ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

勝間塾月例会視聴記2019年2月(あなたの課題を効率的に解決する方法)

わたしが参加している勝間和代さん主催の「勝間塾」の2019年2月度の月例会を後追い視聴したのでそのことについて書いてみる。

今回の月例会のタイトルは「あなたの課題を効率的に解決する方法」

 

なぜに宿題提出はギリギリ(あるいは期限越え、未提出)になるのか?

今月は月例会参加にあたり、宿題があった。

宿題の内容は「あなたの課題を教えてください。」なるものだった。

…「わたしの課題」なんて、 May the Force be with you(スターウォーズの名セリフ、フォースとともにあらんことを)ごとき、いつでもそこにあるよ。問題山積み。

熟慮しなければ解を出せない宿題ではなく、その辺に山積しているマイ課題、その気になれば速攻宿題は提出出来たはずである。

なのに何故に提出できない人が私を含めて多いのか?

それは、

「勝間塾の課題は提出期限である日に、やるべきことではない。(=他の日に十分出来たはず)」

「勝間塾の課題を提出期限である日にやろうとすると、本来今日すべきことができない。」

「つまり、やることが多すぎて、玉突き衝突事故が自分の身の回りで起こっている。」

…そ、そうですよ…まさにそのとおり。提出期限を自分のなかで定めてそれを守ること。そのためには限られた時間だから何をやめて、何をすべきか。を取捨選択しないと。なのである。

 

 

問題解決に必要な要素

こんな例が挙げられていた。

例えば、冷え性で悩む人、悩んでいる人のうち、かなんでそうなるのか考えてますか?

もし考えていないんだったら、そもそもそれは解決すべきであるほど深刻な問題ではない。

なんで冷え性になるのか?を考えるほど深刻に悩んでいる場合、

その理由が「自分固有のものなのか」「一般的なものなのか」を考えてみて、

さらに、お悩みレベルを

「それほど困ってない」「生活に支障きたすくらい深刻」

と分けてみて、解決を探るのが良いという話があった。

一人で悩んでいてもしょうがない。

自力で解決できるのならとっくに解決できているはず。

気合根性は問題解決には不要。

問題解決の一助としての読書は有用。(本は知識つけるとかそういうことだけじゃなく自分の問題解決のために読むということ面もある。)

相談してみよう。(勝間塾にいるなら勝間塾専用サイトに投稿すると皆さんいい人なので何かしら教えてもらえる可能性大。注:これはわたしもこの勝間塾専用サイト見ていて本当にそう思う。)

専門家に相談。(医者)

 

適職探しとはなんですか?

解決しない問題のさらなる例として「仕事探し」というものがあった。

いわゆる適職探しの旅…である。

勝間さんいわく、この仕事探しの旅というものは、

一生の課題

適職探しというよりは、周りの人とうまくやる努力をする。

転職活動に及び腰になるのは断られるのが怖いから。

そして、ほほ~~~~っとわたしが今回の月例会を聞いていて思ったのは

「能力が生きる。っていうのは、周りの環境と相性いいか悪いか。」

そっ、そうだよ…わたしが前の会社辞めたのはこの環境悪化が主たる要因だったんだよ。別に仕事がキライとかじゃなくて、環境悪化が原因だったんだよ…それまでは環境との相性はバツグンだったのに急変したんだよ…わたしはずっと金融機関に勤務しているとはいえ、とっさの判断、反射神経がいる、細かい仕事、間違えが許されない仕事等々決してこの業務が自分の能力に向いているとは思わないのだけれども、まあ無いなりの能力も周りの環境で開花もすれば枯れることもあるのだよ…である。

 

さらに、ほほ~~っと思った話は続く。

「コンテンジェンシープラン」を考えずに転職活動しない。

「コンテンジェンシープラン」は大きな決断のときこそ考えるべき。

なる話になる。

…みずからのアホさを暴露すると、わたしは「コンテンジェンシープラン(Contingency plan)」という単語を今回初めて知った。

意味は「想定外の事態が起きた時のために、事前に定めておく対応策や行動手順、失敗した場合の行動計画。」

転職なら上手くいかなかったらどうすべきか?大きな決断(例:家を買う)するときだったら、コトがうまく運ばなかったら(物件選定やローンの支払い)どうするか?を考えるべきだ。

