ここ数年、メール会員での勝間塾参戦であったのだが、月例会会員に2018年4月より再参戦…5月の月例会をWeb聴講したので刺さったことなどを。
月例会テーマは、人生が豊かになるお金の使い方、である。
これまでのわたし
ここ数年、閻魔帳なる日記をつけているのだが、この閻魔帳には価値ある支出、価値無し支出、なるものも記録事項として書かれている。
ここ数週間での例を挙げるのなら…
価値ある支出…ハンカチタオルを今治タオルのものに買い替えたこと。吸収力、速乾力ばつぐん。雨が降ったときはハンカチタオル二枚体勢だったのだが(洋服拭き用と普段の手拭き用)1枚で足りるということが判明し、もう病みつき…
価値無支出…会社で買ったテイクアウトコーヒー。家出るときに慌てて出たため、サーモスタンブラーに入れていたコーヒーを鞄に入れ忘れた。コーヒーはだんだんとぬるくなるわ、味がイマイチだったり、とか。…まあちっちゃい価値無支出である。
生き金と死に金
わたしのお金を使う定義は価値あるかないか、をなるべく考えているのだけれども、これはこれでまあ有用な考え方ではあるのだが、今回の月例会ではお金の使い方に関して、
生き金…目標に近づくためのお金の使い方。将来のキャッシュフローや時間を生むもの。
死に金…目標に遠ざかるために使ってしまうお金。将来のキャッシュフローや時間を減らすもの。
なる話があった。生と死…価値ある支出、価値無支出…よりもよっぽどインパクトある表現じゃなかろうか。
…今治タオルやらコーヒーやらのちっちゃい支出だって、生き金、死に金、なんて考えるとモノ買うときはちゃんと考えないとね。である。
地位財・非地位財
①人間には相対的な消費が重要だと感じる領域がある。
②相対的な消費への関心は地位財獲得競争を生む。地位財に的を絞った支出になりがち。
③地位財獲得競争に陥ると資金が非地位財に回らない。幸福度が下がる。
地位財…他人との比較。他人にどう思われているか。
非地位財…自分にとって良いモノ。他人との比較ではない。
…ここ最近のポイ捨て活動(いわゆる断捨離というやつです)により、このことはよくわかる。本当に好きなモノ、他人の目を気にしないもの、にお金を使うことが本当に楽しいし、幸せである。
が、わたしも一定の地位財は大好きである…これは自分が本当に心から好きなのか?それとも他人の目を気にしているが故に好きなのか、が分からなくなりましたよ…である。
わたしが好きなとある地位財…
実は今回の講義を聞くまで、これが地位財の代表例ということは気にしたことが無かった。
それは、スペインのデザイナーシビラの洋服である。
ひとことでいうと、デザインが美しい…である。
わりと好きで一時期はお店からお得意様セールのDMまでいただいていたのだが、ここ最近はあまり買っていなく、過去の遺産を着ている、が、まあ色あせない…のである。流行おくれとかは全くない。
が、シビラの洋服はユニクロの洋服とは違い、わりと生産数が少ないと思われる。
これも値段が高くなる要因のひとつ。
シビラの洋服を着るとたしかに気分はアガる。
が、なんの価値も生まないのである。わたし自身の価値がアガるわけではない。
そもそも、他人の洋服をそんなに見ることなんてないし…自己満足の域なのである。
ホントにシビラの洋服の哲学に惚れて買うのならアリなのだが、そこまで惚れているわけではないわたし…
おそらく良い印象を与えたい。で買っていた感が強い。
人生によりよい変化を生むものにお金使いなさいよ。である。
長くなりそうなのでブログ、続きます…
↓10年選手のシビラのワンピース&カーディガン。上半身の切り替え部分が秀逸なのですよ…