ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

シフォンケーキが突然焼けなくなった原因とその背景(オーブン購入に心揺れるがぐっとガマン。)

最近のわたしのブームは

・断捨離活動

・断捨離本読書

・お菓子作り(正確にいうと家にある数々の粉の在庫を処分する活動)

なのであるが、最近ある困った事が頻発するようになった。

「シフォンケーキがうまく焼けない。」

…今までシフォンケーキで失敗なんかなかったのに…

・6時間以上たってカンペキにケーキ自体が冷めているのに、型から外すと崩れる。

・崩れるだけじゃなく、膨らんでない。

・具体的にはケーキの底はなんか流しそうめんができそうな竹を二つに割った状態、だったり、(焼き縮み)側面に巨大な穴ができたり(型を外すときの失敗ではなく、そもそも膨らんでいない。)

・ビジュアル的には問題大アリだが味は今まで通りである。

等々…あまりにも悲しすぎて、ネタにする気にもならず写真も撮ってない。

 

先日の老眼鏡騒動(?)とか、新しく任されている仕事がうまく回らず(エクセルVBAとか記憶のはるか昔を辿る日々だったり、他人の作ったマクロはよくわからんよ…とか、今更債券とは?運用とは?的な商品の基本的なことをこっそり自宅学習する日々でもある。)

私生活に関しゴキゲン度が低い日々が続き、このゴキゲン度をさらに低下させる「シフォンケーキ失敗作の量産。」である。

なんか年々できることがどんどん少なくなってきたな~と思った矢先のこの「今までできていたことができなくなった」である。

真剣にシフォンケーキ本を読み漁り、動画サイトで混ぜ方やらなんやらを研究し…である。原因は自分にあるのか?それともオーブンのせいか?

以下曇った日曜日の昼下がりの原因追及奮闘記を…(まだカンペキ原因は追及できてませんが…)

同じシフォンケーキの角度変えて写真で撮ったモノを…

 A面↓

まあなんとか見れる感じまでに改善

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B面↓

つまみ食いではないです。ごそっと一か所だけ膨らんでいない。

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原因その1…オーブンの庫内の温度

シフォンケーキの本を読んでると、温度がだいたい180度前後で30分位焼く、ってのが基本ぽく私もその通りにやってきた。

が、あまりにも膨らまない…

念のため余熱しながらオーブン用温度計で計測してみると、

180度の予熱でなんと庫内の温度は140度にしかなってなかった…

これじゃあ膨らまないはずである。

というわけで、余熱を220度に設定したところなんとか庫内の温度が180度にまで上がることがわかったので、そのまま30分焼いたところ、

予熱時は180度だった庫内温度計は220度を指していた…

高温で焼きすぎた…

ちょっとガングロな出来栄え。

今後は220度に予熱して、その後180度に温度下げて焼いてみようかと思案中…

まずは失敗の原因の要素がちょっとは解消された気がする。

 

原因その2…材料の配合を元に戻す

たまたま図書館で見かけた本で粉モノ料理研究家の「なかしましほさん」の本を借りてきて、クッキーを作ったところ、ヤミツキなおいしさであった。

で、なかじましほさん方式の配合でシフォンケーキを作ると、うまく膨らまなかった…である。

なかしましほさん方式…17センチのシフォンケーキ型に卵4個

わたしの今まで方式…17センチのシフォンケーキ型に卵3個とベーキングパウダー使用

ケーキを膨らますのになかしまさん方式だと添加物(といっても安全なモノだけど)は使わずに純粋に卵の力だけで膨らます。

どうもわたしの卵白の泡立て方がマズいのか、なかしまさん方式でやると味はバツグンに良くなるのだが、見た目がイマイチになってしまう。

ので、元々のやり方のベーキングパウダーのチカラを借りることにすると、なんとか今までに近い状態に戻った…(なかしまさん方式よりは味はちょっと落ちるが…)

 

原因その3…加熱のムラ対策

いまウチで使っているオーブンレンジは

熱波は天井から降ってきて、その天井から降ってくる熱をファンを使って循環させて庫内を温める。というものである。(10年以上前に購入)

どうも、ファンのチカラが弱くなったのか、庫内の温度が場所によって20度近く結構異なるのだ。

で、今度作るときは15分くらいたったら、ぐるっとケーキそのものを一回りさせようかな。である。

庫内の背面にファンがある。ということは天井の継に熱風が来てるのはこのファンのあたりであろうかと。

一部の側面がごそっと膨らんでいないのはこの加熱のムラから来ているのでは?という仮説である…

 

金銭のチカラで対策を考える…(ホントに新しいの要るの?的観点)

2週間ほど前に夫に新しいオーブンレンジがほしい旨を伝えたところ、

イマイチ反応が薄めであった。

理由は「電子レンジが使えるから問題なし。」「家庭用お菓子はおやつである。ビジュアルにはこだわらない。」こんな感じであった。

 

が、わたしが原因を特定する前にひたすら今までと同じ方法と思われる方法でとりつかれたようにシフォンケーキばっかり作って、しかもビジュアルイマイチなものを量産しているのを見て、さすがに諦めた&呆れた反応をしてきた…

 

「どうしても新しいオーブンレンジ欲しいんだったら、まあ良いんじゃないの。ヨドバシのポイントとかもあるし。」「そんなにお菓子作りにマジにならんでも…」

…今までのわたしだったら、やったね。で即新しいオーブンレンジを物色…である。

が、なんとなく解決策が見いだせた感がある今日この頃…もうちょい頑張ってみようと思いつつ、最新のオーブンレンジのカタログをチラとみると、

大火力ヒーターとか、心躍る文字が飛び込んでくる。

…わたしが第一に優先したいのは、ケーキやパンがきちんと焼けるオーブンレンジなのである。が、余計な機能(自動メニューでナントカ系)はあまり要らないのである。

 

…断捨離魂的には「ホントに欲しいモノを買う。」である。

イマイチ超欲しいものが今のところ見つからず。

…まあ敢えて言うのなら業務用の小型のやつかな…(一般家庭に導入できるのかは不明だが)値段をチラっとみたらパン屋でも開かない限り投資額が回収できないお高いモノばかりであった…

 

↓ついでに玉ねぎ炒めたものを入れたお惣菜マフインも作ったの図。シフォンケーキで卵を使い果たしたため卵無し。ゆえイマイチ膨らまず…

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