ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

クリムト展 ウィーンと日本1900展鑑賞記(東京都美術館)

平成最後の2019年4月30日に上野の東京都美術館で開催されている「クリムト展」に行ったことを書いてみる。
 
目的事項は、
・きんきら金色絵具ヌード絵画(下品ですみません)堪能。
・吾郎ちゃん(稲垣)のオーディオガイド(首からぶら下げる有料の録音済みマシーンの音声ガイド)を聞きながら絵画堪能。
こんなとこである。
きんきらヌード絵画とお下品表現をしてしまったのでありますが、このクリムト先生は人間の生と死が作品を通じてのテーマ。
 
絵画の一部分抜き出しと全体像
ほ~ッと思ったのはいわゆる金色きんきら絵具ヌード絵画の一つを見て思ったことなのだが、絵画の一部抜き出しと全体像、というのは違うこともあるんだな。と思った。当たり前だけどホンモノに触れるってのはいいこと。
 
この駅張りのポスターやチケットに採用されているこの絵、
「ユディトⅠ」
ポスターとかで見れるのはこの一部分。
 

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実際はかなりコワイ絵
男の人の生首もってウットリですよ…(絵画の右下)
 

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絵画自体は意外と小さかった。(掛け軸サイズ…自分的サイズ感だとタテ1メートル10センチくらい横60センチくらい)
 
 
オーディガイドレンタル…
オーディオガイドレンタルが大行列だよ。吾郎ちゃん効果…(実際のところは吾郎ちゃんパートと専門家パートの混合編成となっている。)
普段わたしはオーディオガイド借りないのだけど、今日だけは特別…
ネタバレになるが、一部構成上やりすぎなところがあった。(吾郎ちゃんのせいではない)
今回の美術展はベートーベンの第九がデーマになった壁画のそっくりさん複製(ベートーベン・フリーズ)があるのだけれども。かなり大きさ(15メートル以上四方)なのでさすがに現地からは持ってこれない。そして、そっくりさん複製もかなり立派ではある。そのそっくりさん複製のところで聞きなさいとされている音声ガイドはBGMはベートーベンの第九であった…
吾郎ちゃん良い声してるわ。この日夜放映されていたアベマTVの「新しい地図」の生放送歌合戦でやっていたミスチルの名もなき歌が微妙だったのはまあ良しとしよう。
 
わたし的に思うこの絵画展の堪能ポイント
クリムト先生は模写の力がものすごく幼少のころからあったらしい。この美術展も年代の古いのから新しいのに並ぶよくある展示の順なのだが、
最初の方の鉛筆模写系をガチ見するよりは8テーマに分かれている展示の5.ウィーン分離派というとこあたりから真剣に鑑賞するのがよいんじゃなかろうか。である。あ、これどっかで見たことある系の絵画や、見どころのひとつとされる第九モチーフそっくりさん複製もこの 5.ウィーン分離派にある。
館内は写真撮影厳禁。会場出たところに撮影スポットっぽいとこがあるのみ。
(このブログの写真は会場に置かれていたチラシやら朝日新聞の広告から拝借しております…)
 
 
意外な発見
わたし、このクリムト先生、女性の絵画しか描かない方だと思っていたのですよ。
ですが、気分転換に「風景画」も描かれていたんであります。
しかも風景は斬新に?正方形キャンバスに描かれたものが多い。
 
 
平成最後の雨天日…
美術館自体は9時半オープンなのだが、小雨混じり、チョイ寒い、だったので油断し、のんびり10時ちょっとすぎに上野駅着…
上野駅の公園口は想定外の人ごみ…(ほとんどが動物園のほうに向かったけど…チラと見たら10時少し過ぎの時点でパンダに会えるのには70分ほど待ちが生じる看板が出ていた。)
で、わたしのお目当てのクリムト展…9時半の時点でツイッターで混雑情報が公式ツイッターで出てなかったので油断したのだが、10時すぎに再度チラ見ると「入場までに20分」となっている…うむ…がとりあえず行列に並ぶ。
雨だから室内系娯楽…は誰もが考えることなんだ…雨だから出不精。じゃないのか…なる今更な気づき。