靴の断捨離の果て…お手入れの歴史…
突如沸いた断捨離ブーム…靴もずいぶんと処分した。そして残ったのが、
黒か茶色、紺のお地味パンプスもしくは黒か茶色、紺の舶来おリボンつきパンプス…である。
↓わたしのA代表靴の一部…おリボンはもう15年近く底をチマチマ張り替えたりして履いている。そろそろ人前で靴を脱ぐのもちょっと中身がおヤバいので買い替えたいモノナンバー1である…
それまでは靴のお手入れといえば、お地味もおリボンも
「コロンブスのリキッドクリームを気が向いたとき(気になったとき)に塗りぬりする」
こんな感じであった。
が、これではマズい。ということを最近知る。で、靴磨き(正式にはお手入れ方法)を変えてみた。
↓汚れの上塗り…してました…(製品に罪は無いと思う。正しくホコリ払ってから使えば)
今までの方法がダメな理由。
靴だって汚れてるんだよ…地面に接触している部分(底)はもちろん、足を覆う部分も。アナタの全体重を毎日支えてるんだよ…ブラック労働してるんだよ…毎日毎日ホコリにまみれ、重さに耐えて…
汚れを取らないで、いきなりリキッドクリーム塗りぬり、は、人間のお肌でいうところの何も普段のスキンケアをせずいきなりファンデーションを塗りたくるみたいなもの。であるということを…
汚れの上塗り…をわたしはしていたわけである…何十年も…舶来おリボン靴に対しても日々の靴を履くことによる虐待?プラス間違ったお手入れによる虐待をしていたわけである…
正しいと思われる方式…デイリーケア
・靴底を豚の毛ブラシでゴリゴリする。(わたしの全体重を受け止めてくれてるので、一日お疲れさま&変なモノ付着していないかを確認)
・馬の毛ブラシで靴をササッとナデナデする。(馬の毛のアブラや毎日のお手入れで付着するクリーム分でいい感じになるらしい。)
・ムートングローブでササッとナデナデする。
…こんなところである。
今のところ、寝る前の儀式として、明日の洋服を整える、靴ナデナデ儀式というものを取り入れており、徐々に習慣化しつつある。
実際やってみると、たったこれだけのことでずいぶん自分の翌日に向けての気分がアガるのである。オサレの基本は足元から…はまさにその通りである。
↓
デイリーお手入れ御三家
・底ゴリゴリ専用大き目豚の毛ブラシ
・靴本体ナデナデの馬の毛ブラシ
・ムートングローブ(慣れない頃に迂闊にもこれでスペシャルケアの靴クリーム拭き取りを大胆にしてしまい、真っ黒けっけになってしまったのだが、この黒い部分は黒い靴のお手入れのときはそのままこの部分を使い、茶色い靴のときははじっこの着色してない部分でこそっとナデナデしている。今のところその程度で大丈夫なのである。)
正しいと思われる方式…スペシャルケア
月一くらい(あまりマメにやるとむしろ靴に悪影響らしい)でちゃんと磨くこと。
ちゃんと磨く、とは、
・馬の毛ブラシでホコリをささっと落とす
・クリーナーで汚れを落とす
・クリーナーが渇いたら、クリームをちょびっと(片足で米粒3粒くらいでも多い)塗り、専用ブラシで広げる
・豚の毛ブラシでクリームを塗りこむ
・クロスでさらに磨き込む
こんな感じらしい。(ネットで検索するといろんな方法が出てくるけれどもだいたいこんな感じっぽい。)
↓スペシャル一式(デイリーお手入れ一式と兼ねているモノもある)
イマイチ色付き(茶色)の靴クリームの選び方に自信がなく透明なのを使ってるのだが、これもちゃんと選びたいなあ。である。
ステインリムーバーで汚れを落とす。茶色い靴に対してこの液体使っても、黒い謎の汚れが取れる…(ホントに汚れてるんだ…である。)
真ん中のミニミニブラシでクリームをちょこっとすくって塗って、黒い豚毛ブラシで磨き込む。
ラクチンになった理由…
普段はナデナデのみ、月に一度くらいきちんとお手入れ。
今までみたいに、ホコリにまみれた、コロンブスのリキッド塗りたくり…それもやってない場合に会社についてこっそりとトイレットペーパーで磨く…(通勤電車に乗っていて、自分のホコリまみれの足元に衝撃を受ける)に比べると頻度激減。