…自宅にただならぬ書類が郵送で届く。(郵送物受領2018/10/31)
株主の権利と義務…を久し振りに考える…
株主の権利は配当金を享受することであり、義務は当該企業の財政状態及び経営成績を把握することなんですよ…全くの想定外のことが起こってしまった。
・・・そりゃ、株主優待の景品にアクアコラーゲンなんたら、のドクターシーラボ商品のほかに、リステリンやらバンドエイドなんかが添えらてきたりして、ジョンソン&ジョンソンとの資本関係が深くなっているってことは知ってましたよ…
ドクターシーラボの「シーズ・ホールディングス」がジョンソン&ジョンソンによるTOBが実施されることになった。最終的には株式は上場廃止になる方向。
TOB価格がなかなか太っ腹なのである…5,900円
郵送されてきた資料(シーズ・ホールディングス発行の書面)によると、シーズ・ホールディングスは理論的に株価はいくらくらいの価値があるのかね?なることを外部の機関に算出してもらって、その理論値プラス公開買い付けに賛同してくれてありがとう、TOB価格もうちょっとプラスしますわ的なことを踏まえて、このTOB価格が決まったみたいなことが書かれていた。(株価の理論値は幾つかの方法で算出されていたが、今世の中的に一番主流なDCF法だと4811円~6,567円っぽい。)
わたしにとって、この銘柄は全くの放置ノーウオッチ銘柄…一週間前の株価が4000円前後をうろうろ、そしてここにきて直近(2018/10/31)で5860円が終値。(TOBやることが判明してからの爆上げっぽいが)
テレビドラマの「ハゲタカ」風に何としても株をかきあつめるのじゃ。ウチはいくら出す。ハゲタカ側はいくら。じゃあ釣り上げて…などという仁義なき戦いはなさそうな今回の公開買い付け。
シーズ・ホールディングス側も「公開買い付けに応募を推奨する。」「株式は上場廃止の方向。」なんていうことが書面に書いてある。
公開買い付けに応募するのもよし、市場でふつうに売却するのもよし、なのだが、おそらく5900円より株価が上がることはないんじゃなかろうか。なので、公開買い付けに申し込むことにした。
めんどくさい…
今回の公開買い付けにあたっては、SMBC日興証券の口座を通して行うしか方法がないことも判明。
SMBC日興証券に口座を開いて、そこにわたしのネット証券(マネックス証券)の口座からシーズ・ホールディングスの株を移さねばならない。
期限は2019年の1月10日の15時半までに手続きをすまさねばならない。
わたしみたいに金融機関に勤務していていて、手続きのうんちくが多少わかっている人間の立場からでもめんどくささ満載…
…で、肝心の公開買い付けの目的…
ありんこ文字でツラツラいろいろ書かれてましたが、わたしなりの重要ポイント理解として、以下。
「ジョンソン&ジョンソンとしては、ダーマコスメティック分野におけるシーズ・ホールディングスの存在感に魅力を感じた。」
※ダーマコスメティックとは、皮膚科学(Deemotoloty)と化粧品(Cosmetic)が合わさった造語のこと。
「シーズ・ホールディングスとしては、株主を意識した経営がめんどくさくなった。ジョンソン&ジョンソンの一員になることで、もっと研究開発できる。(言い方悪いですが、上場企業のままだと、研究開発にお金回したいが、株主意識して、毎年利益ださなきゃ。みたいな。)」
…今後はこのネタは「公開買い付け応募の実際」に続く…
郵送物の中身(全部はまだ読んでない。
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