ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

トースター断捨離ことはじめその3(食パンの耳が硬いに関する考察とブレる自分)

先週より始めたトースター無し生活…

なんとなくいい感じに進んできており、当初の悩みだった「フライパンで焼いた食パンの耳の部分が硬い」という問題もだんだん解消されつつある。

 

フライパンで焼いた食パンの耳が硬いに関する考察…

仮説…

電子レンジ加熱(冷凍庫から出した食パンをキッチンペーパーで包み600ワット×1分加熱)しすぎゆえ、水分が抜けてしまうのではなかろうか…(実際にキッチンペーパーがしっとりとする)

仮説に対する対応…

電子レンジ加熱を600ワット×30秒に一気に半分に短縮。

レンジから出した食パンは半分凍っている感じではあるが、これをフライパンで焼くとまあまあいい感じである。

 

フライパンで焼いた食パンの耳が硬いに関するガチな考察…

フライパンは底の部分と壁の部分の交差するところ(=フライパンの底のフチ部分)が熱が上から下からの交差点にあたり一番熱を持つ。ということを料理教室で教えてもらったことがある。(ぐるぐる炒め玉ねぎはフチにグルグルすればするほど焦げてしまう理由)おそらく、フチに一番ちかいところに食パンの耳が来るから、焼けすぎて硬くなってしまうのではなかろうか。

…しかし、これは解決しようもない問題である。(大きいフライパンを使って、フチとパンの耳の距離を遠くするという手もあるが…マイフェイバリットテフロン直径20センチの小ぶりフライパンで暫く頑張ろうと思うのでこの大きいフライパンを使うってのは無し)

 

 

ブレる自分…

朝から食パンひとつ焼くのに食パンに真剣に対峙するということをそろそろ止めたい。

というわけで、なんかいいものないかな。と新宿の東急ハンズに迂闊にもその助けを求めてしまった。

捨てるんじゃなかったのかよ…トースター。

トースター捨てて便利グッズ買ったら意味無し…

いくつもの葛藤が心を渦巻いたが、東急ハンズに潜入。

一番目についたのはバルミュータの高級トースターであった…オサレ…これだったらパン焼くことしかできなくても許せるかも…

何ブレとるんじゃ。とぶんっ頭を振り、同じフロアのキッチングッズ売り場へ。

「焼き網(サンマとかやくみたいな)で魚も焼けるし、トーストも作れます。直接コンロにかざして使う系…1500円くらい」

…お手入れ方法に「セラミックのなんたらが塗ってあるので洗うとき注意。」みたいなのが書いてあった。食洗器の可否も書かれていない。たぶんセラミックのなんちゃらは食洗機の洗浄ですぐに落ちる気がする…

 

「電子レンジで作るのに焼き目が付く系」

…トースト一枚焼くのに7分かかる。これも食洗機の使用の可否が不明。舶来品で3000円くらいした…

まあ気になるグッズはこのあたりで、世の中パンを焼くのはトースターというのが主流なんだな。ということもよくわかったのであった。

帰りに南口のスイカペンギンちゃんを撮影…イマイチうまく撮れず写真もブレるのであったが、余計な便利グッズを買わない。という部分でブレなかったのでまあ良しとする。

 

次なるターゲット…

電子レンジで目玉焼き…であります。(パン焼くのにテフロンのフライパンが占領されるため、現在は炭水化物オンリーモーニングになってしまっているので、ここに今まで通りの卵なるたんぱく質も追加したい…)

 

 

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ザ・サークル 読書感想文

トム・ハンクスエマ・ワトソンが主演で今映画館で公開されている映画「ザ・サークル」の原作本を読んだのでそのことを。(映画は観てないです。)

ひとこと感想文…SNSホラー文学…こういう世の中になったら怖すぎる…

 

本の概要

Facebook Twitter を足したようなSNS企業である「サークル」という会社へ就職した「メイ」という主人公が、なんでもかんでもつながり、を求められ(例:親の看病を理由に会社のイベントに欠席すれば、イベント欠席した事実よりも、病気に関する社内SNSコミュニティがあるのに、なぜそこに相談しないのか?みたいなことをまず注意されるとか、健康保険制度で病気の親の面倒をみてもらうためにはライブカメラを付けることが条件だったり(医療向上に役立てるという名目だが、実際はプライバシーのぞきまくり、会社では仕事で使うパソコンのモニター、上司からの指令が来るチャットみたいなの専用モニター、社内SNSのタイムラインが全て流れてくるモニターの3つに囲まれる生活、)

