ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

勝間塾2020年1月度月例会に照らし合わせ自分の購買行為を振り返る。

2020年1月18日にWEBライブ視聴した勝間塾1月度の月例会ねたについて書いて見る。
月例会タイトルは「いつもカモられている人のための行動経済学
この月例会の学びを「スチームアイロンを買う」というわたしの先日の行為を今回の月例会での学びに照らし合わせてみる。
 
スチームアイロンから蒸気が出なくなってしまった…
20年間の長期にわたり稼働してきたナショナル製のスチームアイロンがアイロン機能は大丈夫だけどスチームが出なくなったので買い換えることにした。
金額にして1万円前後。そこまで悩まなくてもよさそうな買い物である。 
そこまで悩まんでも、と思ったけど、そんなに壊れ無さそうなアイロンを買う、という行為はもしかしたらわたしの人生においては最後のことになるかも。とかどうでもよいことを考えてしまうと、なかなかハードルの高い買い物である。人生であと何回コレかうの?は先日車を購入したときに思った事である…この車が最後にはならないとは思うけど、そんなに頻度は高くないから、オットの趣味を優先させましょう。なることを想ったのである。
 
月例会のタイトルだと「カモられるな、わなにはまるな、騙されるな」でありますが、
結論としては「人間は感情で動く、そういう特性があることを認識した上で理性もはたらかせよ。」というのが一番の学びであります。
きっかけとして、感情が揺さぶられるのはあたりまえ。だけど、それに流されてはいけない。
 
購入前
パナソニック一択だな・・・
理由は我が家の家電製品の占有率ほぼ100パーセントなこの会社の製品。世の中に家電は二種類ある。パナソニックかそれ以外か…状態である。
この時点で馴染みあるものをついつい選ぶという「単純接触効果」なるものに侵されているのである。
単純接触効果、とは、選挙において顔と名前が一致する人ほど得票しやすい、というのが分かりやすい例である。
 
アマゾンで目星をつけるその1
パナソニック」「スチームアイロン」とアマゾンの検索窓に打ち込んで調査開始。
ついでにアマゾンのレビューはその質に問題があるとわかっていながら、レビューやら星の数も確認する。
バンドワゴン効果」に侵されている状態である。
バンドワゴン効果、とは、みんなが買っているから安心する。
ちなみにたまに見かける紺色ロゴ「Amazon Choice」アマゾンチョイス、などの表示が出てくる商品はAIが「たくさんの人が買ったよ」ということを暗示してくれてるんだそうだ。アマゾンオススメという意味ではないんだそうだ。
 
アマゾンで目星つけるその2
家電のパンフレットだとオープン価格となっているところにアマゾンでの販売価格が表示され、しかも訂正線が引かれ、実際のアマゾンでの販売価格がお安くなっている。
欲しけりゃ、値段は度外視、が一応のわたしのポリシーなのだが、超気にしてるじゃん…
定価より安いと納得、安心。
「アンカリング」に侵されている。誰かが決めてくれた値段、を参考にするのがラク
 
実店舗にいき再度調査
近所の家電量販店に調査しに行く。主たる調査目的は「重さの確認、持った感じ」である。
なのに…要らんことがやはり気になる。
 
「在庫一掃」「ポイント多めにつけます」系の文言に目が行く。
「希少性の法則」に侵されている状態。
実店舗での在庫一掃、ポイント10倍はアマゾンでいうところの数量限定のタイムセールも同義である。
 
結局この日は購入行為に至らず。
パンフレットを熟読。
スチームアイロンの価格というのはスチームの出る穴の数、アイロンをかける面の材質、で変わることが分かった。
稼働歴20年超の骨董品のナショナル製アイロンはスチーム8穴、であった。
最近のパナソニック製のものだとスチーム穴は一番スペックの低いもので18穴である。高級機種だと32穴である。
一番お安いものでも十分用が足りるんではなかろうか。なる想い。もしかしたら人生最後のアイロンの購入かもしれないのに…いいのだろうか?松竹梅でいうところの梅クラスのものを買ってもいいのか?最後の買い物になるかもしれないのに…せめて竹クラスを買うべきなんじゃなかろうか?
 
さらにここで追い打ちをかける悩みが生じた。
今使っている骨董品アイロンはコードがお邪魔なタイプである。新しく買うのならコードレス一択だな。とも思っていた。
ところが、コードレスのスチームアイロンってあんまり馬力が無いのね…である。高温設定でスチーム使うというシーツにアイロンをかけるときに想定されるシチュエーションだと高級機種ですら3分しか持たない、これはどうとらえればいいのか?
ほいよっこいしょ、とアイロン台からシーツを動かしてポジション変えたりするときに、充電するホームポジションに戻して休憩させてまた使えばよいのであろうが、
そもそもわたしはシーツ一枚アイロンかけることに関し、所要時間を把握していなかったことに気付く。テレビをぼーっと見ながら手を動かす感じなので全く時間感覚が無い。
とりあえず、パンフレットの熟読とシーツ一枚アイロンかけるのにどのくらいの時間がかかるのか、ニット一枚にどのくらい時間かかるか?をちゃんと把握したうえで、人生最後のアイロン購入に見合うものを買うことを小さく心に近い、家電量販店を後にしたのであった。
 
霧吹きでシュッシュでも今のところ大丈夫だから、このまま何もしない最悪な現状維持、に陥るのだけは避けたし…
そこまで困っているわけでもないのがああ悩ましい。でも、最近のスチームアイロンは衣類スチーマー的な使い方もできそうなのでやはり買うべきだな…
 
月例会ネタまだ続きます…
 
↓スチーム穴八個でも大丈夫なんだがな…
 
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