2週間くらい前の金スマを録画したのもの(小林カツ代さん特集)を観てから思った事。
観終わった後、肉じゃががすごく食べたくなり作ってみた。
小林カツ代さんが家庭料理に起こした新たな風(おいしくて簡単時短なアイディア)についてと、病気になって寝たきりになって亡くなるまでの9年間のこととか(ケンタロウさんの事故のことはカツ代さんが亡くなる前の最後の最後には伝えられたらしい)が紹介されていた。
時短は手抜きじゃないんです。本質わかってないと手を抜くところわかりませんから。
その中でいいこといってるな~と思ったのは、
「時短料理、というのは手抜きじゃないんです。料理のことをわかってないと手を抜くところ、手を抜いちゃだめなとこの見極めができませんから。」なるカツ代さんの言葉が紹介されていた。
カツ代さんの時短というのはちゃんとそのあたりが見極められた時短料理になっているらしい。
なるほどな…である。とかく最近わたしも時短、時短…に夢中なのだが、いざ時短で何かを省いたりしたりしてみても、結局料理の本質がよくわかっていないせいか、ノーマル速度でノーマル手順で作ったほうが一番早くて味も安定してる気がする…
料理の鉄人に勝った肉じゃが(我流アレンジあり)
番組のなかでカツ代さんの時短料理のひとつである肉じゃが、がフジテレビの料理の鉄人で中華の鉄人に勝ったみたいなことが紹介されていた。
その肉じゃがというのが
・鍋の代わりにフライパンを使う。
・水は最低限の量を使い、蒸し煮。
みたいな調理方法だった。
このフライパンを煮物で使うってのはわりとわたしも好きな技。
真面目な解釈をすると、
フライパンは鍋に比べて底が広いから熱が回りやすい。時短のみなもと。
フライパンは鍋に比べて底が浅い。つまり壁部分が低い。から、壁からの熱があまり籠らないから、素材に対して余計な熱が加わりすぎることがない。
という真面目解釈が一応私の知識で加わる。
で、我流肉じゃがは、
・鍋の代わりにフライパンを使う。ただし、大振りでなく小ぶり系をなるべく使う(ジャガイモ3個、たまねぎ1個、肉200グラムくらいなら大丈夫)
・ジャガイモはあらかじめ皮をむいて、切ってレンジで柔らかくしておく。
・レンジでジャガイモ加熱中に肉と玉ねぎを炒めておく。
・水は一切入れない。(わりとジャガイモからも水分が出てくる感じ)
・小さい鍋にみりん、酒、醤油を入れて煮立てて割り下ちっくなものを作り、レンジ加熱後のジャガイモをフライパンに投入したあと、割り下ちっくなものをふりかけ、ゆさゆさゆすって出来上がり。である。牛肉を使って豚肉よりも短時間加熱でさらなる時短をめざす。
世の中に存在している割り下風肉じゃがの味付けは、みりんと酒を小鍋で温めて、いったん冷ましてお醤油投入とかなのだけれども、我流だとこの3つを一緒に加熱しても大丈夫な感じなので、我流ではそうしてる。
お醤油の風味が飛ぶほどの高級醤油をつかっていないから(キッコーマンの普通のやつ)成せる技…たぶん。