段々疲れつつも、段々ハマっていき社内SNSでいいねしまくり、コメントしまくるとどんどんランキングみたいなのが上がる仕組みになっていて、どんどんランキングが上がる自分が快感…社内での地位も上がっていく。

そして、社内SNSのみならず、一般開放されているSNSにもドンドンはまっていき、最終的には本人もカメラつけて自分の私生活を全てお見せして、いいねをもらいまくり、いいねが来ないと失望する…

みたいな話で、このサークルという企業の頭文字の「C」の右側の空いている空間を埋めて、全世界を完全な丸(=サークル)にするってのがこの会社の社是っぽいのだが…

(いち民間企業が経営するSNSにアカウントを開設すると、そこを入り口にして、選挙も出来て、銀行の口座作れて等々一瞬便利っぽいが、お互いの全てが透明人間になった状態にも同時になってしまうのである。日常ではあちこちに監視カメラみたいなのが設置されている世界、ネット上では常にいいねをしまくらないと、嫉妬されるとか。嫉妬するとか。いち民間企業がそこまでいろいろ握ってよいんだろうか。とか。)

「秘密は嘘つきのはじまり」「分かち合いは思いやり」「プライバシーは盗まれる」ということが正当化されていくのである…公と個の境目もなくなってしまうのである。

 

で、彼女のモト彼がこのSNS企業に入社した彼女のことを心配に思っていろいろ言ってくれるのだが、全く耳を貸そうとはしない。

そのモト彼のひとことひとこと、が実に辛辣なのである…(本のなかではモト彼からの忠告は当然スルーされており、モト彼とのやりとりはネット上で中継され、最終的にはモト彼も悲惨なことになってしまう…)

 

モト彼の辛辣なひとこととか。

「ポテトチップを丸ごと一袋食べると自己嫌悪に陥る。自分のためになることをしなかった。って。あれと同じ。ネットにどっぷりなのは。エネルギーを使い果たしてしぼんでしまった感じ。」

「ジャンクフードの開発は塩分と油分をどのように配合すれば、やめられないとまらない、になるかを科学的に決定づけて開発しているんだよ。おなか減ってないのにやめられない、なんのためにもならないのにやめられない、あなたの会社が今しようとしているのはそういうことなんだ。ネットにどっぷりになるのをやめられないことを計算しつくしているんだ。」

「一日何時間も座って、いいねの件数を競い、でもその件数なんて一週間もすれば忘れられる。実在しない数字なんだよ。あなたが生きたという証拠は何も残らない。」

「オフスクリーンでここ何か月かあなたは何かをしたのか。」

等々なかなか辛辣である…

これらモト彼に対する彼女の反応というのが、

「わたしは可視化されていたい。見られていたい。認められたい。」

コワすぎる…

 

思い出したこと…

この小説を読んで思ったのが、数年前にあった木曽御岳山の噴火。

亡くなった方の相当数が「スマホ片手に亡くなっていた。」という事実。

…山の噴火という究極のネタを撮影したい…である。

恐らく撮影したものを誰かに見せたい、という思いもあったと思われる。

写真撮らないで逃げたら助かったかも。である…

いくら究極の写真撮れても、死んだらおしまいなのだ…スマホで誰かのために見せる写真撮っていて死ぬなんてわたしは絶対イヤだと思ったのだった。

 

 思うこと…

誰にでもあるであろう「承認欲求」の究極の形がこの小説にはちりばめられているのだが、ネットのほかにも楽しいことは世の中たくさんあるはず。自分ひとりでニヤけることができる楽しみは沢山あるはず…

 

読後は気持ちがゆたかになる。という小説ではないのだけれども、(わたしは単にコワすぎ、気持ち悪すぎ。という感想しかないのだが)ネット、SNSとのおつきあいの仕方を考え直すきっかけにはなった。

 

小説のなかで見出した唯一の良いこと。

とはいえ、このようななんでもSNS投稿、監視社会での唯一いいこと。もあると思った。

それはいつでも、自分の洋服、メイク、振る舞いに気を遣うようになる。(これは小説のなかの主人公もそういっていた)

 

