2017年に「単一機能(トースト焼く用途)のくせにイバっとるな。」「中も汚いし、見た目もおダサい」
等々難癖をつけ、トースターの断捨離を思い立ち、しかもトースター無し生活もできると確信し(フライパンで焼く)トースターを捨てましたとさ…が、2017年。
トースター無生活数か月後の感想とか。
実は思っていたほど、トースター無生活が順調ではない…(まだ私の修行が足りないということもあるのだが
その主たる理由は、
・適当感覚焼きがいまだにできない。焼き時間のタイミングがいまだにフリーハンド(タイマー無で1分弱ってこれくらいかな的体感計測)で計れない。
・焦がしてしまう主要因として、ながら作業(コーヒー淹れ、わたしの弁当、朝ごはん準備のトリプル業務)をしながらだと、トーストのことはもう忘れ去られて焦げてしまう。
・味的なところに関しては、食パンの耳がどうしても固くなる。
ちょっとトースターを捨てたことを悔やんでいた。
一番気分高揚マックスだったのは、粗大ごみとしてトースターを捨てたあの瞬間だったかも。捨てハイってやつです…捨てて偉大なことをした気分でハイテンション。
日々のクオリティの低下と引き換えに…
悔やんだってあとの祭りである…
数千円でまた元の生活に戻れるのであるから、買いなおせばいいじゃん…である。
しかし、今年はもっと大物K点越え捨てをしたいのだから、(自分の部屋のテレビとか)簡単にほいほいすみませんでした。と自分の非を認めるわけにはいかんのである…
久し振りにトースターで焼いたパンを食べる。
そんななか、実家帰省時に、トースターで食パンを焼くという経験を12月末に数か月ぶりにした。
・トースターで焼いたパンって美味しいかも。
・時間が来れば電気切れるし、焼きすぎの心配無いし…
「トースターで焼いたパンって美味しいかも。」なることを夫に言うと。
「でしょ~~~、なんで捨てたの???」
「トースターに罪はございません。わたしが取りつかれたようにトースター無生活を謳歌することを夢見ておりました…」
お正月中は餅の日々。このときも当然トースターが大活躍である。
わたしがトースターを捨てたことが実家の家族にもバレており、妹に「餅焼くときどうすんの?」と聞かれたときも、力なく、
「フライパンでも餅が焼けることを実験してから捨てたので大丈夫。」と答えておいた。(これはもちろん実験した)
そして、東京に戻りいつもの日々が始まる。
トースターを買うべきか?一度決断したことは簡単に譲ってはならない。
禁断の技を使うことにした…
引っ越してきて、数回しか使用したことなく、その後ダスキンさんの掃除をしてもらって以来一度も使った事がない、「魚焼きグリル」をトースターの代役として抜擢することにした…
フライパントースター焼きはどうしても耳の部分が硬くなってしまうことが難点であった。そして、トースト焼くためにキッチンタイマーを使うことにした。
30秒空だきをし、アルミ箔をひいて加熱。焦げ目(だいたい30秒くらいか)ついたら、ひっくり返しまた30秒。
デキはトースター並のできあがり。である。
パン屑もホイルに落ちるから魚焼きグリルもほとんど汚れない。
欲しがりません…トースター…