写真は全て2017/1/21
木更津市にある江川海岸に行ってきたのでそのときの訪問メモを。
(きっかけ)
夫が先日「旅行読売」という渋い雑誌を買ってきていた。(駅弁特集を読みたかったらしい)そのなかに2017年行きたい絶景という特集もあり、これを見た夫が江川海岸に行きたい。という。
わたしも江川海岸の存在はインスタグラム等で知ってて行きたいな~と思いつつも「電線見るためにアクアラインで対岸まで渡るわけ?」と却下されること間違いなし。と思ってたのでラッキーである。
旅行読売というわりと渋い系の雑誌にこの場所が掲載されるのはオドロキであった…
(ついでに濃溝の滝も紹介されていた)
気が変わらぬうちにそそくさと決行しなければ…と思い、天気等のタイミングを見計らっていた。
行く前日、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」がテレビ放映されており、そのなかに千尋が海に浮かぶ線路に乗って出かけるというシーンがあり、江川海岸ってそのシーンに似てるぽいらしいよ。とさらに行きたい度を高めておきました…(映画には海に続く電柱は出てこないです)
(懸念事項)
今回の訪問地の江川海岸、良い写真が撮れるポイントとしては、
「夕方、無風かつ干潮にに向かい潮の満ち引きのとき。」(水が引いていくにつれて、水面が鏡のようになって電線が映る)
ということが分かった。
1月以降、週末で、夕方の時間帯に干潮に向かう潮の満ち引きは2017/1/21(土)くらいしかなさそうである。(その前日に千と千尋が放映されていたのはかなりラッキーであった…)
が、天気予報を見ると、天気はよろしいが、風速10メートル、という予報が出ている…ま、見物だけでもよいかと決行。(木更津市には前々から行きたいと思っていた回転ずし屋があり、ここに行くというわたし的裏目的もあった)
夫に風強いよ~。カメラ汚れるよ。と一応伝え、決行の可否を聞くと、ま、いいんじゃない。とのことなので。行くことに。
(実際)
その1…「風速10メートル」とはどのくらいの威力なのか?
アクアラインは60キロ規制であった。
現地に到着して、荷物出すときに車のドアを開けてそのままにしていると、すぐにバタンと閉じる勢い。
2016年の年末に江の島にいって、暴風のなかわたし自身もカメラもフィルタも塩まみれになって帰ってきたことがあるのだけど、風速10メートルではそこまでにはならない。一応カメラにはレインカバーをかけて塩対策はしておいた。フィルタも特に塩まみれになることは無し。
その2…何時頃到着すればよろしいのか?
この日の木更津市の日の入りは16:55くらいだった。
現地には16:00着。明らかに強風で波が高く、いくら干潮に向かっているとはいえ水鏡度ゼロ…の悪条件であったこともあり、若いお兄さん軍団のみが先客。その隣あたりに陣取る。
(若いお兄さん軍団はND500フィルタを使い、超スローシャッター撮影にいそしんでおられました…)
富士山に近い場所ほどSS席と思われます。(若いお兄さんたちがいたあたり)
日の入り直後にわたしの後ろには人が二重三重になってました。わりと人が多く訪れるっぽい。(こんなに強風な日なのに…)
その3…海岸にはロープでできた柵みたいなのがある。(高さ1メートルくらい)立ち入りはできないが、ロープをくぐって、超ローアングルで三脚立てることは可能。(ND500フィルタのお兄さん軍団は超ローアングルで撮影してました。)
↓日の入り前後でこんな感じの写真が撮れます。シルエットな富士山。
↓海へと続く廃電柱…
(注意事項)
・トイレ問題
…ND500フィルタの若いお兄ちゃん軍団は14時(!!)から江川海岸に張り込んでいたらしい。トイレ行きたい~と連呼していた。(こっそり奥まったところで済ませていたご様子)
おトイレはこの海岸には無い。(潮干狩りシーズンには海岸にあるトイレも使えると思われる。)
この海岸の裏手には「陸上自衛隊 木更津駐屯地」なるものがありあまり人も住んで無さそうで、コンビニとかも海岸周辺には無いので、おトイレは近場幹線道路のコンビニであらかじめ済ませておいたほうが良い。
・潮干狩りシーズン
…3月以降は潮干狩りシーズン突入となるらしいこの江川河岸。なので春以降の干潮時に潮干狩りのお客さんが多いらしい。
(江川海岸へのアクセス)
わたしたちは、アクアラインの木更津金田という出口で降りて、「江川海岸漁業組合」けど、の電話番号を入れて、指示のままに来ると途中で「江川海岸潮干狩りはこっち」みたいな案内板が出てくるのでそれに従った。(漁業組合の建物とは別の場所です。写真撮影スポットは。)陸上自衛隊 木更津駐屯地のすぐ近く。駐車場は割と広い。
(裏目的も達成…)
お昼過ぎに木更津に着いたので、前々から気になっていた「スーパー回転ずしやまと」潜入。(千葉県内にあるやまとグループという水産加工業者経営のお店)
回転ずしじゃなくて、スーパー回転ずし、であります。待ち時間30分の札を渡されたのち、実際は15分くらいで席に案内された。
おいしさをひとことで言うのは難しいのだが、
「満足」のひとこと。ネタはほとんど回転していなくて、食べたいモノを紙に書いて渡すと握ってくれるシステム。
旬の三貫セット、本日の三貫セット、それぞれ380円。がなかなかお得かつ美味しい。
だが、一番おいしかったのは、
金目鯛のお寿司である。(二貫で500円くらいだった気がする)
二人で5,000円しないお会計。
今年行きたいと思っている房総半島菜の花&電車撮りのついでにもまた来ようかな~と思ったのであった。
↓旬の三貫。生ガキ、あんきも、もう一個何か。
↓