おんぼろであったが、気に入っていたipod nano第四世代を落とした件の続き…
落とし物のあらすじ↓
ipod nano(第四世代)落とした件と衝撃的な事実ふたつ。 - ひろこの自由研究
悩む…
落とした(正確には置き忘れた)場所か会社のなか。(のはず)ということは、誰か拾ってくれた場合は会社のイントラネットに取得物のお知らせ的なもので公示される。と思い毎日吉報が届くことを待つこと数日…
取得物のお知らせが無い…
電車のなかでの騒音対策(他人の会話、イヤホンの音漏れ)も何もしないで日々通勤…
やはり音楽無いと辛いな…
iphoneへ音楽を入れることも考えた。
が、この前iOSのアップデートを失敗しかけて、絶望的となった事を思い出し(これもまた思っていた以上にショッキングであった…画面が真っ黒黒になって、itunesにつなげとやらのメッセージが出てしまった…が一晩放置しパソコンにつないでもう一度アップデートし直したら蘇った…)極力今のiphoneではネットとメール以外の負担はかけたくないなあ。と思っていたことを思い出す。
これを機にソニーのウォークマンにしようと思ったが、itunesからのデータの移行が意外と簡単ぽく、ソニーのウォークマンもアリかと思いきや、itunes storeから買った楽曲はウォークマンに移せないっぽい…
容量多めの新しいiphone買って全て一元管理を使用かな。とも思うが踏ん切りがつかない。(この前のiosアップデート失敗したこともあるし、そろそろ今のiphone5sも買い替えかなあ。一応OSがアップデートできなくなるまで5sで心中するつもりだったけど…)
新規購入
悩んでいるうちは行動起こさないほうがいいことはわかっている。が、毎日の通勤時の音対策は私には必要だ…
販売停止になったipod nanoをどっかで見つけてきて買うかiphoneを新しくするかのどっちか、である。(ウォークマンはitunes storeで買ったものが移せないことが却下の理由)
わたしはあんまりihponeに対する思い入れは無い。それはこの前iosのアップデートに失敗しかけアップルストアのジーニアスバーとやらに予約を入れようと思ったら、すぐには予約がi入れることができる枠がない。iphoneのお世話のために休まねばならんのか…ということで一層iphone に対する思いが薄れたのも事実である。iphoneの操作はラクチンだがいざというときドコモショップで何とかならないのがめんどくさい…
で、結局iphone nanoの第七世代を購入することを決意。なるべく量販店でということで調査を開始。
ヨドバシ、ビックカメラには無かった。
近所の家電のノジマになんとわたしが探し求めていたiphone nano第七世代が15000円くらいで売っていた。
が、現物処分価格。である…タッチパネルで使うモノなので誰かわからん不特定多数の人がお触りしまくったものを買うのはちょっとナシである…
家に帰ってノジマのサイトを見ると、なんとネット販売しているじゃありませんか!!
新品。個人商店的なとこでネットショッピングするよりも安心…
即買い…(2万弱…品薄ゆえ値段高くなってるんじゃなかろうか。という疑問もあるが…)
自らの器の小ささを自覚。(世の中にはいい人がたくさんいる)
ノジマから商品が届くその日…朝の段階でなんと会社のイントラネットの取得物一覧、でわたしが落としたと思われるipodが掲載されていることが判明。
…午前中の仕事が手につかない。
ああ、印刷物やパソコンのモニターの数字の6と8を見間違えたり(単にありんこ文字が見えづらくなっていることもあるが)、8と打ったつもりが5だったりとか(テンキーの位置関係よりわりとありがちな打ち間違い)をやりかねない…
今保管されている落とし物はホントにわたしの落としたものなのだろうか??(会社のイントラネットでの取得物情報上では、ipod としか書かれてない。)
ノジマから届く商品はキャンセルできるのだろうか?
たかが、音楽再生プレイヤーを無くしたこと、見つかったかも、でこんなに心が乱されるのか…
これがもしスマホを落とした、見つかった、なんてことがあったらどうなるのだろうか??である。
こっそり自席を抜け出し、落とし物が保管されている警備員室に向かう。このまま仕事を続けていて重大ミスを犯してはそれこそたまらん…歓喜かそれともガッカリ…か。
事情徴収があった。
どこで落としたか教えてもらえるか?
本体の色及びイヤホンの色は何色だったか?
落としたっぽい場所を伝える。自分の執務フロアと社食、玄関、その日に行ったと思われるところを全て挙げる。
金庫みたいなところから、ジップロックにくるまれたipodが出てきた。
中身を確認してください。と言われて、中身を確認すると、ミスチル大全集が入って居たのでわたしのモノであることは確実である。
書類にもろもろ記載し、身分証明書をみせて終了。
世の中にはいい人がいるんだ…
誰かわからないけれども、ありがとう…
もう無理だと思っていた絶望感から這い上がったときに持っていきようのない気持ち、
そもそも、戻ってくることはもうない。と決めつけていた自分、
…自らの器の小ささを改めて認識したのであった。
返品を試みる…
この日の晩に品薄になっているとされる(ノジマのネット販売でも一人1個限定販売だった)このipod nano第七世代が配送されることになっている。配送手続きしました的なメールが来ていた。
型はおんぼろではあるが無形の愛着満点なipod nanoが戻ってきたから新品ipodは当面不要なモノとなった。
今回の騒動が無かったら、と仮定して、本格的に今のぼろんちょipod nanoが使えなくなったら、そのときは覚悟を決めてソニーのウォークマンかiphoneで一元管理をすることになっていたと思う。(よくよく考えるとソニーウォークマン乗り換えの最大の障壁はitunes storeで買ったものが移動できないということだったのだが、他アーディスト分に関しては諦めになるけれども、ミスチルに関していえば、itunes store購入分はシングル曲たった2曲分である…そのシングル曲もアルバムには収録されているから、もはや障壁ではない。ということも今気づく…)
人間性がちっちゃいが、返品を考える。
最近のポイポイ捨て活動に反する…使わないモノを手元に置くことは…(ノジマから新品が来たこととお古が戻ってきた話を夫にしたところ、新しいの使って今絶賛開催中のポイ捨てリストに追加すればいいじゃん。とも言われたが…使ってたモノ、愛着があるモノに対しては簡単にポイ捨てはできないのである…あくまでもポイ捨てするのは今使ってないもの、愛着ゼロなモノである…)
ちなみにノジマのネット販売における返品対応は、
製品欠陥時のみであることが判明。(当たり前)
どうしても返品したい、の場合は返品手数料(3000円くらい)と製品購入代金の20パーセントを払って返品&返金してもらえるらしい…
さすがに金銭的代償を負ってまで自らの主張を通すことはしません。
今のぼろんちょipodが動かなくなったらのち使うときになるまで、ひっそりとわたしの手元で安らかにお待ちいただくことになった。
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そのうち、「使ってくれ…」という声なき声が聞こえてきそうなノジマから来たipod nanoと無事手元に戻ったipod nano