ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

飯マズ問題からの脱却方法(計る、に尽きると思われる。)

まずい食事とは何ぞや

先日社食の運営会社が入れ替わったことに伴い、社食アンケートなるものがあった。(そもそもアンケート回答は任意であり、回答する人というのは社食改革を真剣に望んでいる方々と思われ…)運営会社が入れ替わってから、数か月にもかかわらず好意的意見よりは要改善、要期待、な意見が多く、その中で圧倒的大多数の意見として、

「味が濃い(おかず、汁物両方)」というものがあった。

「まずい料理」というのはイコール「味が濃い」ということも一つの要素だな。と思ったのであった。

「ちなみに、味が濃い」意見に対しては、0.1パーセント分塩分濃度を減らすなる回答がなされていた。(社食の運営は赤字部分は人事部の経費で補填されているらしいので、社食運営会社というのは契約解除とならないためにはこんな僅かなことも微調整するのか…とも思った。)

 

わたし的飯マズ問題回避方法

以前料理教室に通っていた際に、常に言われていたことが、

とにかく計る。(素材の重さ)

とにかく計る。(素材に対する塩分の割合)

とにかく計る。(加熱時間はタイマーで計測。)

めんどくせえ・・ではあるが、慣れると計れば確実に予定通りの味の濃さおよび火の通りの成果物である料理が出来上がる。

むしろ、よくありがちな料理本の表記「塩少々、火が通るまで加熱、」とかだと、どうしてよいかわからない。

例えば一番調理方法としてメジャーな炒める、という調理方法に関しては、なんとなく塩を振るのでなく、

まずは自分に的した塩分の濃度なるものを人体実験する必要がある。(素材の重さをはかり、素材に対する塩分量を自分好みなポイントを割り出す。)

だいたい素材×0.5パーセントから0.8パーセントの間がおいしいと感じる塩分の濃度とされている。(人間の血液は塩分濃度0.9パーセントらしいので、食事を摂取することにより、薄めすぎず、濃くすることなく、のいい感じの濃度は0.5パーセントから0.8パーセントの間らしい。)

人体実験の方法としては、まずは何かの食材を加熱する際に重さ×0.5パーセントの超薄味風味で塩を振って料理してみて、薄い、となったら次は0.6パーセントにしてみて、微調整して…なんてやるとよいんじゃないかな。と。私の場合はだいたい0.5パーセントくらいの超減塩味付けで大丈夫な体質である。

(最終的に味見して薄いときはちょっとだけ塩を足すこともある。)

 

塩は1CC=1グラム、小さじ一杯5CC=5グラム、である。便利な調味料じゃ…(舶来品の岩塩とかだと違うかも、ですが伯方の塩とかだとこの公式でよいと思われる。)

 

薄い味を調整するのはラクだが、濃い味を調整するのは難しいので薄味からスタート。

ここで固定させた素材の量×何パーセントの塩分量というものをすべての料理に適用させるとたぶん味がいつも一定となる。

甘味が欲しいときはみりん、であるが、味の調整にみりん使ったりするとだんだんとワケが分からなくなったので、

塩分量素材×0.5パーセントのわたしのやり方だと、

例:キッコーマン丸大豆醤油の量(軽量スプーンですくう量)=みりんの量(軽量スプーンですくう量)だとだいたいいい感じで収まる。

みりんの量も人体実験なるのみ。でありますが…

お醤油のパッケージの裏には15CCに対して塩分何グラム、という記載があるので、(キッコーマンの丸大豆しょうゆだと15CCに2.5グラムの塩分である。)こういう表示から必要な塩分の量を割り出す。文章にすると、めんどくさい感じであるが、味の微調整をしてだんだんワケが分からなくなるよりはマシである。

 

加熱時間はタイマーをセットし、ツマミをマックス弱火方向に捻って弱火加熱

食材だってもとは生命体、細胞のカタマリをありがたくいただくのが人間である。

生命体を構成する細胞に対し、強火で加熱すると生命体的にもストレスである。細胞があっという間に木っ端みじんである細胞が木っ端みじんになるだけじゃなく、同時に水分だって蒸発しちゃう。だったら、弱火でじんわりと細胞の破壊をなるだけ避けるべく、単に炒める、焼く系はマックス弱火で私は料理している。

 

加熱時間に関しては、極弱火にして5分タイマーセットだとほとんどのものが焦げるということはまずないから、5分加熱のち、生だな。だったら加熱時間をさらに追加(もちろんタイマー使って)することをわたしはしている。

一番わかりやすいとことしては、毎朝の目玉焼き。マックス弱火×6分くらいでいい感じの出来上がりである。卵1個50グラムだから×0.5パーセントの塩で0.25グラムとなるがこのあたりは適当ちょいかけ塩で…

加熱が終わっても余熱で火が通ることを侮ってはいけない。

目玉焼き焼くときもタイマー原理主義…なれれば大したことない。タイマーは100均でも最近は売られているのである。

ちょっと加熱時間足りないかも。くらいが私の場合はちょうどいい。(余熱でいい感じに収まる)

 

↓毎日使ってる計るグッズ。

100均セリアで買ったキッチンタイマー(調理同時進行用に2個)

0.1CC 1cc計れる計量スプーン(東急ハンズで購入)

5cc、15cc計れる計量スプーン(真ん中に線が入ってるので液体なら半分の2.5cc,7.5

cc計量可能)

重さをはかる秤

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