勝間和代さん主催のオンライン・オフラインサロンの勝間塾の月例会を視聴したのでそのことを。
内容は先日勝間さんもご著書を出された、食事にまつわる話、「時間とお金が貯まるロジカルクッキング」
味は大事だよ。の件。
勝間塾の月例会は宿題なるものがる。(提出は任意。専用サイトに書き込む方式)今月はわたしでもできるじゃん。と思い下書きをしてあったのだが、出し損ねた。その宿題は「自分が生産性を高められるための食事できてますか?点数つけたら何点?」なるものだったのだが、
わたしの下書きによると、「点数は80点、栄養バランス考えています。塩分もおかずなら食材の重量に対し0.5パーセント、汁物は0.6パーセント、野菜食べてます…砂糖は控えてます。糖分は飲み物からは絶対に摂取しません。脂分は鶏肉メインで赤い系はあんまり食べません。」みたいな下書きがエバーノートにちょちょっと書かれてあった。
なんたるつまらん文章だ…である。
実は他の受講生の方の宿題の答えもわりと似ていて、(わたしほどひどくは無い)
どこが似ているかというと、
「味に対する言及が殆どない…」「栄養が~、野菜が~」である。勝間さんもこの点は強調されていて、
「栄養について語るよりも、まずはおいしくないと。」なることをおっしゃっていた。
ここでふと疑問が沸く。「美味しい」の定義って??
月例会でも「美味しいもの食べましょう。作りましょう。」的なお話があったのだが、
この美味しい。というのは一体どういうことなのか…
非常に残念な答えになるのだけれども、ここ2週間くらいでわたしが食べたものの中でこれは超美味しい。と思ったものは、
・実家バーベキューで食べた禁断の味(しょっぱい、甘い、とろっ)である、焼いたマシュマロをリッツで挟んだもの。
・京都で食べた「中村藤吉」の抹茶ゼリー。(都路里より中村藤吉派であるわたし。)
・京都の伊勢丹で買った「はつだ」の牛肉弁当。(甘辛牛肉、キャベツの千切り、ご飯の組み合わせがおいしすぎる…毎回京都に来るとコレを食べながら新幹線で東京に戻る)
…あなたの料理は無いんかい???まあ、超考えて、次点くらいに、自作天然酵母全粉粒丸パン(クルミ、ドライのクランベリー、オレンジピール入り)入るくらいである…
↓こんな感じ。(この写真は何も具無の全粉粒パン)天然酵母起こすのに24時間、練りと一次発酵で4時間、二次発酵1時間、焼き15分…これだけ時間かければ美味しくなかったら残念すぎる…
…あまくて、しょっぱくて、脂なモノはやはり美味しいんだな…
なんていうアホなことを思ってしまったのだが、一応わたしなりのおいしさ。の定義は外食でも家食でも、「味が濃すぎない」こんなとこである。でも、ここ2週間で食した美味しかったモノはこの「味が濃すぎない」という定義からいうと微妙である。(自作パンは除く)なんだかんだと、おいしさと健康加減の同居ってなかなか難しい気がする…
決して自分が作ってるごはんは、まずくは無い。一番の理由は味付け薄め、ちゃんと計る、で通していることが大きい。やはり刺激物(甘、しょっぱ、油)には勝てない…
刺激物の使用を極力抑えよう…
砂糖、塩、脂を最低限にする方法
月例会の内容とは逸れるけど…
料理のテクと器具(電気調理器)でカバーである。料理のテクに関して私の知る範囲でさらりと触れてみる。
一応わたしはこれはかなりガチで教わった。(低温調理の第一人者の水島弘史ロジカルクッキング教室に通った)
計る、が一番大事。
水島先生のところでは、塩分量は総重量の0.8パーセント程度になっていて、ちょっとわたしには味が濃いことが多かったのだけれども、わたし流だと0.5パーセントから0.6パーセントくらいでちょうどいい感じ。
加熱は超弱火。
ガチ弱火。である。ガスコンロは一番右寄り(極よわ)
極力食材から水分出さないように。
じゅわじゅわとフライパンに染み出ているのは肉汁ではなくアク。
肉汁は肉のなかに閉じ込めよう。
砂糖とみりんは最近控えるようになった。
まだまだこれは研究中なのであるが、茅乃舎の出汁をパック破って振りかけて(量は研究中)、そのあと0.5パーセント塩分量で味を調えるとわりといい感じ。切り干し大根、ひじきは砂糖みりん無でできる。
楽しくやらないと
最近は平日飯は「栄養摂取」重視。休日飯は「ちょっと凝ったモノを作る」なんて感じになっている。
平日栄養摂取飯は、作っていてつまらなさ満点である。食材の重さ計って、規定の塩分まぶして、弱火でじゅーじゅー、ひたひた煮る、で終了…
なのだが、ここに楽しさを見出す方法を月例会の講義のなかで発見した。
今回の月例会のなかで一番良かったとこ、
おいしさ、たのしみ、栄養、このみっつをバランス取ろう。
おいしさ、と栄養はたぶん大丈夫。だが、たのしみ。があまりないわたしの平日飯。(夫と語りながら食べるとかそういうことじゃなく、料理そのものに対する楽しみ)
楽しみ、をどこに見出すか?
それは試行錯誤。あら~低温蒸料理は食材の品質重視なのね。という発見とか。(これは勝間さんもおっしゃってたが、国産のかぼちゃの低温蒸は美味しいが、舶来品はマズいらしい。)
先にチラっと書いた「茅乃舎の出汁パックの有効活用」の研究、
「時短」の研究。これは調理にかかる時間を短くするんじゃなくて(むしろ低温蒸料理は時間かかる。)手順とかの改善とか。
「調理家電」購入のための研究とか。
「包丁」の使い方の研究とか。
まあ、つまらなく平日の栄養摂取飯にするんじゃなく、もっと前向きにやりたいな。と思ったのであった。
月例会ネタ続く…(今回のブログはあまりにも脱線しすぎた…)