年末食材使い切り企画。
カマボコ(?)とほうれん草のパスタを作ったので、以前料理教室で教わったパスタのゆで方の流儀について書いてみる。
↓写真撮影用にムリヤリ生ハムと無理やり温玉を乗せたの図。温玉は水を5センチほど張った小鉢に卵をポトリと割り入れ、ラップをして150ワットで2分ほど加熱してその後は30秒ごと状況見ながら加熱する。
パスタの袋の茹で方表記に関する都市伝説…
ウチのパスタはトップバリュというイオン系のPBブランドのものを使っているのだが、水1リットル(=1000グラム)に対し、小さじ1杯の塩(=5グラム)を入れて茹でてくださいなる指示がある。これを単純にパーセント表記すると0.5%…
↓パスタの袋
これだとパスタに塩味がつかない。
料理教室推奨の塩分濃度は1.5%なのだが、(これだとわたしはちょっと味が濃い感じ)要はお湯をなめてちょっとしょっぱい、と思うくらいの塩分濃度で茹でるのが正しいやり方。
あたりまえだが、塩は茹でる瞬間に鍋に入れる。(そうじゃないと、お湯が沸騰するまでに水蒸気で水分がなくなって濃い塩水になってしまう。)
パスタ鍋が吹きこぼれる理由
塩分が足りていると、パスタに含まれているタンパク質が塩分と反応して固まる(溶けない)膜ができる。膜が蓋になる。
つまり吹きこぼれの理由はお湯が少なすぎ。というのが考えられる。
乾麺はどれだけ水分を吸うのか
乾麺の重さの1.2倍の水を吸う。だから茹でるお湯はたっぷりめがよろしいのではということらしい。
お湯に投入するとき流儀
食べやすさ重視でポキっと二つに割って茹でるのもパスタが絡まないで良い方法。
沸騰したお湯にパスタを投入したらオリーブオイルをちょこっと垂らす。こうするとくっつき防止になる。
何分茹でるのか?に関する都市伝説
都市伝説の袋のゆで時間より1分早めにゆで上げましょう。
これは料理教室の先生的にはかなり謎な都市伝説らしい。なぜに1分早くゆで上げるのか?
パスタは伸びない。だから時間どおりゆでて問題なし。
長々とパスタのゆで方の流儀を語りましたが、
そもそもパスタソースはパスタに絡みつくけれども、浸透はしないから、パスタそのももに塩味をつけておかないと、パスタソースとパスタの一体感がなくなる。というのが料理教室の先生が言わんとしていたことであろうかと思われる。
番外…ひろこの流儀
真面目な生徒ではない私…パスタを一人前茹でるときは小さ目フライパンで茹でています。お湯もすぐ沸くし(鍋底が広いので)一人前くらいならなんとか茹でること可能。