2020年3月25日開催の第96回アサヒホールディングス株主総会に関し、
昼休みにチラっと寄れる芸能人のめでたい会見、謝罪会見が良く行われる某ホテルにて開催されているので、議決権行使をしにがメイン、サブで+お土産も頂けましたが…そのあたりのことを
新型コロナウイルス対策として…
通常の株主総会招集通知が届いたあと、株主総会数日前になって、「できれるだけ会場参加はお控えください」なる書面が届いた。
これは3月決算の他の企業もそんな感じの「株主総会会場参加お控えください、議決権行使はネットか郵送で」みたいな書面が別に届いてたので、わりとそんな感じなんだと思う。
が、アサヒホールディングスはこんな危機的状況のなか、お土産配布はマイペースに実施されていた。しかも今年は心なしか豪華だった気が…いつもなら発泡酒系アルコール飲料二本なのが、今回はスーパードライと発泡酒だったので…
動線もすばらしく、お土産引き換え場所のすぐ真後ろが退場口であった…
同業他社今年の大河ドラマでそのタイトルの一部に使われているジラフさんは確かお土産無だったはず…
13時総会開始のとこを、12時50分頃ついて、受付のところに議決権行使書を提出するとお土産引換証が付いた首からぶら下げる参加株主番号とやらが渡される。参加株主番号が1700番台だった…お土産は事前に受け取ってくださいと言われ、受け取る。
結構いらっしゃってるのね…
というわけで？会場参加は見送り、株主としての義務を果たし、引き換えとしていただくものは頂いてきた。
いち株主としてお伝えしたいのは、発泡酒のアサヒ・ザ・リッチは近所のイオン系の店では冷蔵販売でなく常温販売されているのはいかがなものか…と思った事をお伝えしておく。3月17日販売。発売されたばっかじゃん。ＣＭは竹野内豊さんがされているらしいがテレビで拝見したこと無し…
アサヒホールディングスの最大の強みかつ最大の弱点は「スーパードライ以外のウリが無い。」ということなんだな…
とはいえ、2026年にはいわゆるビール及びそれっぽいシュワシュワ系アルコールの税金はビールもそうじゃないやつも一律55円となり、ビールに力を入れ、発泡酒系に力を入れないのはある意味、アリなのかな。とも思ったりする。ただ、力を入れないのはまだ早いんじゃなかろうか…
それとも更なる税金対策というか税金かいくぐり系の微妙にアルコール度やら成分を調整したビールもどきシュワシュワアルコール飲料を開発しているのか？？たぶんしてると思うけど…とかも思ったりもする。
株主として総会で何か質問できたら、このあたりのことはぜひ聞いてみたい。
お土産の中身↓
スーパードライ205円
アサヒ・ザ・リッチ 105円
三ツ矢サイダー100円
カルピスウオーター100円
十六茶(総会の注意事項が書いてある紙と一緒にもらった)100円
うちのお吸い物(フリーズドライのお吸い物5袋)450円
1000円くらいのおみやげか…時価総額。
わたしは株主優待貴族の桐谷さんではなく株主優待は日本銀行券でいただきたい派なのである…
うむー。わたしは東京に住んでてすぐ行けるからいいんだけど…1000円配当プラスでおみやげ廃止でもアリなんだが…
まあ、わたしがこの会社に関して評価しているポイントとしては、
・5月に送付されてくる株主限定ビール
・ここ10年間に関しては無配やら減配は無い。配当は前年と同じか増配。
という民度があまりお高くなく、株主としての権利のいわゆる配当金「日本銀行券相当額でおいくらいただけるか」という部分に主にフォーカスされているのが事実である…
なので、今回の株式相場の大荒れによりちょっとかすり傷を負ったリートな銘柄とかも全く愛情度ゼロながらも過去の日本銀行券相当額にホレ込み保有しており、今後も保有し続けるのである。
注：うちの夫は「そこの会社のファン、お世話になってます系じゃないとあかん派」である。うちの夫保有の株式というのは実は私にとっては日本銀行券相当額的観点からは意味不明？？な銘柄なものが多いのだが、夫的にはその会社の業績やらなんやらはさておき、ファンということが重要らしい…なのでわたしの行為はあまり理解していただけない。
注：株主としての財政状態経営成績のチェックは決算期の招集通知のおまけ冊子やら、四半期ごとにＩＲ情報みたいな冊子も送られてくるので、一応チェックしとります…一応。ですが…
お客様という単語の定義・・・
一応株主の義務として、その後ネットで配信された株主総会もチラっと拝見しましたが、一番驚いたのはいつもなら民度超低め質問連発な個人株主からの質問が一切無かったことである…株主総会ネット配信にてこれらがカットされたとも思えず、なかなか有用な受け答えも見受けられた。これはあらかじめ、総会の注意事項でとにかく総会を早く終わらせたい旨、総会後の退場は規制退場になることが影響したと思われる。(コンサートか？？ブロック別退場採用かつ座席の間隔をあけて会場設定をしてある案内も事前にもらっていた)
民度低め質問は、株主優待のビールの本数を増やせ、お土産豪華にしろ、長く株主やってる人をもっと優遇せよ。配当もっと増やせ的なもの。
有用だな、というか正確には立場が違うと「お客様」の定義も違ってくる。ということを今更知ったことである。
まるっと自分を定義するのなら、わたしは株主様でありお客様でもある。
「新型コロナウイルスの業績への影響は？」なる株主からの質問に対して、
「まだ未集計だが明らかに業績への影響はあることが予想される。が、当社のお客様はご自宅で当社製品を購入いただく方と飲食店様が当社製品をつかってくださる場合とがある。ので、ターゲットをそれぞれに向けた販促をしていく。なんとかご自宅消費分にかんしてはなんとか持ちこたえたい。」みたいなことが会社回答であった。
今大変な状況にある飲食店もお客様なんだよね…あんまり考えたことなかった。
これはどう考えても業績に明らかに影響が出るとしか思えない。
わたしがノー天気に想定していたこれから想定される不況期における発泡酒バカ売れ、スーパードライ売れ行き下がりを憂うっているだけではないのである…
あと思ったのは、日本国民のほとんどがなにかしらアサヒホールディングスの製品と接点があるんであろう。
どこにお客がいるかわからないから、こういう企業の役員クラスの人は立ち振る舞いがすごく丁寧かつ低姿勢、想定問答とかをすごく事前にやるとは思うのだけれども、説明とかもすごくわかりやすいの。すばらしいの。と思ったのであった。
民度が低い例年の質問タイムであっても、必ず「貴重なご意見ありがとうございます。」みたいな対応なのである。
・・・毎朝会社最寄の駅についてから、シャキっとすればよろしいわ。と思うわたしは多いに反省せねば。であった。
↓いろんな注意事項やら規制退場のやり方が記載されたもの、お茶と一緒に渡された。
