ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

防災セット SHELTERプレミアム (1人用)を買ってみた件

リスクをかわす、とリスクに備える、とは意味が違うんだよ。
・・・なる名文?を先日、本で読んだ。まさにそのとおり。いままでのわたしは防災に対しては「リスクを運よくかわしている状態」というわけでロクに備えをしてなかった。
このまんまだとコロナに振り回された2020年でおわちゃう。せめて2020年の初頭に心に誓った「防災グッズを一式備える。」くらいはちゃんとやろうと思い、2020年の5月の終わりに防災リュック一式を購入してみた。
購入したのは5月の終わり、実際に品物が来たのは7月の終わり。備えるならお早めに。である。
防災グッズトップブランドのLA・PITAの防災セットを買った。
 
 
何故に一人前の防災セットを買ったのか?
本当はセットでの購入は希望してなくて、ハイテク懐中電灯が欲しかったのである。あとは自前でそろえて古い登山リュックに入れて防災リュックにするつもりだったのだけど、欲しかったハイテク懐中電灯が5000円弱。である…しかも納品まで相当の時間を要するっぽい。
きっと納品したときには、「災害をかわすのと備えておいてナニゴトもなかった、というのは違うんだよねー」なんてことはきっと忘れているはずである。というわけでセット購入をすることにした。
一人前リュックと二人前リュックの違いはリュックひとつに対して、ハイテク懐中電灯やメカものは1個、食料、水、カッパやらアルミホイルみたいな保温シートが二人前、となっているだけだったので、まあこのあたりのものは別で買えばよいのかな。と思い一人前リュックを買うに至る。
 
単純暗算
防災リュック一式約12000円、単品買いでいくらするかを調査したところ、リュックの中身のハイテク懐中電灯約5000円、ランタン1200円くらい、35リットル500gの軽量リュック単品値段不明だけど古いタイプのやつで4000円くらい…となると、これはセットで買う方がオトクなんではなかろうか。
 
 
多機能ダイナモジオライト(欲しかった肝心のハイテク(?)懐中電灯)に関して
①LEDライトで明るい。
ダイナモ発電をする。(手回しで充電できる。昔でいうところの自転車をこぐとライトがつくあのイメージ)
③USBで充電をしておく。乾電池不使用。
スマホの充電可能なモバイルバッテリー機能
⑤AMFMラジオ搭載
⑥防犯用サイレンもついている。(わたしここにいるー、助けて。の時に使う。)
・・・なかなか機能満載。
機能満載、ということは使い方が複雑であり、ひとつひとつの機能の精度的にはどうかね…なるところも正直なとこあるのであるが、ちらっと感想を。
 
①LEDライトの明るさ
わたし的には問題無。
 
ダイナモ発電。
グルグル回して、蓄電して、その蓄電した電源でライトとして照らしたり、スマホに充電をするらしい。
安いものだと、ぐるぐる回してるときしかライトつかなかったり、充電できないものもあるらしいので、まあよろしいのではなかろうかと。
しかしモーレツ全力にぐるぐるしないとダメそうだ。120グルグル1分あたり×5分、でライト60分、ラジオ30分、サイレン10分、スマホ会話3分、待ち受け50分、(会話が少なくないか??)
でも、これでフル充電らしいんだな…ハイテク懐中電灯であるが、か弱い。やはり懐中電灯は移動専門だな…と買ってから思ったのであった。
 
③USB充電。
3時間パソコンやUSBのコンセントにつなげて充電。でフル充電。
うむー、それでライト60分でしょ…か弱い。やはりローソク必要か??乾電池使う懐中電灯のほうが使い勝手がよろしいのではないか??
 
スマホの充電可能なモバイルバッテリー機能搭載
わたしガメカに弱いからいかんのだが、当初このハイテク懐中電灯にフル充電してから、スマホ充電を試してみたのだが、できなかった。
iPhoneはダメなのか??と思っていたら、ツマミを切り替える必要があった。ここを切り替えたら充電は出来た。
ややっこしい。説明書が生命線じゃ。ジップロックに入れておこう。
↓全体像
 

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↓ツマミを携帯充電、にしないと充電できず。
 

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↓取っ手のライト、ラジオ、サイレン切り替えスイッチと本体のオン・オフ・携帯充電のツマミを正しくシンクロ?させることにより初めて用をなす。
ムズいの。これを間違うと爆音が響く。(⑥参照。)スマホの充電できず、ライトつかない、ラジオ聴けない等々散々なことになる。
 

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⑤ラジオも聴ける。
一応試したが聴ける。が、このツマミ方式、電波状態悪いところでちゃんと機能してくれるかな・・・なる心配。
 
⑥防犯用サイレン
スマホに届く「緊急地震速報」なみの大爆音。赤いライトも点灯する。
 
※防災業界の常識では、懐中電灯は遠くを照らすもの、移動時に使うもの。ランタンはその場にとどまるときに使うもの、明るさ調節できるもの。
ということで、懐中電灯だけでOKと思われがちではあるがそうじゃないみたい。
 
※※若干しょっぱい感想としては、「携帯電話充電機能はあくまでも非常時に。本来であれば純正の充電器を使うのが望ましい。」的なことが説明書にちっちゃく書かれていた…
あくまでも超非常時に使う携帯電話充電機能なのね…
 
届いたリュックでは必須品(トイレットペーパーとか)は入ってないので、これらを詰めてみて、最終形のやつをいつの日かブログでお披露目しようとおもうのですが、
こういうものあるんだ…と思ったものを最後に。
 
防災エアーマット
水にも浮きそうなエアマット。250キロまでの人なら敷布団の代用になるらしい。
ただですね・・・膨らますのがストローなんですよ。か弱いストロー(細いやつ、スタバの緑のやつよりも細い。)で膨らます。
なかなか体力勝負でもある。
 

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↓リュック全体
一人前で4.5キロ(水500ml×3含む)なかなかの重さじゃ…
 
↓防災セットの中身全部

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2リットルのペットボトルよりも身長高いのよ。
 

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↓これまでのウチの防災用メカ
…これら3つがハイテク懐中電灯で賄えるのはよろしいのだが…その使用可能時間には大いに不安が残る。モバイルバッテリーと懐中電灯は入れよっかな。
 

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