京王線の車内の吊り広告でわりとみかける日野市にある「京王百草園」に行ってきたのでそのときのことを。
ここは夏の紫陽花、秋の紅葉が有名。この2シーズンは行ったことあるけれども、梅の季節は初めて。
テレビの影響力
わたしが身をもって体感しているのが、
見どころの花情報や観光スポットに関し、世間的にものすごく影響力があるのが、NHKの18時45分頃からと20時45分ぐらいからの関東地方のニュース、天気、その他情報をやっている番組で紹介される(正確にいうと映像が流れる)旬のよさげな風景や観光スポット。
ここで取り上げられてしまうと、その週末の良さげスポットは大混雑…である。
で、この京王百草園…さすがにNHKでは取り上げられてはいなかったのだけれども、民放のニュースやMXテレビで梅見ごろ、ということで紹介されていたっぽい。(他のお客さんの会話をチラ聞き)
…というわけで、わたしが入園した9時半頃は人まばら、であったがわたしが帰る11時ごろは「こんな郊外の山のてっぺんの急坂の上の庭園にこんなに人が…」というくらい入場口が大行列であった…
樹齢300年の銘木
ミーハースポットをまずは攻めます。樹齢300年の梅の木。「寿昌梅」というおめでたい名前がついてます。通常の梅以上に幹と枝の存在感が満点…
ですが、もっと存在感が満点だったのが、この木を中心に甘味処やらお土産露店が並んでおり、布ののぼりがわりと存在感満点。
なんとか太い幹で隠すのと、地面を入れないようにして…
花を撮ることより、余計なものを省くことに夢中…本末転倒…
隠す努力。っていうやつです。これは写真教室に通ってから教えてもらった心がけ。のひとつです。
「公園等で人工物が入ってしまうのはやむなし、なこともある。だけど隠せる努力は一応してみましょう。」
吊るしびな
園内にある古民家のなかでは、期間限定のお飾り。お雛様の段々と天井から揺れる吊るしびながにぎやかで、お飾りや手作りお雛様もひとつひとつ違っていて、いつまで見ていても飽きない。
いちばんかわいかったのが、ウサギのおひなさま。
お盆の上にうさぎさん、ひし形のお餅もちりめん生地でミニチュア手作り。
かわいい。
山の上から
この京王百草園は園内も坂ばっかです。いつもは庭園のてっぺんの展望台まで行くことはないのですが、登ってみた。そこからの風景。
撮るというより観るのがいい感じな展望台。(あまり開けていない)
この日はナイキのスニーカーで呑気に来てしまったので景色よりも足元に気を取られる。
京王百草園来るならトレッキングシューズで来ると快適に過ごせます。
このあと…
当初の予定では「東京ゲートブリッジ」まで日野市から江東区まで大遠征する予定でありました。
というのは、前日の2017/2/18は東京ゲートブリッジ越しに見える富士山がダイヤモンド富士になる。という貴重な日でありました…が、曇りで天気悪かったので行けずじまい。
で、ダイヤモンド富士翌日ってのは、諦めきれなかった人がちょっとぐらいダイヤモンド富士にならなくてもいいや、で撮影してる人がどの位いて、日没太陽はどの位富士山の頂上からズレるのかを社会実験調査(もちろん撮影も)をしたかったのでありますが、気が変わり昭和記念公園に行ってきました。
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昭和記念公園早春撮影日記(2017年2月19日) - ひろこの自由研究