勝間和代さんの有料メールマガジンをわたしは5年ほど愛読しているのだが、(週替わりで経済の話だったり、料理の話だったり、変化に富んでいてなかなか飽きさせない)
今週のお題は「健康で美味しく、ちゃんと理論に基づいてロジカルクッキング」なるお題である。
美味しく作るには食材から出るうまみ成分を逃がさないようにする。
その方法のひとつとして、うまみが全てごはんに吸収される炊き込みご飯というものが紹介されていた。
そして、この炊き込みご飯の具材は水を出す野菜系と水を吸う乾物系を一緒に入れることにより炊き上がりがべちゃっとならない。みたいなことが具体的な分量入りで紹介されていた。(乾物の例として水で戻した豆や切り干し大根が紹介されていた)
…なるほど…考えたことなかったよ。べちゃっとなる理由。具材が放出する水分だったんだ…
米がお醤油入りの水をうまく吸水しないんだと思っていたよ…
しかしながら、実際ごはんを炊く程度のことで計量はめんどくさいのである。
豆や切り干し大根を水で戻すのもめんどくさい。
…以下我流の方法でやってみたら意外と大丈夫だったので書いてみる。
豆はレンズ豆を使用。レンズ豆は水に戻す必要が無いのである!!(普段は軽く水で茹でた後、ひき肉に混ぜてなんちゃって健康ハンバーグやミートソースに使用)
米…3合を研ぐ
水…白米炊きの3合の目盛りに合わせる。その後、大さじ二杯分の水を取り除き、大さじ二杯分のお醤油を入れて混ぜる。
具材…しめじ(88円くらいのホクトのしめじ、を2パック)、人参半分、冷蔵庫で黄昏ていたコンニャク半分、
そして今回大いなる活躍した乾燥レンズ豆を大さじ3杯、
炊飯器で炊き込みご飯モードで45分炊く。出来上がり。
…ポイントは秤を一切使わず、適当に水を抜いて、その分お醤油を入れるとこである。
…乾燥レンズ豆のお仕事ぶりが素晴らしい。全然水っぽくないのである。
乾燥レンズ豆はなんちゃってひき肉、あるいは肉料理の付け合わせくらいにしか使った事が無かったのであるが、これからは炊き込みご飯の無くてはならない具材として格上げとなったのである。