いつどこかで中居君やミスチルの桜井さんに会うかも、できちんとしなきゃ。とかアホ過ぎる妄想にふけるのでなく、現実世界はいつどこで誰に会うかわからんのよ。いつでもきちんとしなければ、という教訓も得た小説であった。

 

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飲む酢(茅乃舎)を自作(味だけじゃダメなんだ…)

市販されているだしパックで有名な茅乃舎の「飲む酢 柚子」がとても美味しく、本来の使用量の1/3の薄々希釈でお湯で割って飲んでいたのだが、(200ミリリットルで1000円もするのである…本来の使い方をすると、4回飲んだら終わり…なのでせこく消費。薄くても美味しいのである)これをマネゴトができないかとやってみた。

おいしさを一言で例えるなら「甘味と酸味がお行儀よく同居。高貴なお酢ドリンク」である。

ラベルを観たら、「はちみつ、リンゴ酢、柚子果汁」が原材料となっている。

できそうじゃん。マネゴト…

リンゴ酢以外は家にある。

リンゴ酢を作ってみた。

リンゴ1個と同じ量の米酢、リンゴ半分と同じ重さの砂糖を入れて、1週間常温放置。その後冷蔵庫に入れて出来上がり。気が向いたときにシャカシャカ降ると砂糖が溶けてきて、リンゴが浮いてくる。

リンゴ酢単体で味見。

…ピクルスの漬け汁としての任務が果たせそうである…ほんのりリンゴ味。以外と良い出来…

 

マネゴト開始。

マグカップに水を入れて、600ワット2分でお湯沸かす。

マグカップのなかにリンゴ酢、柚子果汁(カルディで購入)、はちみつ(自宅にあった)を同量(小さじに2くらい)入れて、混ぜる。

出来上がり。

味…なんとかなく茅乃舎に近い。

が、大事なモノが醸し出せていないことに気付く。

「香り」

柚子の香りが無い…

無臭…

食べ物は味のほかに香りも大事。ということを今更気づくのであった。

茅乃舎の飲む酢は甘味と酸味がお行儀よく同居、香りも並列で同居。

自作の飲む酢は甘味と酸味はとりあえず集合、香り不在。

商品の説明文は、

「甘味と酸味がありつつ、スッキリとした後味で柚子本来の味をお楽しみいただけます」となっていた。ホンモノはまさにその通りである。

 

…以上家庭科の実験でした…

左…本家

右…真似事一式。

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創造性、想像性、捨てるときは不要…(モノ捨てられないってこうなんだ…)

先日山梨県に出かけたときのことである。

たまたま立ち寄った先(塩川ダムというダム。北杜市にあり、無風なときは星がダムに写りこむらしい。)のダムで、夫いわく、

ダムカードもらってくるから待ってって。」なることを言う。

はあ、そうですか…と思い、その辺を調査。ホントに星がダムに写りこむんかいな?と思いつつ…(行ったのは真昼間だたので、そのうち無風な夜に一度調査に行こうかとは思ってますが)

 

「もらってきたよ。あなたの分も。」

 

要らんよ…ダムカード。殆どの紙類=ゴミ…という理解をしている私…

「わたし、集めてないからさ~。税金もったいないし(ダムカード国土交通省の管轄だとどっかで聞いたことがある。)事務所に行ってわたし返してくるわ。」

 

「待って、返さなくてもいいじゃん。僕がもらっとくよ。」

「え、カードは一枚あればいいじゃん。」

「どっかで誰かにあったときにブツブツ交換とか、分けてあげるとかできるじゃん…」

わたしには無い発想…

いつどこで会うかわからない人のためにダムカードの予備持っておくんですか…そして、いつも持ち歩くんですか???

夫はモノが捨てられない人である。

モノが捨てられないってこういうことなんだ…ということを改めて認識した。

モノ捨てには創造性と想像性は不要である…

 

カードはわたしがとりあえずお預かりした。

近々ゴミ箱行きになる。

無料のモノってのは殆どがこういう運命をたどるんだよ…元は税金だけど。

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ピアノの演奏に没頭する方法。(ピアノの先生より教えていただく)

「ピアノの演奏中って何考えるといいんですかね?わたしは永遠の300秒が早く終わってくれなことしか考えてないんですが…」

永遠の300秒とは、もうじきあるピアノの発表会の自分の演奏タイムの事である…

戦場のメリークリスマス、という曲なのであるが、坂本龍一さんの弾き方でだいたい5分くらい、わたしがやってもだいたいそのくらい。ああ、長い長い300秒。

 

