ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

低解約返戻金終身保険(無配当)なる保険商品(知らぬ間に募集停止商品になってたよ…まあ客寄せ商品だったからなあ…)

守るるべきもの、にもよると思うのだが…あまり生命保険には早くに入らなくても…むしろ生命保険のお世話にならないような自分自身の健康管理だよ。なることをずいぶん後になってから私は知る。

 
きっかけは意外なとこから…
なるべく支払い系を一元化したいと思い、今お支払している生命保険(銀行引き落とし)をクレジットカードで引き落とすことを思いつく。
WEBではクレジットカード支払いへの変更ができないらしく、電話して手続きの方法を教えてもらう。(手元に保険証書用意。実際の電話口では保険証書の番号の他に名前と住所を聞かれた。)
なんと、QRコードが郵送で送付され、スマホに表示された画面に必要事項を入力して手続き完了。なんだそうだ。
…進んでるなあ。なる感心。(だったらネットでも銀行引き落とし→キャッシュカード決済もできるようにすればいいのに。)
 
で、自分が入っている生命保険、この存在を意識するのは年末調整の緑色の枠の紙に名前とか書いて、生命保険会社から送付されるハガキをペタッと貼って提出するときくらいしかないのだが、今更、自分の入っている生命保険がどんなものだったか、をきちんと認識してみることにした。
 
遡ることウン十年…
この生命保険は知人(すでにその生保から退職。友人とは言えないとこがなんともこの手の商品の残念なところではあるが…結果としては、決して悪いモノを勧められていたわけではないけど…)から加入したものであり、20年くらいまえに金融ビッグバンとやらで金融の垣根が取り払われ、損保系のひらがな名称な保険会社が沢山設立されおり、おそらく「客寄せ」として開発された生命保険にわたしは勧められるがままに入った。その知人もこれまでの営業経験が買われてひらがな系に転職しており、月末の数字集め的なところに協力させていただいた感じであった…
 
わたしが加入した生命保険は、支払期間をきちんと全うし、健康状態をキープできる客にとっては良い商品。途中で解約したり途中に健康上の問題で補償が足りなくなる可能性のある客にはあまりよくない商品。
 
ひらがな生保の客寄せ保険商品…(だと思うが)
…客寄せ、とは、おそらく生保的には儲からないはず。この客寄せ商品を足掛かりに次の商品への呼び水としたい系の保険商品。
…ズバリ終身保険なやつで、支払い支払期間を通して一定、定期保険みたいに、何十年かに一度見直しとかで、その補償厚くしましょう、でこの部分支払い増加、薄くしましょうでその部分のみ支払い減少、トータルとして支払いは増えるんだか減るんだか、ちゃんと補償効くのかよくわからず…みたいなものが無いもの。支払う保険料はずっと一定。
…掛け捨て部分が極力抑えられているため、まあ貯蓄的要素が多い。
…途中で解約すると戻ってくるお金が抑えらてしまう。
 
…そして、まさかのまさか、もう募集がされていない保険商品となっていた。(2016年より募集停止。)そりゃそうだよね…こんな客寄せな商品がいつまでも販売されているわけないよね。
…わたしが加入しているのは、某ひらがな混じり社名の会社の「低解約返戻金終身保険(無配当)」というやつ。この類の生命保険商品はこの会社以外にものきなみ募集停止になっていた。知らんかったわ。
 
 
思わぬところでお勉強…
今の今まで、60歳の支払い期日到来前あるいはその後にどのようなことが起こるのか(解約返戻金が御幾ら万円等)をきちんとわかっていなかったので、今更学習である。
…このまま平穏無事で支払い期限が到達を迎えることを前提に必ず60歳までの支払いを全うしたあと、現金化するにしてもいくらになるのかが明らかになり、補償を得るためにそのまま放置するかどうかはもうちょっと先になって考えよう。それまで健康状態を保つことを今以上に考えねば。なることを今更実感するのであった。
 
キャッシュレス推進→クレジットカードリストラ→クレジットカードで諸々支払いを一元化したい。…とまったく関係のなさそうなことをやっていて思わぬお勉強である。
 
生命保険に加入したときは、その商品性をほとんど理解せず、将来の計画も見通せずにハンコを押していたのだが、結果としてまあ悪くない感じっぽい。先ほどは友人とは言えないけど知人から勧められた。と書いたけれども、知人に感謝。
 
超個人的見解…保険という名前は安心感があるけど…
…超個人的見解ではあるが、世の中全ての生命保険=全て貯蓄性を有する、と勘違いしている人は一定の割合で居ると思われる。定期と終身をあまり理解されていない方々とか…
 
死亡以前にお金が必要になった場合、定期部分が厚い生命保険はあまり役に立たないなることをわたしはずいぶんと大人になってから知るのであった。一応金融機関勤務のわたしであり金融リテラシーは並以上にあるとは思ってたけど、業界が違うモノに対しては全く無知であった。
 
…ついでに外貨建ての生命保険…あれは保険という名前の投資商品だよ。何十年も先に必要になるお金に対して為替リスクを負わせるってのはなかなか賭けである(理由としてはまるっとすぎるけど…)
 
…あと医療保険、並の健康状態を持っているのなら、毎月なんでこんなに支払うのじゃ…社会保険料、の、保険証に付随の高額医療保障制度(申請することにより、1か月20万オーバーの分のある程度は健康保険で賄ってもらえる。)でなんとかなるんじゃなかろうか。わたしも5年前に100万超というゴージャス医療費がかかったことがあったのだけど、これもこの高額医療保障制度(+先にチラ書きした生命保険の特約部分でカバー)で実際の支払いはそんなんでもなかった。(少なくとも掛け捨ての医療保険を何年もやるよりは)
 
 ↓クレジットカードお支払への変更手続き書類

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