先日出かけた新・北斎展の続きネタ…というより、新たなる発見があったのでそのことを。
北斎展その1…商業活動多かったの若かりし日と白波富士山どっかんモノは70越え作品
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新・北斎展鑑賞記(2019/2/15) - ひろこの自由研究
美術展にいくと、「出品図録」なる飾ってある作品の作品番号、作品名、いつ制作されたか、所蔵先、いつ展示されているか(最近は前後期に分かれての展示も多い)等が書かれているものが入口配布されていて、これをいつも一部いただくことにしている。
↓新・北斎展の出品目録の一部
美術展の公式サイトで紹介されている目玉作品はどこにあるか?テレビで紹介された作品はどこにあるか?を把握するため、というミーハー理由よりこの「出品図録」を頂いているのだが、今回ある表記に目が留まった。
その表記とは「出品作品の所蔵先…島根県立美術館(永田コレクション)」という表記である。
六本木の森アーツセンターギャラリーで2019/1/17-2019/3/24期間にて開催されているこの「新・北斎展」で展示されている作品のかなりの数(今回は出品総数がチラと出品図録を見ると479作品あるのだけれども、数を数えるのがめんどくさくなるくらい「島根県美術館(永田コレクション)」というところが所属先の作品が多い。ざっと出品図録みただけでもたぶん6割強(もっとかも。7割行ってるかも)近くがここの美術館に所蔵された北斎作品だと推測。
島根県にある美術館で超有名どころとしてわたしのアタマにインプットされているのが「足立美術館」というところである。
横山大観の有名作品が所蔵されているのと、日本庭園が有名なところ。
足立全康さんという苦労人であるが商才のある方が、不動産で財を成し、絵画を沢山集め、都市伝説によると日本絵画と日本庭園のコラボレーションに心血注ぎこみ、日本庭園の景観を守るための電線を排除する施策として電線を地下化を進めてたり、そのための用地買収をしたり、なんてことで有名な美術館であります。
…まだ行ったことないので行ってみたい。と前々から思っていた美術館の一つである。
島根県立美術館に興味を持つ…
そして、島根県にある実は足立美術館以外にも有名どころなんじゃなかろうか。なのが今回わたしが興味をもった島根県立美術館である。
チラと調査。
新・北斎展に相当数の出品がなされていた、島根県立美術館(永田コレクション)とは、島根県出身の永田生慈さんという北斎研究家で有名な方(もうお亡くなりになった)が寄贈した作品群のことを指しているらしい。
もうひとつ、島根県立美術館(新庄コレクション)なるものもあるらしい。新庄さんという方が寄贈した作品群…
両者併せて、コレクションの数は相当数あるらしい。
そして、東京でこの島田県立美術館(永田コレクション)を鑑賞できるのが、今回の新・北斎展@六本木森アーツセンターが最後の機会らしい。
そして、更なる調査を進めると日本海に沈む夕日も堪能できる場所でもあるらしい。
…写真を撮ることが好きな私としては好感度急上昇、である。
この永田コレクションとやらが常設かそうでないのかは、美術館のサイトを見ただけではよくわからないのだけれども(この永田コレクションは2017年に寄贈されたもの、おその後10年かけて寄贈作品を調査研究し、お披露目も同時にする。なんていうのもチラとネットで目にした)
実はわたしが日本海側で行ったことのある県、って、
・新潟県
・石川県
だけなのである。
島根県にも興味がわいてきた。
わたしはどこか行きたいところ、があったときは、グーグルマップにも行きたいところスポットとして緑の印をつけて、いざその県やその近くにいくことがあったらそこに立ち寄ることにしているのだけれども、
結構ふたつ離れているのね…