先生からのアドバイス

頭のなかで唄いましょう。主旋律のとこを唄いましょう。没頭できますよ。

そうすると、頭のなかで唄えないところが出てくると思います。そこはちゃんと弾けてないところ。どうしても練習でも克服できなかったら、その部分だけは唄うの中止して、次はここに指が移動するんだな。的なことに意識を振り向ける。」

 

頭のなかで唄う…

これは実際やってみると判るのだが、ラララ~的な唄い方はできるのだが、ファミファナントカ…みたいな譜面そのものの実音での頭の中での唄いってのが、なかなか難しいのである。

(つまり、練習で克服すべきところが多いということである。)

今年は暗譜できたかも…と呑気なことを思っていたのだが、なんとなく自動運転を両手でしているのだなあ…とである。

 

悦に浸る…

確かにこの唄う方式、は没頭できるのである…

結構楽しい…

そう長くはできないのが難点ではあるが…(やはりひとつのことに集中するってのは本当に難しいと思う。)

唄えないところを、地味っとおさらいし、何度も同じことを繰り返す…

そして、You Tubeを見て演奏研究(恐れ多いが…)をし、強弱のつけ方をまねっこするのであった…

 

正しい努力らしきもの…

正しい努力は、長時間練習ではないんだよ、練習の過程で成長するヒントを見つけることである。テーマの無い努力は無駄なんだよ、と最近読んだ本(プロ野球評論家の野村克也さんの本)二書いてあったのだけど、この頭で唄う方式はわたしのなかでは、演奏がうまくなるためのヒント的なものに今回はなってる感がある。

 

 

本番までになるべく矯正したいもろもろ。

・和音がズレる。じゃ~ん、と3音そろえるところが、ぽろろ~ん、とアルペジオ風(ギターのポロロ~ンみたいな感じ)となりがちなので気を付ける。

・ニガテ個所が明らかにテンポが速くなる。

歯槽膿漏的演奏…鍵盤を押し切れてない。浮いた感じになってしまうところがある。

沢山のことを今更できないのであるが、課題山積…

 

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トースター断捨離ことはじめその2(一週間経過…)

食パンのトーストを作るのにしか使っていないのに存在感満点なトースターを断捨離することをふと思いつき、トースターの代替としてフライパンに白羽の矢を立て試行錯誤すること一週間…

その1…トースター無生活をはじめてみる。↓

トースター断捨離ことはじめその1(くじけそうである) - ひろこの自由研究

 

↓一週間後…長かった道のりではあるが(耳だけ焦げたり、表面焦げ焦げ、中身冷え冷えとか…)写真でも耐えられるモノが出来上がるようになった。食感的にはまだトースターに負けとるが…

 

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一応の解決策…

①食パンを冷凍庫から出す。

②キッチンペーパーで包む。

③600ワットで1分弱温めるとパンが柔らかくなる。

④水分がキッチンペーパーに吸収される。

⑤テフロンのフライパンに投入。

⑥一瞬くっつく(パンの水分か?)が、ヘラで剥がす。

⑦その後チラとめくり、ほんのり焦げ目がついたらひっくり返す。バター乗せる。

⑧バターがうまく溶けなかったらガスバーナー(断捨離とか言ってるくせにこういうモノはあるのである…クリームブリュレ製造用)で焦がす。

⑨常にフライパンは蓋をしておく。

あくまでも一応です。まだまだできるはずだ…トースターに勝てるその日まで非常に残念だが予備としてトースターは取っておく…

 

トースターの用途…

断捨離を思いついたときは、食パンを焼くことだけ。としか思っておらず、「単機能のくせにイバってるなあ。」と一方的に決めつけてたのだが、よくよく考えると、

「餅を焼く」(これからの季節はお餅食べたくなる…)

ピザトーストを焼く」(いわゆる載せて焼く系。ハムチーズトーストとか。)

…頻度は高くないとはいえ、これらは全てオーブンレンジに任せることにしよう…今のところトースターは予備として取っておいてあるだけで、使ってはならぬ…と自らに言い聞かせる…

 

夫の反応…

「僕はフライパンで焼けない…あなたがいないときどうすればよいのか?」

そおですか…まあわたしもまだフライパンで食パントーストマスターではないもんな…ではあるが、ここは冷たくぴしゃり。

「焼かないで食べれるパンを用意しておきますんでそういうときは…惣菜パンとか。」

 

