2018/11/26-28にかけて京都に行ってきた。そのとき思ったことを書いてみる。
紅葉まっさかりの京都…さぞかし人口密度もお高いであろう…ということはわかっていた。(実際南禅寺あたりに最後の日にチラ寄りしたのだが、かなりの人口密度であった。)
なるべく人口密度の低いところに行きたい…でわたしの採った策というのが、
・修学旅行で行ったことがないところ(=大型バス駐車場が無さそうなところ)
・公共交通機関(バス停や駅)から離れているところ
こんな感じの条件をクリアし、よさげスポットをいくつか候補としてあげ、実際に廻ってきたのであるのだけれども、
人口密度的にはマシだった部分もあるけれども、思ってた以上にアクセス困難地域(オーバーな言い方だけども)にも観光客はたくさんいた。
その理由のいくつか、を書いてみる。
京都を訪れる観光客を自分流に分類…
①個人客(日本人)
②海外からのお客さん
③団体旅行客
な感じで分けられると思う。で、今回注目したのは③の団体旅行客である…
大型バス接近が困難な寺院にも旅行会社の旗を持った添乗員さんが、お客を引き連れて山寺(?)にも結構いた。
どおやって??ここ大型バス留めるとこ無いし、駅からもバス停からも遠いし、タクシーも門前で降りなきゃいけないし…
なぜにアクセス困難地域に団体のお客さんが多いのか??
団体客の主要年齢層はわりと高齢な方々、と見受けられたのだが、その方々の脚力というのはわりと衰えていない。よくよく周囲を観察していると、
大型バスは可能な限りギリギリのところまでお客を乗せ、バスからお客を下ろしたら、どっか近くで待機し、集合時間にまたお客をピックアップする。
お客はバスを下ろされたら、自力で目的の山寺まで向かう。(ただし健康脚力年齢というのはかなり幅があると見受けらたので、結構大変なんじゃないかとも思ったが…)
…想定外…イマドキの団体旅行というのはこういう形なんだ…バス駐車場に停めてすぐ。ってわけじゃないんだ。ひと昔前のバス団体旅行を想定してきた高齢者の方にはさぞかし大変なんじゃなかろうか…である。
もっと驚きの団体旅行…
それは、「タクシーでアクセスする団体旅行」である。
タクシーに分乗して、団体客がわっと押し寄せ(当然徒歩アクセスも必要)、添乗員さんが「タクシーが何時に来ますから、それまでに必ずここに戻ってくださいね。」なることをお客に説明している…
もちろん、とある数か所のみタクシーアクセスなのだろうけれども、団体旅行もいろいろ進化しているんだな。と思ったのであった。
で、結果的にわたしの採った策はどうだったのか?
悪くは無かった…が、これ以上の対策はムリ、想定外…以上…
脚力の重要性というのはわたしが数年前に整形外科に入院したときにもよくわかったことである。脚力の衰え→寝たきり→痴呆…なるルートがあることをそのときわたしは知ったのだが、可能な限りいろいろなものを見聞したいわたしとしては、脚力キープは今後益々重要だわ…とも思ったのでもあった。
↓今年のJR東海のそうだ、京都行こうコマーシャル寺である京田辺市にある一休寺での1枚…(人口密度低いところを狙ったといったくせに、ミーハー根性には勝てずに行ってしまった…)この木戸はコマーシャルに使われた。ここも、かなりめんどくさいところにあったのだけど、幹線道路下車のち徒歩アクセスで結構な団体客がいたのである。
…チラッと旅のしおり的なものを盗み読み…
一休寺のあとはこれまた、ドストライクな東福寺に移動、となっていた。