ここ数年の冬の恒例イベントに「ピアノの発表会参戦」というものがある。
参戦…いくさ、である。今まではノー戦略、ノー戦術で何とかその場をしのいできた。先生がおっしゃることを少しでも具現化できれば。という願いのみを持って…
今年はせめて戦略部分ではちょっとマトモに行きたいと思っている。
(大河ドラマの影響をだいぶ受けている私でもある…)
で、考えた今年の戦略…
当面の目標の「発表会で恥をかかない」ということに付随して…
芸事の上達には二つの側面に分けることができる、ということを最近知る。(「才能を伸ばすシンプルな本」より。)
・ソフトスキル(ピアノでいうところの、滑らかに情感込めて弾きましょう的な)
・ハードスキル(ピアノでいうならば、正確に弾く)
会得で難しいのはもちろんソフトスキル。
ハードスキル。は本人の正しい方法での努力がカギらしい。
残された時間があまりない私、今年は今まであまり考えたことがなかった、ハードスキル重視で行くこととした。(今まではこの区別すら考えたことなく、両建てでやっていた)
…本で書いてあったことを実践してみた。
そんなにオオゴトではない。無意識にできてる人は世の中いっぱいいると思う。
「局所的にカンペキを目指す。」
わたしはどこかつっかっても強引に最後まで弾ききって、今日は通しで5回やったわ~みたいな感じでやっており、うまくいかなかった部分を集中的にお地味に練習することはあまりなかった。
…単純作業をお地味に繰り返すことに終始。何故にここを間違えるのかを考えつつ…
野球に例えるなら、ピッチャーの立場からバッターに対して言うならば、10,000回バットを振り回した人は怖くないが、1回×10,000回バットを振った人と対戦するのは怖い。ってのを実践である。
このお地味作戦を展開して一週間後、わたしの進捗具合に相当な心配をしてくださっている担任先生が「ずいぶん一週間前と変わりましたね~」なることをいってくださった。
「さすがにアセってきたので、先週はマジで練習しました。」と言いつつも客観的な立場な先生にもちょっとだけ成長がわかっていただき嬉しかったのである。
毎度のことながら、スタートがかなりの低空からなので、伸びしろはまだあると信じ、お地味練習を繰り返すのみである…
↓読書メモなるものをここ一年つけることにしている。
・覚えておきたいことトップ3
・よさげなことを抜き出し
・ぜひ実践してみたいこと
前はよさげなこと抜き出しのみ、エバーノートに打ち込んだり、メモるだけだったのだが、実践につながらないことが多かったので、今はこの3項目方式で、ちょっと読書メモも改造まっさいちゅう。であります。