引き続き研鑽を重ねるとする…

 

君たちはどう生きるか 読書感想文その2

漫画版が話題の「君たちはどう生きるか」の元になった本の読書感想文の続き。

その1…人間の成長過程を天体の動きになぞらえること、人生消費するだけじゃないんだよ、生産することも考えよう。のこと↓

君たちはどう生きるか 読書感想文その1 - ひろこの自由研究

 

いじめ現場で何もできなかった自分…

主人公のコペル君は4人組で遊んだりしていることが多いのだが、そのなかで誰かがいじめられたりすることがあったら、お互いに盾になる。なる誓いをする。

…で、そのお互いが盾になる場面がやってくる。仲間のひとりが上級生に目を付けられて、暴力を振るわれる。上級生から「仲間みんな出てこい」なることを言われ、コペル君以外の仲間は出てきて、上級生の暴力を受ける。

コペル君は足がすくんで出れない…

鉄の誓いを破ってしまった…

もう仲間として一緒にいられないかも。

この暴力事件は冬の雪の降った日に起こり、そのあと寒空のなかに立ち竦んでいたコペル君は風邪をひいてしまい、2週間ほど寝込む。このまま病気になって学校に行けなくなって死んでしまいたいなることまで思い込む。

 

誰にでも、ああすればよかった。とかの過去の出来事はある。

でも、過去はもう戻らない。

言い訳を考えるコペル君。涙にくれるコペル君…

で、叔父さんに相談。いつもは優しい叔父さんからガツンと厳しいひとこと。

叔父さん:「約束を破ったのなら、絶交されてもしょうがない。手紙を書いて謝りなさい」

コペル君:「手紙を書いたら許してもらえるかな。」

叔父さん:「結果(絶交されるかも。)のことを考える前にまずは謝る。仲直りしたい気持ちはわかるけど、仲直りできないかもしれないし、仲直りできるかもしれない。絶交されたとしても文句は言えないってことはあなたにもわかっているはずだ。一度した約束を破ったんだから。」

叔父さん:「今回の出来事を単独でとらえたら、悲しいできごと、で終わる。でも、この出来事を単独で考えないで、次に生かしなさい。二度と同じ過ちを繰り返さないためにも。」

…その後コペル君は手紙を友達に書く。意気地がなかったこと。卑怯者と思われても仕方ないけれども、本当にすまなく思っていること等々書く。

 

…結果仲直り、で、実際のところお友達はそこまで深刻には考えておらず、なのだけど、わたしの身を振り返っても、見て見ぬふりみたいなのはこれまでも沢山あったし、たまに思い出すこともある。でも、その瞬間はスルー力が猛烈に働き、ここまで「だれかに嫌われたらどうしよう。絶交されたらどうしよう。」なんて考えたことは無かった。

今回のコペル君は一瞬友情を失ったかも、と思い自らの行いを悔い改める。

そして、きっとこれからも一度失ったものは戻せることもあるし、戻せないこともたくさんある。ということと対峙しながら生きていくのね…と思ったのであった。

 

貧乏な友人…

この本ではこのいじめ事件に対峙したことのほかに、貧乏な友達への接し方も書かれているのだけれど、豊かな生活ができている自分に感謝することと、決して貧乏な友達を蔑んじゃいけないこと。(これが感想文その1に書いたことにつながるのだけど、貧乏な友達は生産者の立場(お豆腐やの息子なので豆腐が作れる)で彼のおかげであなたはお豆腐を食べれたりするんだよ。お豆腐を消費するだけじゃなくって、あなただからこそできる生産的なこと(家の手伝いで忙しい彼に勉強を教えてあげたりとか)をするんだよ。みたいな話もあった。

 

ひとりじゃ生きられないんだよ。与えられつつ、与えつつ、

良き行いを積もう。思いやりを持とう。

当たり前のことを今更強く気づかせてくれた本であった。

 

本の本質には全く関係ない話…

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左…新潮文庫のとある一ページ「隠された十字架 梅原猛著」

右…岩波文庫の「君たちはどう生きるか」

写真じゃわかりづらいかもなのですが、岩波文書、字のアリンコ度が高い…今回買った本以外はどうなのかはわからないのだけど(家に岩波文庫が一冊もなかった)字が他社の文庫本に比べて小さいと思われる…