大きな決断が失敗すれば動揺して何も考えられなくなってしまう。

いいこと明るい未来のことばっかり考えて転職なり大きな決断すること多いけれども、実は予想される将来の危険性も同時に包摂しなければならないのである。

 

…至近に迫ったわたしの考えるべき「コンテンジェンシープラン」というのは3月の終わりに旅行に行くにあたり、雨だったとき対策、も一応は考えておく…こんなとこであろうか…ちっちゃい課題解決だな…

まとめ…

自分が抱える問題を問題解決にあたっては、

問題が存在していてかつ、それが深刻な時点で一人で自力解決はムリ。

知識多くて困ることは無い。

その知識の吸収のスピードが大事。

誰か(書籍、専門家、友人)に頼ろう。

…ま、そうだよね…いまさら当たり前のことをわかりやすく頭のなかで整理された月例会であった。

 

番外編…

質疑応答タイムで興味深いあるモノが紹介されていた。

それは、グーグルのアプリの「Google keep」というものである。

スマホやパソコン上での「電子付箋」的に使えるというもの。

チラとインストールだけはしてみた。

グーグルキープ導入にあたっての、最大の謎は「エバーノート」と「グーグルキープ」の相違点。なのであるが、これもチラと検索するといろいろと出てくる。

一番の相違点は保存できるデータの種類がエバーノートはほぼ何でもOKだけど、グーグルキープは画像と文章だけ。なとこみたい。相違点はまだまだあるけれども…(まあグーグルドライブがあるからいいか。だけど。)

わたしは普段はエバーノート派。プレミアム会員なるものになっているのだが、そこまでの使いこなしはしてないのでヒラ会員でもいいかな。とも思うこともある。

が、プレミアム会員の最大の利点はデータの保存容量ではなく、間違って消去してしまった文章や、やっぱ昨日の文章のほうがよかったかな、というときにある時点まで文章そのものを復活することできる。という機能である。

最近はブログの下書きがスマホでのエバーノート化しているので、この機能はわりと使える機能なんであります…

 

↓チラとインストールの図

家→会社で何歩歩いているか?(結果約2400歩…)に先週ふと興味を持ち、その瞬間をスクリーンショットした写真と今日のブログの下書き等

 

f:id:hirokows:20190302200634j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新・北斎展鑑賞記その2(2019/2/15)

先日出かけた新・北斎展の続きネタ…というより、新たなる発見があったのでそのことを。

北斎展その1…商業活動多かったの若かりし日と白波富士山どっかんモノは70越え作品

新・北斎展鑑賞記(2019/2/15) - ひろこの自由研究

 

美術展にいくと、「出品図録」なる飾ってある作品の作品番号、作品名、いつ制作されたか、所蔵先、いつ展示されているか(最近は前後期に分かれての展示も多い)等が書かれているものが入口配布されていて、これをいつも一部いただくことにしている。

 ↓新・北斎展の出品目録の一部

f:id:hirokows:20190302201253j:plain

美術展の公式サイトで紹介されている目玉作品はどこにあるか?テレビで紹介された作品はどこにあるか?を把握するため、というミーハー理由よりこの「出品図録」を頂いているのだが、今回ある表記に目が留まった。

 

 その表記とは「出品作品の所蔵先…島根県立美術館(永田コレクション)」という表記である。

 

六本木の森アーツセンターギャラリーで2019/1/17-2019/3/24期間にて開催されているこの「新・北斎展」で展示されている作品のかなりの数(今回は出品総数がチラと出品図録を見ると479作品あるのだけれども、数を数えるのがめんどくさくなるくらい「島根県美術館(永田コレクション)」というところが所属先の作品が多い。ざっと出品図録みただけでもたぶん6割強(もっとかも。7割行ってるかも)近くがここの美術館に所蔵された北斎作品だと推測。

 

島根県にある有名美術館は、足立美術館だけじゃないのね…

島根県にある美術館で超有名どころとしてわたしのアタマにインプットされているのが「足立美術館」というところである。

横山大観の有名作品が所蔵されているのと、日本庭園が有名なところ。

足立全康さんという苦労人であるが商才のある方が、不動産で財を成し、絵画を沢山集め、都市伝説によると日本絵画と日本庭園のコラボレーションに心血注ぎこみ、日本庭園の景観を守るための電線を排除する施策として電線を地下化を進めてたり、そのための用地買収をしたり、なんてことで有名な美術館であります。

