芸事は、ひと通りなんとなくできるようになる過程が一番楽しい。
写真はひととおりできるようになりました。の先が全く進まない2017年1月からの取り組み曲。(ショパンの別れのワルツ)
なんとなくを脱する装飾系がイマイチ難しくなかなか進まない。
最近思ったことを…
上から目線…
「うまくなる気がないなら、やめれば~」
「続ける理由はなんなのさ?」
…上から目線発言ですが、二つともわたしの発言でございます…
夫が10年以上長きにわたって通っている週イチでのテニススクール、一向に上のクラスに上がる気配なし…で、わたしの発言でございます。
発言の真意は「テニスやめて、ニコンカレッジにいって写真勉強して、ネタをわたしに還元してくれ…」であります。
ちなみに上記質問に対する夫の答えは
「うまくなる気はあるけど…練習するヒマがない」
「健康のため」
さらに追い打ちをかける私。
「週に一度2時間レッスン受けただけでうまくなれるわけはないじゃん。」
「健康のため、だったらわざわざテニスじゃなくてその辺歩くとか無料でできるんじゃないの。」
…以後つらつらと会話が続く。そしてわたしの真意としての「ニコンカレッジに行ってくれ…」が出てくるのだが、
「教えてもらうほど写真は好きじゃない」
そうですか…チーン・・・撃沈…であります。
反撃を食らう…
「じゃ、ピアノはどうなのさ?あなたのいう続ける理由ってのはなんなのさ?」
来ると思った…
「一年に一回成果物提出してるじゃん。(発表会のことである)わたしはそのために続けてるんだよ。」
「あと、わたしのは二週間に一度のレッスンだから、自主トレしないと絶対に発表会に間に合わないからさ。レッスンだけで成果物提出は絶対に無理。」
…若干盛り過ぎな感じはある…毎年成果物というよりは無理やり提出物になっているピアノの発表会参戦…これを成果としてのお披露目の場としたい、と思いつつ早数年…
大人のお稽古の特徴
はじめるのも自由。やめるのも自由。大人のお稽古の大いなる特徴。
夫の反撃に対し、私なりの返しをしてはみたものの、実際のところは、自宅でもピアノの蓋をちょろっと開いてぽろろ~ん。と鍵盤抑えるというごくごく簡単なことがなかなかできない。
ネットやらミスチルのDVDやら料理やお菓子を作ってみたい気分等々邪魔するもの満載である…
わたしなりの目指す到達点
大人になってからわざわざピアノを買ってまでやり始めたピアノのレッスン。
小さいころからやっていたが、そんなに好きでもなかったピアノ。
始めた当初は「老後の趣味の充実のため」であった。
真面目に書くと、
外でする趣味…写真
家の中でする趣味…ピアノ
ひとりでやる趣味(外、家)…まだ明確には定まらず
複数でやる趣味(外、家)…これも明確には定まらず
と、このくらいの準備をしておけば、楽しい老後が過ごせるんじゃないか…と思ったのがピアノをやり始めたきっかけである。
老後の準備のため。を到達点にするのはあまりにも残念すぎる…とふと思ったのであった。