実は2020年1月の終わり以来美容院に行けてない日々が続いていた。
髪の毛の長さ自体はだいぶロン毛となり、そんなにハネることもなく、夜乾かすのをちゃんとしておけば、まあ朝も大丈夫。
だが、前髪がお邪魔問題が浮上してきた。
セルフカットを試みることにした。
やり方は一週間かけてちょっとづつ切る、失敗しないように。一気に切りたいとこだが、ぐっとがまん。まあ多少のデコボコはあるのだが、まあアリである。
You Tubeとかでやりかたがいろいろ紹介されているので、マネをしてやってみた。
最大のポイントは数日に分けてやることだと思われる…失敗防ぐのは。
このセルフ前髪カットにあたり、100円ショップで二つグッズを購入した。
値段が値段なので多大なる期待をしてはいけないとはわかっているのだが、セルフカットグッズに関して、わたしなりの感想を。
(もっと器用だったらな~という叶わない願望とともに。)
その1 髪切り専用(と明記されていた)ハサミ
100均セリアで購入。
わたし的には切れ味が文房具として用いているハサミとの相違が分からず。
そりゃ、美容師さんのはさみはキレキレに研がれているから切れ味抜群なのはあたりまえである。(ハサミを床に落としたりすると即研ぎ屋さんに出す、と美容師さんが言っていた。)
スキバサミなるものも売っていたのだが、これなんかいったいどんな切れ味なのであろうか…
100均最大手Dにもハサミ吟味の為に寄ったのであるが、Dではチタンコートされている髪切りハサミが売られていた。
うむ・・・こっちのほうが良かったのか?しかしレジ待ちがすごく、ここで迂闊に時間をつぶすと、「その2」で言及している必殺(と当初は思っていた)グッズが売り切れることも想定されたため、結局セリアで髪切りハサミを購入。
その2 前髪カット用クリップ
100均セリアで購入。
最大のミスは「一切説明書きを読まずに買ったこと。」である。
出来心でこれは購入した。当初はハサミだけ持ってレジに行こうとしたら、同じく髪切りハサミを吟味しているお客さんのカゴのなかをチラ見したときにこれを発見してしまったのである。残り僅か。わりと売れてるっぽい。
しかも、念のため100均最大手のDにも一応寄って、似たような商品が無いかを吟味してから買うことにしたのだが、最大手Dにはこの商品は無かった。
「いい買い物をしたなあ。前髪まっすぐ切れるじゃん。」と有頂天になっていた…
先ほどわたしは一切説明書きを読まずに購入。と書いた。正確にはこのイラストを見て購入を即決した。
「前髪を一直線に束にして、まっすぐ前髪を切るためのグッズ」なる単純理解。
ところが実際の使用法は
「クリップで前髪を挟みかつ、その挟んだクリップを左手で保持し、右手でハサミをもって前髪カット」である。しかも鏡を見ながら…
テクニカル的にかなり難儀。一応挑戦してみたが、わたしにはムリであった。
恐らく普通の人では殆どの人がムリだと思われる。
そもそも前髪の量が足りず、クリップで挟むことができない。
ちっ。
仕方なくこのグッズを使うのは諦め、一週間かけて切りすぎゆえの激変を避けるため、チマチマ数ミリづつ前髪カットをすることを選び今に至る。
↓
まあ一万歩譲ってのこのクリップの使用法
後ろ髪を家族にカットしてもらうときにまっすぐにするため挟むってのはアリだとは思う。
早く美容院行きたい。
でも、美容院再開しました案内ハガキを見てその気が失せてしまった。
「消毒徹底します。(具体的にはハサミは一人の客でつかったら、都度消毒。椅子も消毒。マスクする。等々…が明記されていた。)」
新しい生活様式がわたしのなかではまだ気分的に受け付けられないのですね…わたし自身が。会話しなくて、手を洗えばいいんじゃないの。あとはまあマスクで十分でなかろうか。
さらに追い打ちをかけるように、チラっといつも行っている美容院の前を通りかかったら受付の方は透明の被り物フェイスシールドをしていらっしゃったのが目に入った。
わたし生理的に病院以外の場所での透明な被り物はあまり見たくないのですよ…まあいろんな考えがあるでしょうけれども…