ひろこの自由研究

まいにち、は自由研究の積み重ね。楽しい日々を過ごすための研究結果の発表場所としてのブログ。

写真上達の秘訣(プロ先生の名言)

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写真は雨あがりのうなだれわらび。…先日の写真教室の実習で撮影したもので、教室に提出したものなのだが(公園の桜は絶対にだれかと被ると思い、あえて変なモノ勝負)ご指摘いただくまで気づかなかった致命的な問題点がある…
その致命的な問題とは、「上のほうに写っている謎の黒い植物だかなんだかの影…」
これは外して写すことももちろん可能であり、本来はそうすべきであった。
しかも、さっき自宅で確認したら、無意識(偶然?)のうちに黒い物体が外している(というか外れた)写真も家にはあったのだが、色合いがこちらが良いと判断し、持参…


今通ってるネイチャーフォトの写真教室ではお約束事がひとつある。そのお約束とは、

加工禁止。である。
加工、とは撮影後に整形手術を施すことで、合成系、トリミング系が禁止なのだが、加えて自然現象では起こりえない色合い等への加工も禁止である。
明らかにこの時間にその空の色はないだろ〜。みたいなポスターちっくなド加工写真や、長時間露光しすぎてありえないくらい絹の糸状態になった川の流れとかも自然じゃないね。的なことになる。教室でも提出写真には、「何時に撮ったの?」的質問が入る場合もある。見る人が見れば、こういう自然現象、色あいはあり得ない。というのがすぐわかるんだそうだ。
全体をやや明るめにする等のお直し、はアリなのだが、度を越えた整形手術はダメなのだ。一応わたしも教室にもっていく写真は無修正のものをもっていっている。
 
加工禁止、なのは上達への第一歩なんです。と説明があった。
トリミングは現場で。
…撮る時きちんとフレーミング決めましょう。
色の調整もその場で。
…光の当たり方や情感はその場で出しましょう。
とのことらしい。
…良いこと言うなあ、と聞き入ってしまった。
ピントさえあってれば、加工でなんとか。と甘い考えをついつい私は抱いてしまい、事後修正容認派だったのだが、たくさんの人を引き込む素敵な写真を撮り、何よりも写真や自然を愛する先生の一言には、説得力があったのであった。
 
料理だって味見とやらでいろいろ入れたりなんやすると素材の味もよくわからなくなり、味付けそのものもだんだんよくわからなくなる。(特にみりんは…)そのためのお作法として、計量して料理するんだから、写真もちゃんとその場でのお作法をせねば。である。
 
がんばります。