…まだ行ったことないので行ってみたい。と前々から思っていた美術館の一つである。

足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART

 

 島根県立美術館に興味を持つ…

そして、島根県にある実は足立美術館以外にも有名どころなんじゃなかろうか。なのが今回わたしが興味をもった島根県立美術館である。

 

島根県立美術館|SHIMANE ART MUSEUM

 

チラと調査。

新・北斎展に相当数の出品がなされていた、島根県立美術館(永田コレクション)とは、島根県出身の永田生慈さんという北斎研究家で有名な方(もうお亡くなりになった)が寄贈した作品群のことを指しているらしい。

もうひとつ、島根県立美術館(新庄コレクション)なるものもあるらしい。新庄さんという方が寄贈した作品群…

両者併せて、コレクションの数は相当数あるらしい。

 

そして、東京でこの島田県立美術館(永田コレクション)を鑑賞できるのが、今回の新・北斎展@六本木森アーツセンターが最後の機会らしい。

 

そして、更なる調査を進めると日本海に沈む夕日も堪能できる場所でもあるらしい。

…写真を撮ることが好きな私としては好感度急上昇、である。

この永田コレクションとやらが常設かそうでないのかは、美術館のサイトを見ただけではよくわからないのだけれども(この永田コレクションは2017年に寄贈されたもの、おその後10年かけて寄贈作品を調査研究し、お披露目も同時にする。なんていうのもチラとネットで目にした)

 

実はわたしが日本海側で行ったことのある県、って、

新潟県

・石川県

だけなのである。

島根県にも興味がわいてきた。

 わたしはどこか行きたいところ、があったときは、グーグルマップにも行きたいところスポットとして緑の印をつけて、いざその県やその近くにいくことがあったらそこに立ち寄ることにしているのだけれども、

松江(島根県立美術館)山奥?(足立美術館)…

結構ふたつ離れているのね…

 

f:id:hirokows:20190302201444j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最大3公演まで申込み可能、を第三希望まで申し込み可能、と読み違えるアホなわたし。

…私以外にもたくさんいたんじゃないかな…(ネットやツイッターとかでチラ検索する限り)最大3公演まで申し込み可能、を第三希望まで申し込み可能って理解した人…

わたしはMr.Childrenの大ファンである。最近ライブの抽選申し込みをするにあたり、正しく日本語を理解せずに残念なことをしてしまったこと、に関して書いてみる。

 

5月より始まるミスチルのドームツアー「Against All GRAVITY」ファンクラブ先行、サイト一次抽選、サイト二次抽選、とまで来て現在サイト第三次抽選真っ最中…

わたしは、ファンクラブ先行抽選で第三希望(正確には三か所目の申込み欄)に申し込んだナゴヤドーム公演に当選しているので、まあ良しとするんだけど、できれば東京ドーム公演に当選したかったよ。である。

 

普通に冷静に日本語の「最大3公演まで申込みできます。」を解釈すれば、

「3つの公演まで申し込めますよ。」

「3つ申し込んだ場合、どれか1公演は当たるかもです。全部外れることもあり得ます。」

「ひとつの公演だけ申し込んでいれば、その公演に当選するかもです。外れることもあります。」

 

となるところを、わたしは第三希望まで申し込めます。とアホ勘違い甚だしい読み方をした。この私の自分勝手な解釈によれば、どれか一公演は当たるかも。である。まあ実際滑り止めとして申し込んでおいた公演に当選したので悔いはない。(申込みすべて外れるということももちろんあるので)

 

でも、ネットでチラと調査する限り、正しく日本語を解釈された方(本当に行きたい公演一つのみ申し込み、確実に仕留める)がファンクラブ先行に限っては当選されているっぽいのである。

…最近はチケットのダフ屋の横行やなんやら、でやっとこミスチルも本当に来たい人に裾野広くチケットが渡るように、と本人確認がないと参加できない電子チケット方式に移行したのである。

ならば、一公演は確実に当選する可能性が高いんじゃなかろうか。機会均等、機会平等…特にファンクラブの先行だったらなおさら…

 

(事実ファンクラブ抽選がハズれても、傾向としてその後大本命公演をひとつだけ申し込む方式にすると、なんとかサイト一般抽選でも当選する傾向っぽい。)

 

この前の横浜アリーナの公演は一人一公演の申込み、となっていたのでわかりやすく素直に申し込みなんとかファンクラブ先行抽選で当選。

 

