アマゾンビデオレンタルで(プライム対象じゃないので有料)「あまくない砂糖の話」を観た。予想していた以上にゲンナリ…である。わたしは体重や健康診断の結果とかでの数値的なところには特に問題無し、なのだけど、映画を見て心に決めたのは、
…カロリー信者をやめる。むしろカロリーの調達源を気にする。
映画の大筋
主人公(=この映画の監督さん)はもともと砂糖はあまり摂取しない生活を送っていたのだが、砂糖が健康に与える影響を人体治験実験を自らの身体を呈して行った結果とその背景。
人体実験の方法は1日160グラムの砂糖を摂取する。
カロリーは今までの生活と同レベルにし、運動もする。
敢えてアイスやお菓子を食べるのではなく、ヘルシー系食品を摂取することを心がける。(ヘルシー系食品にはわりと砂糖が実は含まれているという驚愕の事実がその後明らかになる。よくある無脂肪とか低カロリー系とか。)
人体実験の結果…
その結果、摂取カロリーは今までと変わらないのに確実に太り、
…太った理由は「糖分多すぎでインシュリン大量分泌、余ったインシュリンが脂肪細胞とくっついて太る。」
気分の浮き沈みが激しくなり、
…糖分摂取して、気分がハイになり、その後落ち込み、また糖を摂取して気分ハイになり…の繰り返しが映画のなかでは描かれていた。
いくら食べても満腹感がなくなり、
…おなかいっぱい。は善玉脂肪と良質なタンパク質を摂取することにより脳が認識するもの。
糖1g=4キロカロリー、脂肪1g=9キロカロリー、という値を単純解釈をし、脂肪のほうが砂糖より太りやすい、悪いという一般的な理解が世の中に蔓延している。
カロリー信仰ファーストは今後やめよう、の件。(もちろん気にはするけど)
他にも描かれているゲンナリする内容はあるのだけれども、これ以上書くと憂鬱になるのでやめときます。(食品会社の人類を砂糖中毒にさせる恐ろしすぎる企業努力とか。)
わたしも含め世の中の割と主流な、「カロリー信仰」外食メニューで何カロリーと表示されているのをみて、吉野屋の牛丼は並で700キロカロリー弱だな、ハーゲンダッツのカップのアイスは250キロカロリーだな。なんて単純に考えると、吉野屋、脂肪で悪、と考えてしまうけれども、単純に砂糖の量を考えた場合、その後インスリンが脂肪となることを踏またりすると(牛丼にもおそらくみりんや砂糖は使われているとは思うし糖のカタマリ的白米も入っているけれども)ハーゲンダッツも意外と罪深いかも…という発想になる。
精製されている砂糖を使われる割合が吉野屋の牛丼とハーゲンダッツだったら、たぶんハーゲンダッツのほうが多いんだろうな…という発想にも展開できる。
↓最近の会社でのおやつ。
…涙ぐましくデスクに残っているブルボンのアルフォート(クッキー生地の上にチョコが乗っているアレ)は一日半切れ(1個を半分に割る)とし、
それでもおやつ食べたくなったら、1粒16円の高級ミントタブレットを口にする。
バッファリン一錠ほどの大きさで一粒16円…ブルジョアすぎて口にする気が減退する…缶のスキマから漂うカカオのかほりがゴディバのチョコの箱を開けた風のかほり。それだけでも癒される…
会社でアルフォートをバリバリ無限に食べるよりマシであろうと…ここ数日実践中である。
この映画を見て、実際自分が目にして、なるほどね。と思ったことがあるので、その2に続きます。&マイ趣味であるパン菓子作りに関する今後の施策とかも。