強制力が裏目に出た事件が…
これがホントにいざというときだったら、全く役に立たないよ…
そんないざというとき、はまずは無いとは思うけど。
いざというとき、と絶対に手を付けない、ということの両建てをすること自体がそもそもおかしいのであるのですが…あほすぎる。
絶対に手を付けない預金の定義…
メインで使っている銀行口座の他にもう一つ「絶対に手を付けないいざというとき預金」という口座が私にはある。
この普段は存在が忘れられている口座のお金にもちょっとは働いてもらおうと思い、一部を外貨に換えて、舶来株を買うことを思いつく。
舶来株を買うにあたっては、「三井住友銀行→三菱東京→マネックス証券預り金→マネックス証券預り金を外貨に換える→舶来資産購入」というルートをたどることになる。
三菱東京とマネックスの口座は紐づけ連動させてあるので資金の振替は無料でできるのだが、このいざというとき預金の入っている三井住友銀行は紐づけしていなかったので、めんどくさい手順を踏むことにした。
操作画面をちゃんと見て暗証番号をちゃんと入力し、金額を指定する…
…操作画面をちゃんと見る…とは、余談ではあるが、三菱東京のATMは操作画面は電卓風な数字が規則正しい並びになっているのだが、三井住友銀行のATMは操作画面の数字がバラバラ並びなのであるのね…知らんかった…
ところが、出金できない…
引出限度額を超えています。なるメッセージが出る…
あれ??残高はあるはずなんだけどな…
で、残高照会すると残高はちゃんとある。
なんで??
三菱東京のATMでは見たことのない、引き出し限度額の変更的な操作ボタンがあることを発見…これをチラっと操作してみたら、引き出し限度額を下げることはATMでできても上げることはできないことが判明…そりゃそうだ。オレオレ詐欺の犯人とかがこれを悪用しちゃうよ…限度額を上げることが簡単にできるのなら…
そして、この画面を見たときに初めて、わたしは口座を作った当初、申込書にこの引き出し限度額を鉄の意思をもって「1日の引落限度額を一万円」として普通預金口座を開設していたことを思い出す。今の今まで忘れていた…そもそもキャッシュカードも作るつもりすら無かった勢いであった。
意志力も意志力もゼロなわたし…可能な限り強制力なるものにお世話になっているのである。そのことすら忘れていた。ということはどういうことなんだ・・・
絶対に手を出せない、じゃなく絶対に引き出せない役立たず…
家に戻り、三井住友銀行のネット管理の画面にて、引き出し限度額を上げて翌日再チャレンジ…引き出しに成功…三菱東京の口座を経て、マネックス証券にお金は無事行き渡った…
のであるが、円→外貨への以降も一日ズレたわけで、昨今の為替レートが動く日々にとってはちょっと残念な思いもしたのであった…
↓開かずの封筒…通帳やらネット取引用の暗証番号のトークンみたいな小さい電卓みたいなやつ一式が入ってたやつ。