ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

ホームベーカリーと炊飯器でお餅をつくってみた。

うちのホームベーカリーはナショナル製(パナソニック製ではない。古いってことです。)の単機能のものである。(イマドキのホームベーカリーは餅モードなるものもあるらしく、水ともち米を入れてスイッチオンするともち米の加熱&コネをやってくれるらしい。)

最近単機能ホームベーカリーでも付きたて餅が作れることを知り、試してみた。

 

作り方の要約

単機能ホームベーカリーでお餅を作る場合、

・もち米を十分に吸水させ(1時間くらい)その後ざるにあげて30分おいて、水を切り、炊飯器の「おこわモードでもち米を炊く。

・その後炊き上がったもち」米をホームベーカリーに入れてスイッチオンのち、15分回してで出来上がり。

というのが手順の要約である。

 

相変わらずの調査不足

もち米について

近所のスーパーで売ってなくて、アマゾンで1キロ分購入。約800円だった。

ところが…近所のJA系の野菜直売スーパーに行ったら、なんと1キロ500円で売られていた…普段野菜しか買わないため、米売り場なんか見たこと無かった…

もったいない…

 

炊飯器のスペック

普段わたしが炊飯器で使う機能は、

・普通に炊くモード、

・炊き込みご飯モード

・おかゆモード(甘酒を作るときに使用)

こんなとこである。

が、今回は「おこわモード」なるものでもち米を炊くことが必須っぽい。

当然ウチの炊飯器にも「おこわモード」はあると勝手に思い込んでいたが、そのような機能がウチの炊飯器に無かったことにもち米を炊飯する段階になって初めて気づく。

困った…

いろいろネットで見ると、おこわを炊くのにおこわモードが無くて困ってる人は多いっぽい、が、

もち米は本来は蒸し器で加熱するものだから、蒸し器で加熱すれば~的なアドバイス沢山…炊飯器での代替方法がイマイチ見つからん…

料理レシピサイトを見ても、おこわモードで炊くというものしか見当たらない…

 

そんななか、

「おこわモードは通常の炊飯より5分早く炊き上がり、水の目盛りは通常炊飯より半目盛り少な目に電気釜の内窯に印字されている。」なる情報を入手する。

これだ…

今回は2合の吸水させたあとのもち米をまずは2合の目盛りで水の量を合わせ、その後目盛り半分水を減らすという手順を採用することとする。炊き上がり時間は通常炊飯のままでやってみる。

 

実際

炊き上がったもち米を試食。このまま食べても美味しいじゃん…これを機に中華おこわとか、お赤飯とか作ってみようかな~なる新たなる野望も生まれる。

炊き上がりホヤホヤをホームベーカリーに投入。

大丈夫なんだろか?ホームベーカリーの羽は回るんだろか?

底についている羽が回る雰囲気が微塵と感じられない雰囲気…ホームベーカリー故障したらどうしよう…今回のモチづくりがうまくいったら、ゴパンとやらもできるのではないか…(ご飯でパンを作る、というものです。)

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15分経過。できあがり。羽もちゃんとぐるぐる回ってくれた。つきたてホヤホヤお餅

水などは一切加えてないです。15分ホームベーカリーががんばってくれた。故障もなし。

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成型

めざせ群林堂の大福…とがんばって成型。

群林堂とは護国寺にある有名な和菓子屋で豆大福が超美味しいお店です。)

頑張ったが、群林堂の大福にはなりません。あたりまえですが、

いちばん難しいのはお餅を薄く延ばすこと。群林堂の餅のもち肌部分は5ミリくらいの薄さの乙女な感じのお肌であんこぎっしり。

わたしのは、厚手モチ肌(正確にはムチムチ)ににあんこぎゅう。な、おばちゃん系大福です。

いつか断面を皆さまにお見せできますように…今回は断面をお見せするのはやめときます。薄手のモチ肌目指して練習します。

だんだんあんこを包むのがめんどくさくなり、最後は三角平たい豆餅となりました…

 ↓もち米2合で、豆大福8個、板状のお餅8枚できました。

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思うこと

見た目がお地味な割には様々な手順を踏むんだな・・・

 

・あんこ自作

・エンドウ豆(お餅に混ぜ込む用)自作

・もち自作

・成型

洋菓子ならボウルでぐるぐる混ぜて、オーブンに入れて完了。という感じがほとんどなだが、和菓子は手順多いな…である。

 

改善すべきこと

・大福成型するまえに、試食用にお皿に直接盛ったつきたてホヤホヤ餅はすぐに陶器のお皿にくっついてしまう。

あんこや大根おろしをまずはお皿に敷いてからおもちを乗せるとよさげ。

 

・とにかく成型時に手にくっつく。今回は手に餅に片栗粉を激しくまぶしましたが、くっつくくっつく…くっつき対策で良さげな方法を見つけるべし。