大事なことを決めるときは勢いで決めちゃダメ。もちろん金額や時間だけで決めてはならぬ。ということはわかっている。一番大事なのは「己の欲望に忠実に。ホントに欲しいの?ホントにやりたいの?」ということを最近かなり強めに意識するようにしている。
もっと大人な表現を自分もしたい…なることを強く思ったことを。
2019年7月時点でわたしなりにひねり出した結論とその背景
新型コロナウイルス騒動がカナダを襲撃しない限り、来週の今頃はカナダのド田舎にオーロラ見物に行ってるわたしでありますが、行くに悶々いろいろ悩んでいた。お悩みタイトルは、行先をカナダにするか北欧にするか?
チラっとネットやパンフレットを調査しただけで以下のことが分かっていた。
カナダのド田舎はオーロラ見物以外やることない。昼間ヒマ。しかし、オーロラ遭遇率が高い。数値的なとこは90パーセントの確率で遭遇。とか紹介されている。
北欧はオーロラ見物+昼間の観光も楽しめる。がオーロラ遭遇率がカナダのド田舎よりは下がる。数値的なところでは70パーセントの確率で遭遇。とか紹介されている。
↓2019年7月の「ひろこの悩み。オーロラ見物編。」
https://hirokows.hatenablog.com/entry/2019/07/27/201420
この旅行を決めたのは、去年の夏ごろの話である。そのときは、
「探し求めていたものは何だったのか?」なることが決定打となり、かもめ食堂ワールドもマリメッコやムーミン、サンタクロースとのご対面を捨て、オーロラ一本釣りを選択し、カナダのド田舎に行くことを決意したのである。
自分なりに超考えたよ。と当時は思っていた。
2020年2月になって改めて知ったよ。「一点豪華基準」「総合評価方式」
最近再読した本、ブロガーちきりんさんのご著書「ゆるく考えよう」の中にて今のわたしにズンとくる章があった。
わたしはブロガーのちきりんさん、の大ファンである。ああいう「伝えたいこと」をわかりやすく表現されるような文章は憧れである。それに比べてわたしの文章なんて、「伝えたい、じゃなく、言いたいこと」を書き綴っているに過ぎない。ああ…
要約すると、
・人間は大事なことを決めるときに「総合評価方式」で決めたがる。
・「総合評価方式」とは、今回の旅行になぞらえるなら、観光できるけど、オーロラ遭遇できないかも。でも、北欧って憧れだわ~。オーロラは北欧で見れなかったらまたカナダいけばいいじゃん。→オイオイ…次なるわたしの行きたいところは標高高い南米だよ…極寒の地じゃなくって。等々…複数の基準が存在する。
・「総合評価方式」の最大の弱点は特に悪いとこが無さそう、な無難なところに落ち着くところ。
・他方「一点豪華基準」での決断においては、自分にとって大事なことのみ優先。今回の旅行ならオーロラ見物以外は捨て。
・「総合評価方式」「一点豪華基準」どっちで選んでも不満が出る可能性はある。でも、優先順位が高いことが成し遂げられれば、他の不満はガマンできる。
自分なりに考えた「探し求めていたもの最優先」なるやんわり表現が「一点豪華基準」なる素晴らしい表現での言語化ができた瞬間であった。
おまけ…
今回の一点豪華基準を阻むもの、それは、わたしの力じゃどうにもならん「天候問題」一応徳を重ね、善い行いをここ半年は続けてきたつもりである。おねがいしますなり。
バンクーバーから更に国内線乗り継ぎカナダのど田舎イエローナイフ、今回のオーロラ見物スポットの日々のオーロラ発生の状況…
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https://www.aurora-tour.com/aurora_info/Aurora_Infomation19.php