古都ジェニック…ことじぇにっく、なるフォトジェニックから派生した言葉があることを最近知る。
キングオブコトジェニック…な場所のひとつであり、一年のうちの春と秋の限られた期間にしか拝観することができなくて、拝観料2000円という京都の郊外にある瑠璃光院に行ってきたのでそのことを。
ひとこと感想。
・噂の反射モノは想像以上にすごかった。
・家の掃除をしたくなった。
・全てにおいてスキがない。
・メインの反射モノ以外にもたくさんいいところがある。
こんなとこである。ブログは数回に分けて書きます。
メインの反射モノ
寺院の2階部分が世の中でわりと出回っている画像である、机に緑が鮮やかに反射するよ。があるエリア。
実は行くまでは、「透明なテーブルクロスが敷いてあるんじゃないの?」なんて思っておりましたが、こげ茶の机が二つ置いてあり、(ひとつあたり長い辺に3人掛け、短い辺に一人掛けくらいか)がおいてあり、ここに新緑がぎんぎん反射なのである。
画像いくつか。
ピカピカ写経机に反射。
廊下も磨いてある。チリひとつなし。
全てにおいてスキがない
内装は新しくしてあるらしいのだけど、整い感が今までわたしが訪れたことのあるどのお寺よりも群を抜いていた…(入場待ちのときの行列から聞こえてきた会話によると、以前あまりにも人が来すぎて、床が落ちてしばらく拝観できなかった。床は総張り替えした。みたいなことを言っている方がいた)
部屋の中に関して…
これまた、全ての箇所がいい感じに磨かれており、新品新品してるんじゃなくって、こげ茶ベースの落ち着いた空間であり、机ピカピカ、廊下ピカピカ、畳もキレイなんであります。
隙がない。空気が澄んでいる…人は2メートル幅の写経机に向かってわんさかいますが、お行儀悪くどけ~オラーみたいな人もいなくて、皆さま心も穏やかになり譲り合い…でございます。
部屋のどこにもチリひとつ落ちていません。すがすがしい。家の掃除をしたくなりましたよ…
庭に関して…
庭園にもチリ一つないし、庭師の方の作業もおそらく拝観時間前に済ませてあると思われ、水もいい感じにまかれて緑しっとり、苔しっとり、石しっとり…である。入り口に入るまでにまずはこの整いさ、隙のなさを感じたのである。まちろん肥料袋やら選定した枝や枯れた落ち葉みたいなのが転がってるとかもないのである。
まあ、写真の力及ばず、文章の力及ばず、でなかなかすばらしさ、お伝えできないのだけれども、ミーハースポットといえば確かにそうなんだけれども、ミーハー以外の要素のスキのなさ、安い言葉でいうなら禅ってこうなの?拝観者に対する気配りみたいなことに、にわたしは心揺さぶられたのであった。
リフレクション写経机の回りでは静かな場所取り合戦が繰り広げられておりますが、反対サイドには写経をして、写真撮るのに高まった気持ちを落ち着けられるエリアがあります。(写経はなぞり書き方式の短縮版)写経をし、お願い事をしたため、納めてきた。
非日常感満載の心洗われる(?)文章のパート1はこれにて終わり。
続いて、非日常、は日常にあらず、パート2は行列はいかほど?等々超日常なありのままのことを書いてみます。
続く…