こんまりさんお片づけネタの続き…
先日放映された「ＮＨＫスペシャル 密着ドキュメント 片付け 人生をやり直す人々」
番組は片付けられない人と寄り添うこんまりメソッド体得したときめきお片づけ体質にさせます請負人が（ときめきお片づけ講座なるものがあるらしい…ここの講座を受講するとときめきお片づけ請負人、こんまりメソッドの伝道者としての活動ができるらしい。）片付けられない人がときめきお片付け体質にさせます請負人と一緒になって、所有しているモノと向き合い、時に涙しながらモノを手放す。なんて感じで話が進んでいく。
↓視聴後感想…ときめきお片付けの方法
↓
ときめきオーラ満載だった食器のフチを割る…かなりショック…
（イケアの皿にときめくことができるお手軽体質な私…）
ルクルーゼの器の縁も割ってしまった。これはかなりショック。
こんまりメソッドは片付け代行ではないんだよ。
こんまり先生のオフィシャルサイトにも書いてある。
「片付け代行ではありません。」
「片付けができるようにお手伝いします。」
なんだそうだ。
いままでだったら、この説明文を読んだ私は
「お金払えば本気になるよね。片付くよね。」
という理解をしたと思う。この理解は確かに正しい。がもっと踏み込んだ解釈をすることもできる。
最近私は財やサービスに対して対価をお支払いする場合二つのパターンがあることを知った。
・等価交換型
・共同プロジェクト型
等価交換としてのお部屋すっきり
「片付け代行」イコールお支払いした金銭と引き換えに部屋スッキリお片付けの等価交換。お金払うから片付けてみたいな。表現悪いけれども遺品整理業者系みたいな。
共同プロジェクトとしてのお部屋すっきり
「お片づけできる体質になれるようお手伝い」これはときめきお片付けできる体質にさせますインストラクター先生と片付けられない体質の人との共同プロジェクトと換言することができるな。と番組を見ながら思った。
ただお金払ったからといって、片付け体質になるわけではない。病院行って診察代払っても当人が治す努力（薬の服用、生活改善等）しなければ治癒しないのと一緒。
片付けて人生再スタートしたい壮大プロジェクトに対して片付けられない人もお片づけできる体質にさせます指南人インストラクター双方が本気で取り組むことで成し遂げることができることなんだと。
もし仮に、わたしが1時間あたり6,000円払ってお片づけご指導を受けるのなら（ネットでちらと調査したらこんまり先生のお弟子さんにお片づけ指導を受けると１時間あたりの単価がこのくらいらしい。本家こんまり先生だとその倍くらいはするみたい）
わたしだったら延長料金は一切払わない。モーレツな勢いで片付ける。
二度とこういうことでお金は払わない。なるセコイ発想になるんじゃないかと思う。
でも、お片づけ出来る人に体質改善、はそうじゃない。
お片付け体質にさせます請負人先生との共同プロジェクトを成し遂げるのである。片付け体質になる。という高みに向かっての。
※テレビでは数ヶ月に渡りお片づけ。なる感じだった。一回１時間じゃ終わらなさそうな片付け御指南指導…いったいいくらかけてスッキリ人生にしたんだろう、というセコイ感想もあるわたし…
この類の出費（いわゆる無形な学びごとや習い事系への出費）は支払った対価はどこへ行った？？効果あった？とわたしはなりがちなので、こんまりさん片付け番組を見ながら、心に誓ったことがある。ときめきお片付け理論よりも…
等価交換にならないこのような類のサービスや財に対しての支払いには慎重に。やるなら本気で。ということを番組の本質である、ときめきおかたづけからは全く離れたことに対して考えさせられたのであった。
ふと思ったのは自虐ネタでピアノのレッスン代。
ピアノのレッスンを受けるということが、年に一度の発表会で成果物を出すためにやる。といういわゆるピアノの先生との共同プロジェクトなるものであったりする…
レッスン代払ったってピアノがうまく弾けるわけではない。あくまでも自宅自主トレと先生のご指導があってのことである。
ねたばれ？？
・等価交換型
・共同プロジェクト
財やサービスの支払いには二種類の区分けが出来るというネタ、この本から学んだ。↓
自宅リノベは業者との共同作業プロジェクトなんだよ。という話である。お金払ったからっていいリノベーションができるわけじゃない。っていう話。
サービスの受け手も提供者両方で本気で協力しないとうまくいかないんだよ。の話。
