お疲れのところ申し訳ございません…そして、ミーハーだと思ったが、サインを頂いた。(CD購入者特典)
指揮者の佐渡裕さんのものである。
サントリーホールにウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の演奏会を聴きに行ってきた。(5/23)
日本ではメジャー度かなり低いがなんとこの楽団はウィーンで演奏会をするときは、ホールはウィーンフィルと同じ「ウィーン楽友協会」(毎年1/1にNHKで中継されてるウィーンフィルのニューイヤーコンサートが開かれてるあの豪華なところ)である。
演奏会の前に佐渡さんのフリートークがあり、
「ウィーンは昔修行できました。楽友協会の一番後ろの立見席で毎晩演奏会を聞いていました。」
「楽友協会の立見席から指揮台までを制覇したのは自分くらいしかいないし、今とても幸せです。」
なんていい話をしたと思ったら、
「ウィーンに初めて来たとき、入った中華料理屋で全く言葉が通じなかった。」
「野菜炒め、と頼んだらザーサイ炒めが出てきた。」
と面白い話もしてくださる。
演奏会そのものは、ウィーンフィルの半分以下のお値段で上質の音楽を堪能してきたので、それはそれで素晴らしかったのであるが、(なかなか芸術のすばらしさを言葉に表すのは難しい…陳腐な表現だと、芸術に触れるってのはすごく脳の洗濯になる…)なんと、会場でCDを買うとあとで佐渡さんがサインをしてくださるらしい。
普段ならアマゾンで買ったほうがCDは安いかな。と思うのだが、ナマ佐渡さんからサインをもらうため購入。
普段ならアマゾンで買ったほうがCDは安いかな。と思うのだが、ナマ佐渡さんからサインをもらうため購入。
演奏会は拍手喝采で終了。
その後サイン行列に参戦。
そして、サインのいただける私の番になった。
よく会いたい人のリストを作っておくと本当に会える、お話ができる、ということを聞いたことがあり、一応私も実践している。わたしのほぼ日手帳の後ろには「やりたいことリスト」「やりたくないことリスト」「会いたい人&質問事項」なんという手帳を落としたら恥ずかしくて生きていけない(?)ようなことがモリモリである。
話を戻して、
いざ憧れの人を目の前にすると、震える…というのはこういうことなのか。である。
「いつも応援してます。」とありきたりなことしか言えなかった…
ちなみにわたしの手帳では言いたいことは決まっていた。
「一万人の第九、ずっと続けてください。ずっと出ます。」と。
(すみません…ミーハーで…)
でも言えなかった。
いい人オーラむんむん。である。お疲れでしょうに…
人柄ってにじみ出るんだなあ。を間近で感じた。
一万人の第九みたいな、わたしのような素人軍団が一万人集まってもこころをひとつにまとめることができ、参加者も観客も感動させる人ってのはこうなのか…である。
贅沢は言わない。会いたい人のリストを作っておくと本当に会える、お話できる、ってのは本当である。それを実証できたのでまあヨシ、である。