今回の5月から始まるドームツアーに関して、わたしは最大3公演まで申し込み可能、を第三希望まで申し込み可能、と勝手に思い込み、

「東京ドーム平日、東京ドーム日曜日、ナゴヤドーム土曜日、」と自分の行きたい順に申込みをした。

この「最大3公演まで申し込み可能です。」という表記はファンクラブ先行抽選のち、サイト一次、二次とも同じ表記が続いているのだが今更遅いが、悔い改め、その後は「東京ドーム平日公演1本釣り」で申し込んでいるのだが、当たらない、当たらない…複数当選がどうもなさそうな雰囲気である…チケットが電子チケット化されていることもあり、名寄せ等が可能になったためと推測…

ミスチルのライブの動員数(五大ドームツアーすべて満員)というのはライブ複数回参戦者があってこそ成り立っていると思っていたのだが、今回のライブに関してはどうもそうではないらしい。(ごくごく少数中には強運な人もいらっしゃるみたいですが)

本当に行きたい人が来ているライブ、と5月からのツアーはなるのか…である。

それはそれで楽しみ。今まで以上に盛り上がりそう。一期一会を楽しむってことで。

ミスチルファンクラブからの解釈多元?な申込案内メール。数ヶ月前のモノですが…

f:id:hirokows:20190227082546p:image

 

 

 

新・北斎展鑑賞記(2019/2/15)

富士山どんっ、白波どんっ、(いわゆる冨嶽三十六景の名所浮世絵のこと…)くらいしか葛飾北斎のことは存じず、江戸時代で90近くまで生きたスゴイ人、くらいの知識にて、新・北斎展(森アーツセンターギャラリー)に行ってきたのでそのことを。

 

接近戦…

冊子や絵葉書サイズの紙に描かれたもの展示が多い。細い線で詳細に描かれた歌舞伎役者の動きの図とか(漫画と称されるらしい)、絵画の見本とされる手本帳みたいなものとか。変わったところでは「お菓子の包み紙」とか。近くに寄らないと鑑賞しずらいモノが多い。

お若いころは芸術活動より商業活動、を結構されていたっぽい。これも初めて知る。

冨嶽三十六景の出来上がりは70歳越えの作品らしい。

あとは、この接近戦で鑑賞できる作品のなかには、荒波どっかーん、が描かれたものものやドクロな絵もあり、冨嶽三十六景の名所浮世絵やドクロな浮世絵に数十年後再生?されていると想定されるものもあった。

魚のウロコや人間の目やらが現実にない感じに想像の世界だけれども緻密に描かれていたりとか。

 

接近しないで鑑賞するもの系…

おなじみの赤い富士山、富士山どんっ、白波どんっ、の冨嶽三十六景の作品もすべてのものではないが、相当数(出品目録を数えたら会期で作品の入れ替えはあるみたいだが26作品展示がなされるらしい。)

あとは掛け軸風な細長い紙に書かれた浮世絵たくさん。珍しいところで向日葵を描いたものもあった。

 

芸術のすばらしさはわたしのチープな表現では称せないため、気づいたことをいくつか書いてみる。

 

客層

美術館の主たる客層というのは、いわゆるマダム世代…が多いのが通説であるが、この新・北斎展、男性のお客さんがすごく多かったのである。(この美術館が20時閉館ということもあるけど)

生涯現役、素晴らしいモノを生み出すその生涯に魅力を感じるのか?

 

照明

美術館って異様に寒い(最近は作品保護とやらで、床暖じゃなく床冷房いれてるんじゃないの?と思うくらい冷気が漂うとことかも。)というイメージがあるのだけれども、この森アーツセンターはそういうことは無かった。が、別の意味での作品保護がかなりかかってた感じ。

それは「照明」である。

いつもの美術館に比べると暗い…のである。スポットライトみたいな照明が部屋のあちらこちらで部屋を照らす。

ムーディというほどの暗さではないが、床に来館者の影がくっきり映るのだ。

先にわたしは「今回の展示物は接近戦で鑑賞するものが多い」なることを書いた。

そうです…接近すると作品に人影が映るんです。と言いたいところであるが、きちんとここは計算されており、作品そのものには影がかからないようになっているのであった。(枠とかには影が落ちる)

