ひろこの自由研究

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インベスターZ16巻読書感想文その3(保険金請求の実際)

経済お勉強まんがの「インベスターZ16巻」読書感想文その3 番外編。

保険給付金を請求したとき思った事を書いてみる。(4年前のできごと) 

その1↓

インベスターZ16巻読書感想文その1(漫画ですが…) - ひろこの自由研究

その2↓

インベスターZ16巻読書感想文その2(金融商品を図解してみる) - ひろこの自由研究

以下2その3

(昨今の入院事情)

4年前にわたしには入院騒動を起こしている。

契約している死んだらいくら、の生命保険に特約でつけてあった契約内容に基づき、給付金の請求をしたことがある。

請求内容は

「入院給付金は、病気で入院のとき、120日型 日額5000円保証される。」という契約内容に基づく請求である。

↓毎年某生命保険会社から送られてくるわたしの契約内容の一部。

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…医療の進歩はスゴイのと同時に日本の健康保険制度は火の車であることは周知のとおりである。わたしも入院するまでは全く気にしたことは無かったのだが、

…入院してもわりとすぐに退院させられ、なるべく医療費がかからないようになっている。早く退院する気満々なわたしには吉報である。それでも2週間ほどは入院した。

わたしは本当だったら12日ほどで退院できたっぽいのだが、お迎えがないと退院できません。と言われ、しぶしぶ残留
ちなみにお迎えに来てもらえない人(高齢化社会を迎えるにあたりこれはこれで切実な問題だが)は、お迎えサービスなるものがあるらしく民間のお迎えサービスをお願いし、送迎してもらい退院できるっぽい。

(病院が快適すぎたり、身寄りが無くて退院したくない患者さんをお医者さんが退院するように説得する。なんていうのも結構あっちこっちで見られて、お医者さんも本業以外でも大変だなあ。と思ったのだった。整形外科にて。)

 

(給付金請求の実際)

退院してから給付金の請求をするのであるが、請求にあたってはまずは診断書がいる。

これが意外とお高い。何千円。の単位である。

 

そしてなにより、そうだったんだ、と思ったのは(正確には見落とし)

「病気で入院のとき、120日型 日額✖円」という契約。

これは、前提があり、「5日以上継続して入院した場合」という前提がある。つまり今回の場合だと約14日の入院だけれども、保証の対象は入院5日目から。つまり合計約10日分。ということになる。

主たる家計の担い手ではない私にとっては、あ、そうなんだ…程度の理解ではあるが、自分の入院した体験だと、1週間以上入院するってのは相当重い病じゃないとなさげな感じ。

 

(結論)

入院にかかった費用は、「高額療養費制度」という健康保険の仕組みを使い、ある一定の割合オーバーの分は健康保険組合が負担してくれる。といういつもの健康保険証とは別の保険証を作ってもらい、それで対応したので、実際の入院には100万以上かかったぽいのだが、私自身の負担はその10分の1以下で済んでいたと思う。

日本のこの健康保険制度が続く限り(毎月の社会保険料の引落しにもため息かつ、この制度がいつまで続くかも非常に怪しいが…)民間の医療保険は無くてもいいのかなあ。とも思ったのであった。

 

(思うこと)

今後医療技術が進歩し、相当な病気でも治る世の中、になったら今の時点では支払い対象となっている病気でも治ったりして~、なんていう前向きなことをふと考えた。

それはそれでよいこと、ではあるが、要はこの先何十年先のことを見越して、何かを契約する。ってのは慎重にしないと。ということを改めて思ったのだった。

そしてもっと付け加えると、この入院騒動をきっかけに、「明日死んじゃうかもしれないから、行きたいところ、やりたいことは可能な限り早めに実現しよう。」という今のわたしの行動のモトとなっている考え方が生まれたのでもあります。