わたしは勝間和代さん主催のオンラインサロンの「勝間塾」の会員を出たり入ったり、をここ数年続けている。今は現役会員でありまして、一か月に一度の月例会をオンラインで視聴し、勝間塾の会員だともれなくセットでついてくる勝間さんの有料メルマガに掲載のお題に関し、会員専用サイトのSNSみたいなところに自分なりの見解をたまに書き込む…なんてことをしている。
1月の勝間塾の月例会の課題は「いつもカモられている人の為の行動経済学」なるものであった。そして、この月例会を聴く前にわたしがやっていた「スチームアイロンを買う。」という購買行為に関し、思った事、カモられている、というか、人間の性ってこうなのね、なることを書いてみた。
月例会のなかで、実際のカモられ行為、カモられスポットとして例示されたことに関して触れてみる。
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職場での「義理土産配布という風習」
「職場謎風習ではあるが、やらずにはいられない風習」「みんなやっている謎風習」
前々からわたしの意思に反している謎風習だけどわたしもやってることに関し、今回月例会を視聴して、その謎風習に理由付けができたのである。
それは、「職場でのお土産配布」である。わたし的に、謎…正確には不要なんじゃなかろうか、と思う理由としては、
「買う立場からだと、時間取られる。何を買えばいいのか気を使う。」
味もそうだけど、ニオイとかも、甘いモノ苦手な人がいることを想定してしょっぱい系を買おうと思ってもおせんべい系はニオイと音が…とか、個数の微調整とか。余っても困るし、足りないのも困るし。とか。余ったときのムリヤリ女子は二個、男子一個とかの微調整とかの暗算もメンドイ。
「いただく立場からだと、あまり美味しく無いモノが多い。義理土産なのがバレバレである。」
微妙なクッキーとか…すみません。お気持ちだけはいただきたい。
「お話もしたことが無い方から頂く義理土産やら、昼休みから戻ってきてひっそり机に置かれている義理土産もどうかね…」
そこまで気を使わんでもいいのに…
こんなこと書くと民度が低い奴だな…でも、わたしの正直な気持ちはこんなとこである。有休取ってどっか出かけてことに対して遠慮はいらないし、わざわざどこに行ってきたなることを義理土産という形で事後報告しなくても…である。
民度低めなことを書いたけど、もちろんお土産に日ごろのご愛顧と感謝を込めている人もいるらろうし、逆にそんな高級品配らんでも…なるお土産にもたまに会社で遭遇することもあるので、これまたまた悩ましい。
一応わたしのスタンスとしては、お世話になっている自分の部署の方々のみに対して義理土産にならない品質をクリアしたものをお渡ししているつもり、義理ではあるがちょっとは心を込めているつもりである。可能な限り自分が食べておいしいと思ったものをお渡ししている…ちょっと高くなるけど、京都にいったら阿舎利餅、とか。これが義理土産になると、わたしの経験だと、配布者自身が手でつまんだ生八つ橋がふるまわれることも実際はあったりもした。土産の基本は個装でしょ。そもそも。手でつまんで渡すなこと自体がありえないのであるが…
行動経済学的に職場での義理バラマキ土産を検証してみる。
「変返性の法則」
よくしてくれたらお返ししなきゃ。
お土産もらってるから、返さなきゃ。
「希少性の法則」
××県限定、なるお菓子がサービスエリアとかには結構ある。
まさにそれ。ココじゃなきゃ買えない、なる希少性。
「バンドワゴン効果」
みんながやってるから。
みんながお土産配ってるから。
世の中に存在するカモられスポットその1
義理土産を買う「高速道路のサービスエリア」
海老名サービスエリアなんてここに寄ったらもれなく渋滞までセットになるでよ。
世の中に存在するカモられスポットその2
買わずにはいられない「アウトレットモール」
ホントに欲しいんだったら定価でちゃんと吟味して買えばいいのに。ここでしか買えない、安い、でフラフラ・・・
誤解なさらぬよう・・・
家族友人知人に心を込めて買う土産はアリである。大賛成。
心を込めた友人知人に対して「××に行ってきました。」とプリントされた微妙なクッキーを手渡すひとはまずいないでしょ、ああいうのはだいたい大箱に入っていてばらまき想定用じゃん・・・本来お土産というのは心を込めて買うおすそ分けなのではなかろうか。わたし的には…
↓こういうのが心を込めたお土産なの…パーソナルな。