なるほどなるほど、こういう配慮もあるのか。である。

一般的に美術展は接近戦は禁じられているところが多いけどここはガラス越しにどこまで近づいても大丈夫だった。

 

混雑度…

なんだか休日の混雑ぶり(入場までに60分超え待ちとか)がものすごいことになってるっぽいのだが、平日もそこそこ混んでいる。

わたしが行った平日の夜18時半くらい、はテレビ局の収録が19時から入りますが、いいですか?なる受付でのお断りがあったのだが、そんな悪条件のなかでも、結構来館者はいた。

…すでに何本かの北斎特集の番組を最近やってたのに、まだテレビで紹介するの???(撮影風景をチラっと盗み見しましたが、どこの局が収録しているのかわからんかった)また人来るじゃん…

 

作品撮影禁止なので、入口のとこと、追加料金で東京シティビューに行かなくても美術館のフロア(52F)から観れた東京の夜景の写真載せときます。

 

 

f:id:hirokows:20190223171254j:plain

 

f:id:hirokows:20190223171320j:plain


 

 

 

霧ケ峰高原にてダイヤモンドダストに遭遇した件(2019/2/10)

東京大雪降るかも警報が出ていた2019/2/9-2019/2/10にかけて、長野県に写真撮りに行ってきた。

2/9は、信玄餅詰め放題満喫、空振り写真満喫の大町市安曇野市豪雪ドライブをしてきた。で、2019/2/10の記録を。

 

朝5時少し前に宿泊していた塩尻市のホテル出発。この時点で粉雪チラリ、雲厚し…天気予報は「晴れ」となっているが、「天気予報の晴れというものは太陽が出る的晴れではなく雨が降らない、というくらいの理解のほうがよろしい。」という妥協的判断のもと、霧ケ峰高原まで向かうこととした。

諏訪インターを降りて、山奥へ向かう…天気はイマイチではあるが、標高の低いころも木の枝がお菓子の小枝ちゃん(霧氷がついている)である。うひょっ、むひょー。である。標高1500メートルあたりがこの日の目的地である。

昨日は撮れ高ゼロであったが、今日は撮れ高ゼロではなさそうである…ただし曇天だったら、水墨画世界満喫であるが…一路ミーハースポットへ向かう。

 

が、道中何年か前にきて、ノー撮れ高であり、今回はここに一応ここだよね。と思っていたミーハースポットには数年前と様変わりし、パトカーの厳重警備が…路駐禁止である。

ただし、親切なことに「奥さんとお二人の三脚はここで下していただいて、奥さんに場所確保しててもらって、ご主人は上の駐車場まで車運転してもらって、またここに戻ってくるってのはアリなんでそうしてもらえますか?」なるアドバイス…だが、チラとみるともう三脚を立てるスキマは無い。というわけで上の駐車場(車山)に行き、他のとこで撮影しようともくろむ。

 …ミーハースポットとは、富士山&小枝ちゃんのような真っ白になった林で覆われた山がが望めるところ…チラと見るに、この日は小枝ちゃん山肌ではあったが、富士山があんまり積雪無かったのと、空の色が鉛色であった…

 

まさかの出会い…

わたしたちは前日に東京を出て、安曇野、大町方面ぶらり(正確には雪でつるり)して塩尻市の宿泊して、霧ケ峰高原に向かったのであるが、なんと写真を趣味にしている実家の両親に長野県の山奥の駐車場で遭遇である…オドロキ…(あっちも相当驚いていた。)父いわく、「今日は風ちょっと吹いているから微妙だけど、ダイヤモンドダスト撮れるかも。太陽はこっちから出るから、もし撮るならあっち。」みたいなことを教えてくれたので、それを頭に置きつつ、その場で別れる。(その後再度合流)

 

で、ここからが真打のまさかの出会い、ダイヤモンドダスト編…

わたしはダイヤモンドダストというのはマイナス20度くらいまでで、極寒の地じゃないと遭遇することは難しい。と思っていた。霧ケ峰高原はそんななかでもわりと湿気がたまりやすいっぽく(地名的にも)、わりとダイヤモンドダストは発生しやすい。とはなんとなくは聞いたことはあったけど。

今回も小枝ちゃん霧氷狙いで来たつもりでダイヤモンドダストを撮ることは全く想定していなかった。(この日マイナス15度くらい。)

