経済お勉強漫画「インベスターZ16巻」読書感想文のつづき。その2
「金融商品を図解してみる。」を書いてみる。
その1「保険のルーツ」↓
インベスターZ16巻読書感想文その1(漫画ですが…) - ひろこの自由研究
その2↓
(生保レディが図解する生命保険と貯金)
生保レディ:「貯金は三角。保険は四角。」
↓横軸「時間」縦軸「お金」で図解。
貯金は目標額まで積み立てるから時間がかかる。右肩上がり。だから三角。
生命保険は加入と同時に受け取る金額が約束されている。1回しか支払いなくても保険金は満額もらえる。だから四角。
(天才中学生が図解する生命保険)
天才中学生:「貯金が右肩上がりの三角形なのは納得がいくが、生命保険が四角なのは納得いかない。」
「一回の保険料1万円ですぐ亡くなって死亡保障3千万もらえる仕組みは一見ありがたみがあるが、そうではない。」
「なぜならお金は遠い将来(=その頃には天才中学生も働いているはず)ではなく、今一番必要だから。(=一家に働き手がいなくなる状態)保険で補うべき金額は時間の経過とともに減ることは明らか。」
「むしろ生命保険が四角。というよりは右肩下がりの三角形。があるべき姿。」
「つまり生命保険の加入者に対し、そこまでの死亡保障は要らないのに、長きにわたって一定の金額を支払ってもらいたいから、四角。といって誤魔化してませんか。」
↓
この天才中学生のひとことで、生保レディは陥落…めでたしめでたし…となるところであったが…
(結論とその背景)
最後のオチとしてお父さん契約者、お母さん受取人で結局生命保険には加入した。
理由は、義理人情プレゼント(生保レディの営業手法の一つとされる3種の神器)の最後のプレゼントでお母さんが陥落してしまった…天才中学生があれほど賢いのに…お父さんも保険入る気無かったのに…
といいつつわたしもそのお母さんが陥落し、お父さんがしょうがないなあ。と最後に折れて生命保険の契約をしたのもわからないわけでもない。
漫画のネタバレになってしまうので書きませんが、同じことをされたらたぶん私も陥落する…でも、わたしだったら一度だけ八千円ほどのプレゼントを頂いて、ヒドいと思いつつ、半年くらいで解約しちゃうけど…である。