ここ数年、通ってるヤマハの教室開催のピアノの発表会なるものにエントリしている。
演奏会、でなく発表会…学習効果の測定。
学習効果の形が5分間にうまく詰まりますように。である。うまく学習効果をお披露目できるようにと対策した直前対策について書いてみる。一か月漬け…
↓今回発表会で使った曲。乙女の祈りという曲です。B5版で4枚。(オルゴール音楽でよくある曲。身近なところでは、東海道新幹線の新横浜とかの駅の安全柵開閉時の音楽)…(年々難易度が低下している感が否めない。今年の猛省すべきことのひとつである。ピアノに関しては…)
しかも、今年は発表会用の新曲へのチャレンジ無しの、過去にコンプリートした曲の焼き直し、である。
当然気が緩み(なんとか弾ける的な)、本気になったのは11月に入ってからである…
<今回の曲の攻略>
わたしはそんなに手のひらが大きくない。がこの曲はやたらと開脚系な1オクターブ離れたドとドみたいなのを一度に押さえるところが連発する。それも最初と最後に集中している。
最初と最後はとっても大事なのに…である。この開脚系な部分の攻略と似た様な曲調が続くのでそれを飽きない感にするのか。が課題であった。
<練習にあたって今回特に気を付けたこと>
・始まりと終わりに集中する
…夫が毎年似たようなことを言う。
「赤の他人の演奏はほとんどだれも聴いてない。聴いていたとしてもたぶん忘れる。が、始めの印象がいいと最後まで聴く気になる。あと終わりの印象も大事。真ん中は波あり谷あり(多少の間違い)は素人がやってるからしょうがない。」
なんだそうだ。
…ミスチルの桜井さんも2年くらい前にNHKのSONGSの特番のなかでのインタビューで
「最初の歌いだしにはすごくこだわります。」と言って、同じ歌いだしの3小節くらいを何度も何度も繰り返して、これだ。というとこまでレコーディングをしているのを見たことがある。
…というわけで私も始まりと終わりだけはコンプリートを目指すことにした。
最初のはじまりと4小節と最後の12小節だけはどんなことがあっても(酒に酔って帰っても)ぽろろ~ん。と練習を11月に入ってから毎日欠かさず続けてきた。
<途中で間違えたとき対策>
途中で間違えたとき対応としては
①不協和音を奏でつつ、強引に先に進む。
②不協和音になった時点で、キリのいいところから弾きなおす。
という方法が今のわたしで対応できる策であり、今までは②でやってきた。あれ?となったら、キリのいいところ(一小節前等)からもう一度引き直していた。
この話(①②どっちがいいんですかね?)を先生にしたところ、「弾きなおしより強引に行っちゃったほうがいいですよ~。みんながみんなその曲知ってるとは限らないですし、バレないこともありますよ。」と。
なるほど…楽観的に考え、①方式で強引に進むとする。(それ以前にこういうことが起こらないようにしなければ…であることは言うまでもない。)
<当日練習>
過去の経験より当日朝自宅練習して間違えたところはほぼ間違いなく本番でも蘇る。という話を先生にし、当日の朝はどのように過ごせばよいのかを聞いた。
「本番よりも意識的にスロースピードで弾くんです。たぶん間違えないから安心しましょう。」
「その後本番スピードで練習しましょう。気分おおらかに練習できますよ。」
と。
…実際はおおらかには練習できなかった…当然ゆっくりでも間違えるところがあるからである。…焦り禁物、と自分に言い聞かせる。が、当然この部分は本番でも不協和音として蘇った)
…ブログは本番編に続きます…