ダイヤモンドダストは大気中の水蒸気が昇華してできた氷の結晶が太陽光線にあたって光るもの。プラスほぼ無風じゃないと、光上手く当たらず。だから、背景が白いとこはダメなのである。(背景白いところで自分の目で見る分には綺麗だが、撮るのは難しい。)駐車場からちょっと歩いたところに影となっている山肌発見。

 

…東京カメラ部的なステッカーが三脚に貼ってある若いお兄ちゃんたちが何人かいたので、ここで待ち伏せすればよろしいかな。と思いしばし待ち伏せ。なかなかダイヤモンドダストは出現せず、お兄ちゃんたち一時退散。(その後慌てて戻ってきたが、割とこの日はいろんな場所で背景白いとこでも黒いところでもダイヤモンドダストが発生したっぽく、お兄ちゃんたちは背景白いとこにいて慌てて戻ってきたんだそうだ)

7:50頃突如目の前にキラキラと光るものが出ては消え、出ては消え、である。

空気中の氷の結晶ダイヤモンドダストの原石的なものは太陽に当たらないときは単なる粉雪風、あまり自然現象に興味がない大昔のわたしだったら、「粉雪舞ってるね~」で片づけそうなくらい地味なモノである。

それが太陽に光に照らされると、キラキラである…

 

降り注ぐ日差しがあって、黒い背景があって、そのすべてが意味をもって讃え合っている。という感じ…どちらかが欠けてもダメよ。

一番欠けてるのはわたしの腕前…というのは棚にあげておく。

(注:NHK北京オリンピックテーマソングだった、Mr.Children の「GIFT」の歌詞

「降り注ぐ日差しがあって、だからこそ日影もあって、そのすべてが意味を持って互いを讃えあっているのなら、もうどんな場所にいても光を感じとれるよ」という歌詞の一部の流用です…)

 

8Kで撮影したNHKのネイチャー番組みたいなのがあるけれども、こういうものを撮影する為にあるんだよ。なることを強く思ったのであった。

唯一の自分の残念行為とすれば、画に明るさがほしくて、PLフィルタ外しちゃったんですね…わたし。これはたぶんPLフィルタ付けていれば、もっとダイヤモンドダストに色着いたかも。なのである。画に明るさ欲しいなら、明るいレンズ買えよ自分…なる新たなる物欲もフツフツと…

 

2019/2/10 7:58 この日は7:50ごろから断続的にキラキラ降り注ぐダイヤモンドダスト(ずっと出ているんじゃなく、出たり、出なかったり、の繰り返し)

f:id:hirokows:20190223182718j:plain

209/2/10 7:40 ダイヤモンドダスト出現10分前…

f:id:hirokows:20190223182904j:plain

 

 おまけ…

太陽の場所はどんどん高くなる…で、光の当たり具合が変わってくるので移動したいところであるが、移動すると背景が黒いとこじゃなくなってしまうことも。

加えてどんどん気温も上がってくる。氷の結晶は儚く溶けちゃう…

なので、一期一会。日ごろの行いをきちんと改めよう。と改めて小さく誓ったわたしであった。

 

 

 

 

 

信玄餅は冷凍保存が可能だった件

先日山梨県にある信玄餅テーマパークにいって信玄餅詰め放題をして来た。
ひとりあたり、10個以上の信玄餅を消費せねばならない。

 

hirokows.hatenablog.com

hirokows.hatenablog.com

 


信玄餅詰め放題翌日には「わたしは食べないからね」と宣言したにもかかわらず夫が
「諏訪に来たらこれでしょ。」(注:またそのうちブログのネタにしますが、信玄餅と戯れた翌日は諏訪の山奥まで出かけた)
ということで、諏訪大社の入り口にお店のある和菓子屋の羊羹入手…キンギオブ塩羊羹らしいです…

f:id:hirokows:20190220082637j:image

というわけでわたしの詰め放題取れ高信玄餅は冷凍庫で静かに余生を送ることになった。冷凍した信玄餅ってどうなんだろう?に関する考察。
そもそも消費期限過ぎの信玄餅ってどうなの?
健康被害はない…わたしの基準ですが。
ただ、健康被害はないのだけれどもお餅同士がくっつきやすくなって食べづらい。
具体的には、付属の楊枝だと食べにくい、ちょっと指先でお餅同士をはがして食べる。という感じ。心なしかおもちも柔らかくなってる感じが。(硬くはならない。)

