ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 簡易トイレにお世話になってみた件(ニオイ対策が大事)

そろそろ大規模補修工事の時期である(築17年)

今住んでいるマンション、新築入居のち17年経過。小さめ修理もいくつかあったりとか、今度は大規模補修工事も迎える。そんななか、共有の水道ポンプを丸ごと取り換えるという修理があった。

取り換え工事は二日にわたって行われるらしく、1日目は特に居住者にとっての制約はないのだが、2日目は9時~17時の間は断水になること、生活用水、トイレ流すようの水はバスタブに張っておく必要があった。

この平日のとある日、災害時におトイレが使えないことを想定して常備してあった非常用簡易トイレなるものの使用感を試してみることにした。

在宅勤務のこの日、一番気を付けなければならないことは、トイレの使用に制約がかかることによる精神的ストレスが仕事に影響を出さないことであった。

…が、結論からお伝えするなら、

「おトイレのことが気になって、仕事に全く身が入らん…」

「非常用トイレの使用感は大丈夫だけど、本来は一回限りの使用の非常用トイレを複数回をセコく使うのはよろしくないな…」

※一応、非常用おトイレの使用感がイマイチだったら、風呂場の水をバケツで流す方式に変えるつもりで一応バスタブには水を張っておきましたが、なんとか17時まで非常用おトイレの使用に耐えました…

 

「驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 簡易トイレ」

もとはペットの排泄物の処分にあたり、ニオイが外に漏れないためのビニール袋の開発をしていた会社の応用商品。(医療用としても使われていたそうです。)

洋式トイレの蓋をすべて上にあげて、にまずは黒い袋を2枚被せて、蓋(女子専用蓋)を元に戻し固定。

黒い袋の上で用を足し、

そのあと、排泄物固める用粉末を振りかけてゼリー状にし(食用油処分用の固めるテンプル的なもの)

一回用を足したら、白い袋(この袋が消臭効果アリな袋)に使用済み黒い袋を入れて、外し、小さく纏め、一番下に敷いた黒い袋はそのまま、その上に新しく黒の袋をかぶせることにより非常用おトイレ新規出来上がり、



使用の実際…

非常時を想定して本来なら一回用を済ませたらこの非常用おトイレセットを交換する、が正式な使用方法ですが、可能な限りの複数回使用し、どんなもんかを試したんでありますが…

この日、迂闊にも断水が始まる朝9時までに大きいほうが出ず、お昼すぎに大きいほうを…

液体の排泄物はまあそんなに気にならない。ニオイは。色も黒いビニール袋の上にたまっていくだけだから、姿かたちは見えない。(今回はトイレットペーパーは別の袋にまとめて後で捨てた。)

大きいほうも黒いビニール袋においては、姿かたちはそんなに気にならんのですよ。

ただ…視覚的ではなく嗅覚的な存在感が…1時間後にトイレに入って便座上げるとその昔のぼっとんおトイレ的に匂うんですよ…

スプレーをニオイの本体に直接噴射してみましたが、トイレの消臭力のスプレーはあくまでも残り香を消すものであって、ニオイの元には全く効果がないのでありますよ…

自らを弁護しておくと、毎日快便?なわたくし、基本的に排泄した瞬間はほぼ無臭、しかし時間がたつにつれてかほりがたちこめる。・・・やだ~~~~。

 

…というわけで連続使用はやめて、固めるテンプル的なものを大きいのが入ってる袋に振りかけてとりあえずリセット。

ですが、本来は排泄物一回分をゼリー風に固めるテンプル、複数回分を一回分の固めるテンプル風粉末を振りかけても、ウイダーインゼリーくらいの硬さにしかならんのよ…白い消臭効果抜群、な袋に入れるとニオイは全く外には出ないです。(宣伝に偽り無しです。)

というわけで、お茶が飲みたい。でもトイレに行ったらまたおトイレセット使うのか…(小、なのでニオイ問題はあまり気にしなくてもよいのですが…)がかなりの精神的ダメージとなり仕事での集中力の欠如につながった一日であります。

 

が、実際の災害時にはそうは言ってられないのであります…

いざ断水、トイレ使えない。でもどこの家にもレジ袋はあるはずだから、用を足すのは大丈夫。

ただ、ニオイの対策…これは悩ましいな…と思った次第です。

消臭力、は残り香以外には全く力発揮しないんだな。なる気づき。