まさかの落選…絶対に当選すると思ってたんだけどな…事前評判の悪さゆえに…
しかも補欠にもなってないじゃん…
マネーフォワードのIPOに関する考察(資金調達の目的…) - ひろこの自由研究
まあ、赤字はダメとかPER出ないなんてナニゴトだとか思ってたのがあまりの気まぐれぶりに、神様は味方せず。で…超儲かると思われないのでそこまで悔しくはありません…と強がっておく。唯一の後悔事項としては、こういう申し込み系(ミスチルライブとかも)はわたしは大安の日に行う、と決め、常に遂行しているのだがその掟を破ったことが今回の敗因のひとつであると、これまた強がっておく。
(注:IPO抽選に参加するにあたっては、事前に前受け金の入金が必要なのだが、実際当選したばあい、当選の意思表明(=買いますボタンクリック)をしないと、権利が流れてしまうのである。(やっぱやめた、忘れてた、他証券会社分で当選したので今回辞退とかいろんなことが要因として考えられる。)
そのお流れ権利がたまに繰り上げ当選=補欠当選となることがあり(割と繰り上げ当選はアリである。個人的体験から言うと)、補欠、というのはそのお流れ権利が回ってくるかも、の意味。)
先日まで赤字企業は却下とか辛辣なことを思ってたマネーフォワードのIPO。
ふと思うこと(本を読んで)があり、当日〆切の日当日に参戦を決めた。
そのきっかけとなった本について書いてみる。
生涯投資家、という本を読んだ件
村上ファンドを率いた村上世影さんの著書である。
ちょっと前話題になった、(といってももう10年以上もたってる)2005年くらいに始まった、ニッポン放送買収騒動から始まり、その後の阪神タイガース買収騒動、その後インサイダー疑惑をかけられて逮捕された。という事件で有名になったあの方である。
この本自体は思っていた以上に読みやすい(書きぶりが平易)かつ、わりと面白い本だったので、また読書日記を書いてみようと思う。
で、話戻り、今回のマネーフォワードのIPOを気が変わって申し込んだかのきっかけになったことを。
ニッポン放送買収騒動(本来はこう表現するのじゃなくて、上場企業のあるべき姿にただしたかった騒動か…)はその後、村上さんも気づいていたニッポン放送を巡る歪んだフジサンケイグループの資本構造に目を付けた堀江貴文さんの「メディアとネットの融合騒動」「小資本(ライブドア)が大資本(フジテレビ)を飲み込む、宣戦布告、」的な報道が主流となってしまうのだが…
※超まるっと説明すると、今はフジ・メディア・ホールディングスと持ち株会社方式になっているのだけれども、当時はラジオのニッポン放送が親会社、その下にテレビのフジテレビが子会社として存在していて、時価総額の小さいニッポン放送の支配権を握ればフジテレビも支配できるというフジサンケイグループの歪んだ資本構造があった)
そんわけで、村上さんの逮捕のきっかけも、「まさかライブドアが大胆資本調達をしてニッポン放送の株を買い進めるなんて…」ということがその逮捕のきっかけの一つなので、村上さんと堀江さんはその後縁が切れた、絶縁状態だとわたしは思っていた。
が、そんなことはなく、現在の村上さんはお客から集めたお金を運用するファンドマネージャーじゃなく、私財を運用するみたいなことをしているらしいのだが、百戦錬磨の村上さんでもIT企業の行く先はわからないらない、そういうときは目先の効く友人に相談をする。みたいなことが本に書いてあり、そのなかの一人に堀江さんの名前があった。
村上さんでもわかんないんだよ…
…百戦錬磨の村上さんでもIT企業の将来性はわからないのだ。
わたしにも当然わからない。
…マネーフォワードもIT企業みたいなものだし、(そもそも従前の企業分類のくくりではどこに分類されるのかがわからない)その将来性は不確実要素が多く、わたしにはよくわからん事多数である。
マネーフォワードの株数はわりとベンチャーキャピタルの保有比率が高く、(勝手な想像だと少なくともマネーフォワードに投資するにはそれなりの目利きがあるはずだ)まあ個人投資家のなかでは不人気っぽい雰囲気がむんむん、なので(これは業績赤字&放出される株数の多さが主な理由)まあちょいくらIPO申し込んでみるか…である。
ある意味リードフォーアクション
本を読んで行動してみた。である…
↓
感想文2も是非書きたい。面白かった本なので。