ちなみに、夫基準?(賞味期限一週間越えの真冬の常温保存)でも1週間超えた信玄餅もノー健康被害です。

 

肝心の信玄餅は冷凍保存可能か?
可能です!!冷凍庫からだして数時間後には普通に食べることができる。味及び食感に違和感なし。
ただし常温保存で賞味期限越えの信玄餅同様、この場合もちょっとお餅はくっつきやすい。

 

 

 

横田裕市 作品展(フィンランド 冬の光)鑑賞記

銀座の四丁目の交差点のところにある銀座プレイス6Fにある、ソニーイメージングギャラリー銀座で2019/2/1-2019/2/14まで開催されていた、横田裕市さんの「フィンランド冬の光」という写真展を観に行ってきたのでそのことを。
 
撮影地が紹介されていて、ロヴァニエミ、イナリ、ムネニオ、サーリセルカ、ヘッタ、ケトメタラ、ポシオ…
え、どこ?なんでありますが、すべてフィンランドの地名らしい。
 
 
叶えたい野望に関する懸念事項が改めてムクリ…
…ここ数年のうちにわたしの叶えたい野望のひとつに「生オーロラを観る、撮る」というものがあるのだけれども、わたしの頭の中では「行くならアラスカ」とずっと前から思っており、その理由というのが「北欧よりオーロラ本体が出現しやすいっぽい」というものだった。
半面、これはオーロラがちゃんと出てくれれば何の問題もなく、夜オーロラ、昼寝る、で良いのだが、万が一…日ごろの行いに不安のあるわたしが行くとなって、夜ノーオーロラ、となった場合昼間冬のアラスカあたりだと何もすることが無さそうっぽい。という懸念もあった。
 
グラリと揺れる想い
で、先の謎の地名、オーロラ鑑賞地としては有名スポットであることを今回知る。
しかも、わりとHISとかでのツアーでも組み込まれているではないか…オーロラならアラスカ一択、のわたしにとっては大いなる収穫。
今回の展示されていた作品も空にオーロラどーん、超広角で撮りました~。天女のヒラヒラ舞う、みたいなものだけじゃなくて、雪が積もった三角お屋根ハウス上空にオーロラ出現、なんてのもあったりして、北欧でオーロラ観る撮るのもアリかな…観光も楽しそうだし。とグラリと自分の気持ちが揺さぶられたのであった。
↓こんな感じはカワイイ。(案内状のハガキ)
 

f:id:hirokows:20190218224243j:plain

↓自分の今後の行動指針用に撮影してきた場所一覧
 

f:id:hirokows:20190218224314j:plain

 
雪ぞり3か月冒険記
ギャラリーの中に映像作品があった。
この横田さん、数年前に4000人の全世界からの応募者の中から選ばれし冒険者として(いろんな国籍の人が何人か選ばれてチームで冒険、みたいだった)
ハスキー犬の犬ぞりで3か月北欧駈け廻るという冒険をされていたそうだ。
映像作品のなかで一番印象だったのは、
犬ファースト、どんなに人間が疲れていても、まずは犬のお世話なんだそうだ。(餌やりだけではなく、足のケア(氷のカタマリを爪から取り除くとか)、犬の寝床づくり(犬は外で寝るが、氷に直寝ではなくワラをしいてそこで寝るっぽい)
確かに犬がいなければこの冒険は終わっちゃうんだもんね…である。
今回の展示作品のなかにも犬ぞりでの冒険のときに撮影したと思われる作品もあり、ピンクの朝焼け(なかなか冬の北欧は太陽が出ないらしいが)を背にぞりが地平線を駆け巡る、なんていう写真もあったりした。
 
なるほどな、の展示
今回のオーロラ写真展、わたしの勝手なイメージではツルツルテカテカな紙にプリントしてあるものだとばっかり思っていたのだが、実際はほとんどの作品は「和紙っぽい紙」にプリントされていた。(テカテカしない。)
その理由というのが、作品に対しての撮影を許可している。なので、スマホとかでツルツル紙印刷のものを撮影すると光っちゃう。だから、敢えて、作品をスマホとかで撮っても光らないようにした。ということらしい。(チラと盗み聞き…)
…わたしは写真家さんの写真を撮影するのにはちょっと抵抗があって、ほとんどやらないのだけれども、ファンを増やすという観点ではこういうのもアリかな。と思ったのであった。