ちきりんさんの最新作「自分の時間を取り戻そう」が発売されたので、キンドルにダウンロードして読んでみた。
一年を振り返るにあたり、いい本を読んだなあ。と思った。
最近のわたしの最大の関心ごとは時間の有限さ、なのだ…
以下感想文。
<刺さったこと、キモに免じておきたいこと>
・生産性の高い生活とは、時間やお金などの人生の希少資源を最大有効に活用し、その結果欲しいモノを手に入れること。
→わたしの残り時間は一日24時間で例えるなら、昼休みすぎたくらいの12時間経過のとこ…人生アフタヌーンに突入である。最近のわたしの目下の課題なため、この一文はぐさり、である。
・忙しすぎる人は生産性が低いことを認識すべきだ。
→ちょっと前までのわたしは忙しいこと=充実している。という勘違いをしている部分があった。でもそうじゃなくって、仕事も家事もやり方で解決すべきことはまだまだ沢山ある。
・全部自分でやらなくてもいい。やめること、任せることがあってもいい。
→家事に限定するのなら、私がやるよりはるかに効用が高いと思われる夫のワイシャツのアイロンかけはクリーニング屋、年末の換気扇、風呂場の掃除はダスキンとか…
・忙しさの本質は①長時間労働で解決策とする。②全部カンペキに自分でやろうとする。③断れない自分④頑張るモードで思考停止。この忙しさの本質を解決すべきだ。
→仕事においては私の場合③が課題だ…ノーと言えない人に明らかになっている。
<忙しさの本質の解決方法>
生産性をあげて、すべてにおいて成果を最大化すること。
換言するならば、「今までと同じ時間を投入して今まで以上の成果をだすこと」
具体的な例として、
①一日の労働時間(=投入する時間)を制限かける。(何時までもいられる感が時間投入すれば解決できる的な発想になってしまう。)
②すべきことに対し、投入時間を決める。投入足りない。という切実感を持つ。そうすることにより、何とか生産性を上げようという発想になる。
③②をするにあたっては予備時間を設ける。
④忙しくなる前に休暇の予定を立てる。(数か月先とか。忙しい中どうやって休暇とるかを必死で考えるようになる。)
⑤予備時間確保してあることにより、突発事象があっても落ち着いて対応できる。
⑥仕事以外のこともスケジュール憎む。
⑦自由度高すぎると時間の管理難しくなる。やらねばならないこと、で一日を終わらせないように。やりたいこと、ができるように。
<取り入れたいと思った事>
目で見えるお金が増えるのは喜び大きいが、時間が増えても目に見えないので喜びが実感できない。時間の見える化をしてみる。
…今までわたしは自分が家事に何分かかる、とか仕事のコレに何分とかあまり考えたことが無かったため。
お金は節約ではなく、有効につかう。
…とかく無駄遣い撲滅に目が向くが、有効に使う。という視点を持ちたい。
今時分が手に入れたいモノやコトを手に入れるためにもっとも生産性の高いことは何かを考えてみる。
本にもあったのですが、今年一年で最も価値が大きかった支出をまたブログで振り返りたいと思った。
(これは毎月振り返りで、今月の良いお買い物、ダメ買い物というものをメモっているのでそれを見てみます…)
<おまけ>
…読んだ本が「資産」としての私自身に収益力をもたたすモノとして本棚に収まるか「不良債権」として忘れたころにブックオフで減損処理をされるものか…(読んだ後資産としての寿命を全うしたあとのブックオフでの減損はアリであるが)
を自分の本棚を見てふと思う今日この頃。本を読んだら、何か考え、何かアクションするのは難しい…