 絨毯ヨレあり(嵐の前のしずけさ)

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 心がザワっとなりつつ、次なる目的地に向かう。

こんなはずじゃなかったのに…心をザワっとさせるんじゃなくって、深呼吸しに来たんだよ。私…

このあと行きたかった書店である「恵文社一乗寺店」に行き、ホテルに戻る。

旅行記二日目につづく。