ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

110番デビューその2(待ち時間にて)

何事も経験…ではあるが、こういう経験はあまりしたくなかった。

110番デビュー…(とはいえ、身体は無事でなにより…) - ひろこの自由研究

続きを。

山奥での事故だったので、警察の方がいつ来るかがわからない…

単純に計算しても諏訪インター降りてから1時間以上かけてこの場所にいるわけである。

時間はありそうである。

わたしたちも相手側も命に別状なしなので、現状の把握と今後の対策を考えることとする。(相手側も今後対策をしていました。)

 

現状の把握…

今すぐにも東京に戻りたくなるような事実判明…

その1運転席の窓が閉まらない…

10センチほどどうしても閉まらない。(たぶん窓ガラス収納してあるスペースが狭くなってしまって窓ガラスの出し入れができなくなっていたのだ思う)

…翌日は雨の天気予報である…窓閉まらないなら本当に東京に戻らないとまずい。

 

奇跡的にもう一度エンジン切って再度エンジンかけて、もう一回窓の開け閉めをしたら何とか窓が閉まった…

 

その2運転席のドアが開かない…

正確にいうとキーでピピっと自動ロックを解除しても運転席のロックだけは解除されない。で、大昔風に中からキーを開ければなんとかドアを開けることができる状態…

 

運転席のドアは大丈夫なのだろうか?今すぐ東京に帰るとしても高速走行に耐えられるのであろうか?(ドア飛んでっちゃったりして…とか。)

 

まあ実際としては、運転席のドアと窓が開かないことと、白地に赤い塗装跡が見た目よろしくないところを除けば、まあなんとか東京には戻れそうではある。(結局実家に一泊しました…)

 

衝撃の事実…(私が単に知らんかっただけであるけれど)

帰りたい気分マンマンのわたくし…夫に「今日は警察の現場検証みたいなの終わったらこのまんま東京にもどっておとなしく今後の対応やら携帯握って保険会社からの電話を待とうよ…」と話すと、

 

「損保会社が実際に動くのって平日だよ。土日は電話受けてもらえるだけ。土日に保険金がどうの、過失割合がどうの。なる話には発展しない。」なることを夫が言う。

…これは事実であった。よくテレビで車の保険のコマーシャルで、事故があっても24時間受け付けます的安心感を与えるCMがあるけれども、それは電話を受け付けてくれるだけであって、実際に何かコトが動く。というわけではないらしい…

知らなかったよ…

 

つまり今日わたしたちができること。というのは警察の現場検証が終わったら、損保会社に電話して、事実を伝えるだけ。である

 

深刻すぎる話をしつつ、トヨタって受注生産じゃん。ドア2枚がトヨタの工場からウチの近所のトヨタのディーラーに運び込まれてくるまでにどのくらい時間かかるんだろうね~?とか、ドア一枚っていくらするんだろうね?なる話をする。

 

 学び…

またそのうちブログでちょこっと書いてみようと思いますが、東京に戻ってから、トヨタのディーラーさんのところで、修理した場合どうなるのか?ということを見積もりしてもらった。ドア二枚といっても奥深い世界。車ってのはたしかに百万単位の買い物ではあり、高い買い物であることは事実。

わたしは今までは車イコール高い、動けばいいですわ。位にしか思った事が無かったのだが、今回の事件で車に対する見方がかなり変わったのであった。

その見方が変わった、というのは、

人の命を守る機能だったり、(車のドアは衝撃を受けるという機能もあるらしい。)正確に走行するためには何一つ欠かすことができない精密さを求められる部品やそれをセットすること(先ほどさらっとドア二枚の修理の見積もりと書いたけれども、ドア二枚の修理に対して、なんとB5の用紙にびっちり2枚分の明細書である…)だったり、ドア二枚でこういうことなんだから、他のエンジンとかそういうのを含めて車一台、と考えた場合、こういう高機能なモノが数百万で買えるってのは消費者側かからは喜ばしいことであり、企業側から見ると、相当な企業努力があっての事なんだと思ったりもしたのであった。